離乳食中期とはいつからいつまでの期間が目安で、どのくらいの量を食べさせ、どうやって進めるとよいのでしょうか。今回は子どもの離乳食をはじめているママに向けて、離乳食中期の進め方のポイントや注意点などを紹介し、安心して子どもの食事をサポートするための情報を厚生労働省の資料をもとにご紹介します。
離乳食中期はいつからなのでしょうか。目安としては生後7か月8カ月ごろが中期と呼ばれているようです。
これまで1日1回だった離乳食に慣れてきたら、1日2回に増やしてみてもよいかもしれません。
離乳食の固さは舌でつぶせる程度が目安と言われています。
母乳や育児用ミルクは離乳食のあとに与え、育児用ミルクは1日3回程度、母乳は赤ちゃんが欲しがるだけあげるようにしてあげるとよいようです。
離乳食を完了する時期は、厚生労働省の離乳食に関する資料によると生後12カ月から18カ月ごろのようです。
離乳食完了に向けて、生後9カ月頃からは離乳食を1日3回に増やし、育児用ミルクは1日2回程度に減らしていくと言われています。
また、離乳食の固さは赤ちゃんが歯ぐきでつぶせる程度が目安のようです。
食事のリズムを整えることで規則的な生活リズムをつくり、食欲を育みながら自分で食べることの楽しさを伝えましょう。
離乳食中期から1日2回食事をとることで、生活リズムを整えていくようです。家族の食事で味付け前のものを、赤ちゃん用に取り分けて離乳食にする方もいるようです。家族みんなで食卓を囲む時間を増やしてあげるとよいかもしれませんね。
食品に慣れてきたら種類や調理法のバリエーションを持たせながら離乳食を進めていくとよいようです。
離乳食づくりは衛生面に配慮しながら、穀類や野菜・果物、たんぱく質性食品を組み合わせて、さまざまな味や舌ざわりが体験できるようにしてあげるといいでしょう。
離乳の進み具合に合わせ、調理法も変え食品の種類も増やしていくとよいようです。
離乳食初期にはペースト状になめらかにしていたつぶしがゆも、中期になると舌でつぶせる程度の食感を残すようにするとよいようです。1回当たりの目安は50~80gが目安となるようです。
野菜や果物も同様に、粗さを残しつつも舌でつぶして食べられる柔らかさに調理してあげるとよいかもしれません。1回当たりの目安は20~30gと言われています。
魚の1回当たりの目安量は10~15g、豆腐は30~40g、乳製品は50~70gと言われています。固さは舌で潰せる固さにしてあげるとよいようです。
食事の量はあくまで目安として考え、地域の食文化や家庭の食習慣等を考慮した無理のない離乳食の進め方を意識するとよいでしょう。
離乳食を上手に食べさせてあげるためのポイントをご紹介します。
離乳食中期の赤ちゃんのスプーンを選ぶときは、赤ちゃんが食べやすいように深さのない平らなスプーンを選ぶとよいですね。
赤ちゃんが食べたそうに口を開けたときに下くちびるにスプーンをのせてあげましょう。赤ちゃんが自然と上くちびるを閉じるまで待ってあげてみてください。
舌でつぶせるかたさに調理をしてあげると赤ちゃんも食べやすくなると言われています。目安としては、豆腐のかたさをイメージするとよいそうです。
離乳食中期には、つぶした食べ物を口の中でひとつにまとめようとする動きを覚えはじめる時期のようなので、口の中でまとまって飲み込みやすくするために、とろみをつける工夫もあるそうです。
離乳食が進むにつれて手づかみ食べをしたがる子どももでてくるかもしれません。手づかみ食べは、子どもが成長し道具を使う、食事をするうえでも必要になる動きへとつながっているようです。子どもが手づかみ食べをしたがる場合は自由にさせてあげるのがよいでしょう。
赤ちゃんは手づかみ食べをして、食べ物の大きさや形を目で確認し、手でつかんで固さや温度を確かめ、感覚的な体験をするようです。手づかみ食べが上達することは、食器や箸などを上手に使うために必要な過程となるのではないでしょうか。
おにぎりなどの手づかみ食べがしやすいメニューを作ってあげましょう。こぼしながらも自分で食べられるように、エプロンをつけたり敷物をしいたりして、汚れてもよい環境づくりをしてあげてもよいですね。
食べる意欲を持たせるためには、食事の時間までに空腹を感じてもらえるような生活をすることも意識したいですね。
離乳食中期がいつから始まるのかや進め方についてご紹介をしました。離乳食の期間や量はあくまでも目安ですので個人差はでてくるかもしれません。目安にとらわれずに、子どもの様子に合わせて離乳食をすすめ、ゆったりとした気持ちでわが子の健やかな成長をサポートしていけるとよいですね。
※記事内で使用している参照に関する内容は、2018年1月5日時点の情報となります。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
2018年01月24日
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