節分の太巻きの用意を考えたとき、いつからなのかやどのような意味があるのか、その年の方角や食べ方の他に入れる具やレシピ、あわせるおかずについて気になるママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、節分に太巻きを食べる由来や節分にちなんだ献立とあわせて、子どもと楽しむ工夫についてご紹介します。
節分に邪気を払うことや福を呼び込むといった意味の風習として、豆まきをしたり柊鰯を飾る他に太巻きを用意する家庭もあるようです。そこで、節分の太巻きを用意するときに気になることについて聞きました。
「昨年の節分に子どもから、太巻きにはどのような意味があって、食べるときは決まった方角を向いて食べるのか聞かれたときにわかりやすく説明できませんでした。子どもにもわかりやすく伝えられる意味や由来など知りたいです」(30代ママ)
「節分に太巻きを用意したときに、おかずにはどのようなものをあわせたらよいのでしょうか。節分にぴったりな献立が気になります」(20代ママ)
「子どもが節分の太巻きを食べるときのコツにはどのようなものがあるのでしょう。楽しみ方も知りたいです」(40代ママ)
節分に太巻きを食べる意味や由来の他に、太巻きにあわせた献立や子どもと楽しむための工夫が知りたいと行った声もありました。実際ママたちはどのように節分の太巻きを用意していたのでしょうか。
節分に食べる太巻きの意味や由来はどのようなことがあるのでしょう。節分の太巻きについて、なかに入れる具や食べ方をあわせてご紹介します。
節分に太巻きを食べるようになったのはいつからかはさまざまな説があるようですが、大阪で節分をお祝いしたり商売繁盛を祈ったりするときに用意したのが始まりとされているようです。太巻きには、運を巻き込むことや、鬼の金棒に見立てて邪気を退治するといった意味もあるといわれているようです。
太巻きには七福神にちなんで7種類の具を入れるとよいようで、一般的にな以下の具を入れることが多いとされています。
・うなぎ
・卵焼き
・かんぴょう
・きゅうり
・しいたけ
・桜でんぶ
・高野豆腐
なかに入れる具には、特に決まりはないそうなので、家にある具材や子どもの好きな具など好みで入れて太巻きを作るのもよさそうです。
節分の太巻きは、縁や福が途切れないように包丁では切らず丸ごと食べるとよいとされているようです。家族それぞれに太巻きを1本ずつ用意し、その年の吉方位の方角を向いて願い事をしながら最後まで食べるのか基本的な食べ方といわれています。
食べている途中に話すと運が逃げてしまうともいわれているので、太巻きは黙って一気に最後まで食べるとよいようです。
節分に食べる太巻きはどのようなレシピで作り、どのようなおかずをあわせて食べたのか、太巻きのレシピと献立を聞いてみました。
「太巻きは、巻き簾の上に海苔と酢飯を平らにのせて、具は卵焼きやかんぴょうなど7種類を入れてから巻きました。太巻きはボリュームがあるので、おかずはそれぞれ食べたい量を自分で取れるように天ぷらや煮物などを大皿に用意しています」(40代ママ)
太巻きは具が多く入っていることからお腹がいっぱいになってしまうこともあるようです。食べたい量を取り分けられる献立を用意することで各自のペースで食事が進められそうですね。
「サーモンやイクラなど海鮮とアボカドやレタスと入れて味付けにマヨネーズを使った太巻きを作りました。おかずには茶碗蒸しと節分の豆にちなんで豆腐サラダといった献立にして家族で楽しみました」(30代ママ)
子どもの好きな海鮮を使ったり子ども好みの味つけにして海鮮の太巻きを作るママもいるようです。献立には、豆や鰯など節分にちなんだ食材をおかずを意識して取り入れるのもよいかもしれません。
「太巻きの具は子どもが大好きな焼き肉と彩りにレタスを入れた太巻きを作り、ほうれん草のナムルと卵スープをあわせた献立にしました。デザートに鬼を型取ったゼリーを用意したところ子どもたちは大喜びでした」(20代ママ)
甘辛く味付けした肉の太巻きは、子どもが好きな味つけかもしれません。鬼をモチーフにしたおかずやデザートは、インパクトがあり節分の雰囲気が感じられ子どもが喜んでくれるかもしれませんね。
節分に子どもといっしょに太巻きを楽しみたいと考えるママもいるかもしれません。子どもといっしょに太巻きを楽しむための工夫を聞いてみました。
「太巻き1本を口に入れるのは子どもには大変だと思ったので、具を一口大にして横に並べて細巻きにしました。子どもは食べるごとに味が変わるので、飽きずに食べられたようでした」(40代ママ)
子どもが口に入れやすい太さや食べ切れる大きさなど、子どもにあわせて太巻きを用意したママもいるようです。他には子どもにどのくらい食べられるか聞いて、市販の太巻きをカットしたというママの声もありました。
「自分で太巻きを作ったら楽しめるのではないかと思い、具材を用意して子どもといっしょに作りました。子どもは初めての太巻き作りだったので、真剣な表情ではみ出さないように作り、おいしそうに食べていました」(30代ママ)
節分の太巻きを子どもといっしょに作ったというママの声もありました。自分が作った太巻きを食べることで、さらにおいしく感じるかもしれませんね
節分に太巻きを食べる意味や由来や、いつから太巻きを食べるようになったかはさまざまな説があるようで、幸せや商売繁盛祈るために食べられるようになったといわれているようです。食べ方については、吉方位の方角を向いて願いを込めながら黙って太巻き丸かじりするとよいそうです。
太巻きのなかに入れる具やレシピ、おかずや献立に工夫して1年の幸せを願いながら節分に太巻きを食べてみてはいかがでしょうか。
2018年11月03日
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