離乳食のパクパク期(完了期)に、離乳食の進め方や朝ごはんなどの献立に悩むママもいるかもしれません。今回の記事では、完了期に食べさせる野菜などの食材の固さの目安や量、手づかみしやすい離乳食レシピや味つけなど、離乳食を用意するときのポイントや冷凍保存の方法についてママたちの体験談を交えてご紹介します。
離乳食のパクパク期(完了期)とは、どの時期のことを指すのでしょうか。厚生労働省の資料によると、生後12カ月から18カ月頃が離乳食完了期のようです。移行するタイミングとしては形のある食べ物を嚙みつぶすことができるようになり、エネルギーの大半を母乳やミルク以外の食べ物から摂れる状態になったときがよいとされています。
ママたちは、パクパク期の離乳食をどのように進めていったのでしょうか。実際に、1日の食事のスケジュールや食べさせた量などをママたちに聞いてみました。
離乳食完了期になり、生活リズムを整えるために時間を決めて離乳食を与えているママもいるようです。また、朝ごはんの離乳食を食べきれずに残してしまったときに、午前のおやつの前に離乳食をまず食べさせてから、少量のおやつをあげるようにしていたというママの声もありました。
離乳食完了期に食べさせる量は、自治体で配られる資料を参考にしたママもいるようです。あえて少なめに盛りつけて、子どもが食べられた達成感が持てるように工夫したというママの声もありました。
完了期にあった離乳食の固さの目安として、食材を歯ぐきで噛める程度に調理したママもいるようです。食材を毎回柔らかくなるまで煮るのは時間がかかるため、1度に野菜やうどんなど何種類かの離乳食をまとめて作り、1食分ずつ冷凍保存したというママの声もありました。
実際に離乳食完了期に作ったレシピについて、ママたちに聞いてみました。
完了期の離乳食として、電子レンジを使って蒸しパンを作ったママもいるようです。洗い物も少なく手軽にできるので、朝ごはんやおやつによく作っているというママの声もありました。
完了期にブロッコリーを入れたハンバーグを作ったママもいるようです。苦手な野菜も、柔らかく煮てから刻んで混ぜ込むことで、食感も気にならずに食べやすくなるかもしれません
完了期の離乳食に魚を取り入れるときに、ツナの水煮缶を使ったママもいるようです。水煮缶を使うことで、魚の骨を気にすることなく食べさせることができたというママの声もありました。
完了期の離乳食を用意するときに、ママたちはどのようなことを意識していたのでしょうか。
離乳食完了期の頃、大人と同じ献立を用意する場合も全体的に薄味になるよう心がけていたママもいるようです。薄味にするなかでも、だしや調味料などの味つけのバリエーションを増やすことで、子どもが飽きずに食べてくれたというママの声もありました。
完了期の離乳食を用意するときに、手づかみ食べをしやすい工夫をしたママもいるようです。手づかみしやすい献立にすることで、自分でできることを楽しみながら食べることにつながるかもしれません。
パクパク期(完了期)の離乳食について、手づかみできる献立を考えたり、忙しい朝ごはんには冷凍保存活用したりとさまざまな工夫をしているというママの声がありました。野菜など素材の味を活かして薄い味つけを心がけるなど、パクパク期の子どもにあわせた離乳食を準備できるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2020年1月20日時点で作成した記事になります。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
2020年02月04日
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