寝るときの指しゃぶり、いつまで続く?上手にやめさせる方法

寝るときだけなど具体的にシーンと子どもの年齢

寝るときの指しゃぶり、いつまで続く?上手にやめさせる方法

赤ちゃんが入眠の儀式として寝るときだけ指しゃぶりをしたり、寝ているときに無意識に指しゃぶりをしたりと、対応に悩むママもいるかもしれません。今回の記事では、生後2ヶ月から3ヶ月、4ヶ月頃に指しゃぶりが始まったというママたちの声をもとに、いつまで続いたかと1歳から3歳頃に子どもが指しゃぶりを卒業できるように工夫したことについて体験談をご紹介します。

赤ちゃんが指しゃぶりをするタイミング、理由は?

ママたちによると、生後2ヶ月から4ヶ月頃に赤ちゃんの指しゃぶりが始まる場合もあるようです。そこでに、いつ頃どのようなシーンで指しゃぶりをする様子が見られたかママたちに聞いてみました。


口さみしいとき

「生後10ヶ月の息子は、離乳食後の授乳をやめたタイミングで指しゃぶりすることが増えたように感じます。指をくわえていると安心するのかもしれないと思いました」(30代ママ)

口さみしいことが理由で、指しゃぶりをすると考えたママもいるようです。他にも、赤ちゃんがよく手足を動かすようになったタイミングで指しゃぶりを始めたため、遊びの一環のように感じたとのママの声もありました。


寝るときだけ

「生後4ヶ月頃から、お昼寝や夜寝る前など寝るときだけ指しゃぶりをする様子が見られました。授乳後に指しゃぶりをしていて、そのまま眠ってしまうこともありました」(20代ママ)

「赤ちゃんの頃おしゃぶりを使っていたのですが、1歳になっておしゃぶりをやめたタイミングで指しゃぶりが始まりました。基本的に声をかけると本人もわかってやめるのですが、寝るときだけは指をくわえたままでいることありました」(30代ママ)

ママたちによると、昼間は指しゃぶりをしていなくても、寝るときだけ子どもが指をくわえるという場合もあるようです。また、寝る前の授乳をやめたタイミングで、指しゃぶりが始まったというママの声もありました。

生後2ヶ月、3ヶ月の赤ちゃんの指しゃぶり。寝るときや授乳後など指しゃぶりするシーン

生後2ヶ月、3ヶ月の指しゃぶり。寝るときや授乳後など指しゃぶりするシーン

寝るときの指しゃぶりで気になったこと

寝るときの指しゃぶりについて、ママたちはどのようなことが気になっていたのでしょうか。


指のタコ

「1歳の娘の親指に、指しゃぶりによる吸いダコができてしまいました。昼間であれば私が指しゃぶりをしないよう声をかけられるのですが、娘の場合は寝ているときだけだったのでなかなか治らなくて困りました」(20代ママ)

指しゃぶりによって、指に吸いダコや傷ができてしまうことが気になるママもいるようです。また、吸いダコや傷が治っていない指で、周辺にあるものに触れることで衛生面が心配だったというママの声も聞かれました。


指を吸う音

「3歳の息子は寝るときだけ指しゃぶりが続いており、吸う力が強いのか音が少し気になりました。下に生後4ヶ月の赤ちゃんがいて、私も寝不足だったので早めに指しゃぶりを卒業させたいと思いました」(30代ママ)

子どもが指しゃぶりをしたとき、指を吸う音が気になったというママの声がありました。昼間に周りの音があると気づきにくくても、寝るときの静かなシーンや下の子の寝かしつけなどがある場合は、より気になりやすいのかもしれません。

寝るときの指しゃぶりはいつまで続いた?

指しゃぶりの女の子
iStock.com/ziggy_mars

子どもがいつまで指しゃぶりをするのか気になるママもいるかもしれません。実際に、いつまで続いていたかママたちに聞いてみました。

「4歳をすぎてからもしばらくは、寝る前になると指をくわえていました。あるとき下の子が指しゃぶりをしているのを見て赤ちゃんと同じだと思ったのか、自ら『もうやめる』と言って指しゃぶりをしなくなっていきました」(30代ママ)

「1歳半くらいで昼の指しゃぶりは卒業したのですが、寝るときの指しゃぶりは3歳くらいまでしていました。保育園に入ってからも続きましたが、その年の夏頃に自然とおさまりました」(20代ママ)

いつまで指しゃぶりするかは個人差は見られますが、ママたちによると3歳をすぎても続く場合もあるようです。自然としなくなったという声の他にも、子どもが指しゃぶりを卒業できるようサポートしたというママの声も聞かれました。

3歳半頃の指しゃぶりについて。卒業するための工夫や使ったグッズ

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寝るときの指しゃぶりへの対応

起きているときには声かけなどで対応をしていても、寝ているときの指しゃぶりのやめさせ方が気になるママもいるかもしれません。そこで実際に、寝てるときの指しゃぶりへの対応についてママたちに聞いてみました。


寝たらそっとはずす

「生後3ヶ月の頃、指しゃぶりをしていたのをやめさせようとすると、泣いてしまってなかなか寝てくれないことがありました。眠るまでは指しゃぶりをしても無理にやめさせず、寝入ってからそっと外すようにしました」(20代ママ)

赤ちゃんが安心すると考え、寝入るまで無理に指しゃぶりをはずさなかったというママの声がありました。はずすときには、よく眠って力が抜けているタイミングかを見計らうことも大切かもしれません。


手をつないで眠る

赤ちゃん寝かしつけ
iStock.com/itakayuki

「眠くなると無意識に指が口元に行ってしまうようだったので、『ママと手をつないで眠ろうね』と声をかけました。娘も心なしか嬉しそうで、安心したのか指しゃぶりをしないまま眠ることができました」(30代ママ)

寝るときだけ手をつなぐことで、子どもが指をくわえないで眠れたというママの声がありました。親子のスキンシップが増えることで、子どもが安心して眠るきっかけにつながるかもしれません。


手袋を使う

「眠ったあとにいつの間にか指をくわえていることがあったので、寝ているときだけ指しゃぶり防止用の手袋をつけて対応しました。ゆったりとしたサイズだったからか、特に気づいて目を覚ますこともなく朝までぐっすり寝ていてくれました」(30代ママ)

子どもの指しゃぶりへの対応として、寝ているときだけ専用の手袋を使ったママもいるようです。同じく手袋を使っていたママからは、子どもといっしょにデザインを選ぶことで嫌がらずスムーズにつけてくれたという声も聞かれました。

子どもにあった対応を大切に

男の子を抱っこするママ
iStock.com/maroke

ママたちによると、生後2ヶ月から3ヶ月、4ヶ月になった頃に赤ちゃんが指しゃぶりをし始めたとの声も聞かれましたが、いつまで続くかには個人差があるようです。1歳から3歳頃の子どものなかにも寝るときだけ指しゃぶりがやめらない場合もあるようなので、成長にあわせた対応が大切になってくるかもしれません。

手をつないで眠るなど安心できる雰囲気も意識しながら、指しゃぶりの卒業に向けた対応を進めていけるとよいですね。

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