
1歳の子どものコップ飲みを考えたとき、コップ飲みできないことやこぼすこと以外に、コップに手を入れるなどして遊ぶ場合や嫌がる場合の対策が気になるママもいるかもしれません。今回の記事では、コップ飲みをいつから始めたかやコップを選ぶときのポイント、練習方法の他に嫌がるときの対応についてご紹介します。
子どもの離乳食が進むステップにあわせて、コップ飲みができるようにしたいと考えるママもいるようです。そこで、ママたちが子どものコップ飲みをいつから始めたのか聞いてみました。
「うちの子は、離乳食中期くらいからコップ飲みの練習を始めました。いきなりコップだけを使用するのではなく、始めのうちはストロータイプのマグとコップを併用して、徐々にコップに慣らしていきました」(20代ママ)
「我が家では、1歳頃からコップ飲みを始めました。コップ飲みを開始するタイミングがつかめず、いつから始めようか悩んでいたところ、同じ月齢の友だちの子どもがコップ飲みを始めたと聞いて練習を始めました」(30代ママ)
子どものコップ飲みを始める時期は、離乳食の進み方にあわせてや1歳になってからなどさまざまなようです。
他には、子どもが11カ月くらいの頃に、上の子がコップでお茶を飲む姿を見てコップに興味をもったのをきっかけに、1歳になるタイミングでコップ飲みの練習を始めたというママもいました。
子どものコップを用意するときに、どのようなことをポイントに選んだのか聞いてみました。
「子どもが持ちやすい形かどうかを考えて選びしました。コップ全体の形だけでなく、持ち手の部分もサイズや形を意識して購入しました」(30代ママ)
サイズや形状など、持ちやすさをポイントにコップを選ぶことがあるようです。子どもが持ちやすいよう両側についたタイプのコップを選んだというママもいました。
「コップの中身が見えるように、透明タイプのコップを選びました。中身が見えることで、私がサポートするときも、コップの傾け具合がわかりやすいので便利です」(30代ママ)
コップ状態が確認しやすいという理由から、中身の見やすいコップを選ぶこともあるようです。ママのなかには、コップの中身が見やすいと飲み物の残りも確認しやすいという声もありました。
「うちの子は、コップに手を入れるなど遊ぶことがあったので蓋つきのタイプを選びました。蓋がついていると、うっかり倒してしまってもこぼす心配が少ないのでスムーズにコップ飲みの練習ができます」(20代ママ)
「コップが倒れにくいように底がしっかりして滑り止めがついたタイプを選びました。テーブルに置くときにバランスを崩しても底がしっかりしていると倒れにくいと感じました」(40代ママ)
子どもによっては、コップに手を入れて遊びだしてしまうこともあることから飲み物がこぼれにくくなるような機能を重視してコップを選ぶこともあるようです。他には、清潔に保てるように、お手入れしやすいタイプを選んだというママもいました。
1歳の子どものコップ飲みの練習はどのような方法で行うのか気になるママもいるかもしれません。ママたちが行っているコップ飲みの練習方法とママたちが意識したことをご紹介します。
コップ飲みを練習する容器は、おちょこサイズの小さなものから少しずつ大きくしていくのがポイントのようです。
ママたちに聞くと、コップ飲みの練習を始める前のステップとして、1歳前から自分で容器を持つ練習やスパウトやストローで飲む練習をしたという声もありました。
「コップで遊ぶかもしれないと予想し、中身をこぼすときの対策として床にはビニールシート敷いて練習をしました。私自身、床が濡れることを気にせずにいられることで、コップ飲みの練習を楽しみながらできました」(30代ママ)
「コップ飲みの練習のときの中身は水を使いしました。水であればこぼしても、床やテーブルがシミになりにくく、ベタつかないので掃除や洗濯が楽になります」(20代ママ)
床が濡れることや服が汚れることを気にせず、コップ飲みの練習に集中できるように意識したようです。ママのなかには、まずはお風呂でコップ遊びをして扱いに慣れさせたという声もありました。
1歳の子どものなかには、コップ飲みを嫌がることでコップに手を入れるなど遊びだしてしまう場合もあるかもしれません。実際に、子どもがコップ飲みを嫌がるときはどのように対応しているのかママたちに聞いてみました。
「始めは順調にコップ飲みの練習ができていました。しかし、途中から自分で上手くできないのが気になるのか、コップ飲みを嫌がり中身をこぼすようになりました。そこで、子どもが好きなキャラクターのコップに変えてみたところ、気に入ったようで嫌がることが少なくなったと感じました」(30代ママ)
子どもの様子にあわせてコップを変える工夫をしたようです。1歳くらいになると、好みのキャラクターが出てくる子どももいるようなので、コップに興味をもって使いたいと思うタイプを選ぶのも大切かもしれません。
「1歳頃まで使っていたストロータイプのマグに慣れてしまったからか、コップ飲みがうまくできないことで嫌がるシーンがよくありました。そのようなときは、子どもの様子にあわせて練習を一旦やめるようにしました。数日すると私がコップを使っている姿を見て、自分からコップを使いたいという仕草をするようになりました」(20代ママ)
子どものペースにあわせてコップ飲みの練習を進めようと意識していたママもいるようです。子どもの気持ちを優先に考えて、焦らずゆっくり進めてあげられるとよいかもしれませんね。
「上手にできたときは、たくさん褒めて子どものやる気を引き出すようにしています。コップ飲みを嫌がるときは、コップになりきって話しかけるなど工夫して、子どもが楽しくコップ飲みの練習ができるように心がけています」(40代ママ)
1歳の子どもがやる気になるような前向きな声がけようにしていたママもいるようです。他には、前向きな声掛けをするのと同時に練習中は笑顔で楽しい雰囲気になるようにしたというママの声もありました。
コップ飲みの練習をいつから始めるかは、離乳食の進み具合や1歳頃からなどさまざまなようです。練習するときは、こぼすことを考えて準備するのもポイントかもしれません。
コップに手を入れるなどして遊ぶなど嫌がるときやできないときは、コップを変えてみたり、前向きな声掛けをしてみたりして対応するのもよさそうです。コップ飲みの練習方法に工夫しながら、子どものペースにあわせて進められるとよいですね。
2019年02月03日
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