離乳食のパクパク期(完了期)の進め方。手づかみ献立や冷凍方法

離乳食のパクパク期(完了期)の進め方。手づかみ献立や冷凍方法

野菜など食材の固さの目安と味つけの工夫とは

離乳食のパクパク期(完了期)に、離乳食の進め方や朝ごはんなどの献立に悩むママもいるかもしれません。今回の記事では、完了期に食べさせる野菜などの食材の固さの目安や量、手づかみしやすい離乳食レシピや味つけなど、離乳食を用意するときのポイントや冷凍保存の方法についてママたちの体験談を交えてご紹介します。

離乳食のパクパク期(完了期)とは

離乳食のパクパク期(完了期)とは、どの時期のことを指すのでしょうか。厚生労働省の資料によると、生後12カ月から18カ月頃が離乳食完了期のようです。移行するタイミングとしては形のある食べ物を嚙みつぶすことができるようになり、エネルギーの大半を母乳やミルク以外の食べ物から摂れる状態になったときがよいとされています。

出典:「Ⅱ離乳食編」/厚生労働省

パクパク期の離乳食の進め方

ママたちは、パクパク期の離乳食をどのように進めていったのでしょうか。実際に、1日の食事のスケジュールや食べさせた量などをママたちに聞いてみました。

1日のスケジュール

1歳3カ月の子どものママ
7時に起床してから朝ごはんを7時半に食べ、12時にお昼ごはん、18時に夜ごはんにしています。生活リズムを整えるために、夜の離乳食は遅くても寝る1時間から2時間前の19時頃までには済ませるようにしています。
1歳5カ月の子どものママ
息子は食欲旺盛なので、3回食にプラスして10時と15時にバナナなどの果物や幼児用ビスケットなどのおやつを食べさせるようにしています。離乳食の妨げにならないよう、量に気をつけながらあげています。

離乳食完了期になり、生活リズムを整えるために時間を決めて離乳食を与えているママもいるようです。また、朝ごはんの離乳食を食べきれずに残してしまったときに、午前のおやつの前に離乳食をまず食べさせてから、少量のおやつをあげるようにしていたというママの声もありました。

食べさせた量

離乳食
iStock.com/Wiktory
20代ママ
自治体から配られた離乳食の資料を参考に、軟飯は1食90gほどにしています。軟飯は炊飯器でまとめて炊き、1回分をラップに包んで冷凍保存しているので、毎回計る必要がなくスムーズに用意ができています。

離乳食完了期に食べさせる量は、自治体で配られる資料を参考にしたママもいるようです。あえて少なめに盛りつけて、子どもが食べられた達成感が持てるように工夫したというママの声もありました。

固さの目安

1歳2カ月の子どものママ
乳幼児健診のときに、栄養士の方から、指で軽く力を入れるとつぶれる程度にすると歯茎で噛みやすいとアドバイスを頂きました。調理するときは、自分で食べて固さを確認するようにしています。

完了期にあった離乳食の固さの目安として、食材を歯ぐきで噛める程度に調理したママもいるようです。食材を毎回柔らかくなるまで煮るのは時間がかかるため、1度に野菜やうどんなど何種類かの離乳食をまとめて作り、1食分ずつ冷凍保存したというママの声もありました。

パクパク期(完了期)の離乳食レシピ

実際に離乳食完了期に作ったレシピについて、ママたちに聞いてみました。

レンジで作る蒸しパン

かぼちゃの蒸しパン
sakura - stock.adobe.com
1歳4カ月の子どものママ
ホットケーキミックスと牛乳、かぼちゃなどの野菜を混ぜあわせた生地を、クッキングシートの上にスプーンですくって乗せます。上からラップをかけたら電子レンジで加熱すると蒸しパンの完成です。できたてのふわふわした食感が食べやすいようで、手づかみしながら食べています。

完了期の離乳食として、電子レンジを使って蒸しパンを作ったママもいるようです。洗い物も少なく手軽にできるので、朝ごはんやおやつによく作っているというママの声もありました。

ブロッコリーハンバーグ

1歳5カ月のママ
合挽き肉に、ブロッコリーを柔らかく茹でて刻んだものとつなぎの小麦粉を混ぜてハンバーグを作ったところ、よく食べてくれました。手づかみできるひと口大の大きさにしたところも、食べやすいポイントだったようです。

完了期にブロッコリーを入れたハンバーグを作ったママもいるようです。苦手な野菜も、柔らかく煮てから刻んで混ぜ込むことで、食感も気にならずに食べやすくなるかもしれません

ツナとトマトのショートパスタ

1歳2カ月の子どものママ
ツナの水煮缶と湯むきして皮と種を取り除いたトマト、柔らかく茹でたショートパスタを少量のオリーブ油で炒め、パスタの茹で汁としょうゆで味つけをしたら完成です。魚を食べさせたいときによく作るメニューのひとつです。

完了期の離乳食に魚を取り入れるときに、ツナの水煮缶を使ったママもいるようです。水煮缶を使うことで、魚の骨を気にすることなく食べさせることができたというママの声もありました。

パクパク期の離乳食を用意するときのポイント

完了期の離乳食を用意するときに、ママたちはどのようなことを意識していたのでしょうか。

薄味を心がける

1歳3カ月の子どものママ
パクパク期のときの息子の離乳食は、大人の味つけの濃さを半分程度にするように心がけています。だしを取る時間がないときには、かつお節をそのまま離乳食に入れたり、無添加のだしの素を使うようにしていました。
1歳5カ月の子どものママ
パクパク期の頃、ミートソースやシチューなど薄く味つけをしたところで娘の分を取り分けてから大人向けの味つけをするようにしていました。献立を立てるとき、子どもに取りわけやすいメニューを考えることも意識しました。

離乳食完了期の頃、大人と同じ献立を用意する場合も全体的に薄味になるよう心がけていたママもいるようです。薄味にするなかでも、だしや調味料などの味つけのバリエーションを増やすことで、子どもが飽きずに食べてくれたというママの声もありました。

手づかみしやすくする

1歳4カ月の子どものママ
パクパク期になり、息子が食べやすいようおかずを食べやすい大きさに切ってから盛り付けたり、手づかみできる大きさの離乳食を作ったりするなどの工夫をしました。自分で食べられることが嬉しい様子で、自ら進んでよく食べてくれました。

完了期の離乳食を用意するときに、手づかみ食べをしやすい工夫をしたママもいるようです。手づかみしやすい献立にすることで、自分でできることを楽しみながら食べることにつながるかもしれません。

パクパク期は子どもにあわせて楽しく食べよう

パンを食べる赤ちゃん
iStock.com/recep-bg

パクパク期(完了期)の離乳食について、手づかみできる献立を考えたり、忙しい朝ごはんには冷凍保存活用したりとさまざまな工夫をしているというママの声がありました。野菜など素材の味を活かして薄い味つけを心がけるなど、パクパク期の子どもにあわせた離乳食を準備できるとよいですね。

※記事内で使用している参照内容は、2020年1月20日時点で作成した記事になります。

※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。

2020年02月04日

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