
「寝かしつけのときに添い乳じゃないと寝てくれない」「1時間添い乳をしているけれど、時間がかかりすぎではないか」「いつまで続けたらよいのか」など添い乳をしているママの悩みは多くあるのではないでしょうか。添い乳をやめたいと考えているママに保育園での対応法と家庭でできることを紹介します。
年齢が上がっていくにつれて「添い乳が卒業できていない」「いつまで続けたら良いのか」「寝かしつけのときの添い乳に毎回1時間以上の時間がかかっていてやめたい」と心配になるママは多いと思います。
「添い乳なしで寝られるようになるのか」と悩んでいるママへ、添い乳で寝ている子への保育園での対応もあわせて紹介します。
「添い乳の子に対して、保育園ではどのように対応していますか?」と保育士さんに聞いてみました。
・タオルやおしゃぶりなど代用できるものがあれば、それをママから預かり子どもに渡して寝かしつけています。
・以前、ガーゼを持っていたら落ち着けた子がいました。
泣いて落ち着けないのであれば、お家から子どもが安心できるガーゼやタオルなどを持参して持たせてあげるのもひとつの方法です。
代わりに添い乳をすることはできないですが、ママが寝かしつけで添い乳をするときと同じ体勢で寄り添い安心させます。
眠れない子の近くにいき、子どもの背中を呼吸のリズムに合わせてさすったり、耳やおでこを触って安心感を与えたり、その子に合った方法を見つけて寝かしつけています。安心できる関係を作るのが大事だと思います。
しばらく様子を見て、眠れないのなら寝なくてよいと思っています。無理に寝かしつけようとするとお互いストレスになるので、焦らずに眠くなったタイミングで寝かせています。
無理に寝かしつけなくてもよいと考えている保育士さんは複数いました。
「眠くて泣いているのか」「お腹が空いて泣いているのか」を時間帯などから見極め、眠くて泣いているようなら何かをしないで、そのまま寝るまで待ちます。
激しい泣きがとまらないようであれば、抱っこをしたり、揺らしてあげたりすると子どもの気持ちが変わって寝てくれる場合もあるので、子どもの様子を見て対応しています。
複数の保育園の先生に話を聞いてみたところ、添い乳を止められていない子でも、保育園ではおっぱいを求めてくる子はほとんどいないそうです。
「ママがお迎えにきたときに、おっぱいを求める姿を初めて見るかもしれません」という声の方が多かったです。
「『寝かしつけのときの添い乳が離れていないと保育園に入れないかも』と心配しているママもいるようですが、入れないというのはありません。子どもも今、ママがいないことはよく分かっていて、意外と諦める子も多いように思います。保育園で、ママや乳と離れている分、家庭ではたっぷりと愛情を注いであげるのがとても大事です」
「子どももママも栄養面というよりは、心の安定やつながりを感じられるのがおっぱいなので、離して子どもが不安になるようであれば、無理にやめなくてもよいと思いますよ」
と保育園の先生は言っていました。
添い乳で悩んでいると、「いつまで続けるべきか」「早くやめたい」と焦ってしまうかもしれませんが、無理矢理やめさせずに、子どもが安心できるのが最も大切なのかもしれませんよ。
子どもが寝かしつけのとき添い乳でしか寝られないのは、ママを必要としている証拠です。求められているのは嬉しいことと考えてみてはどうでしょうか。
添い乳をやめるべきかという悩みも時間が解決してくれると思うので、無理にやめさせないことが大事です。求めているものを無理にやめさせようとしたり、大人の思いで変えようとすると余計に時間がかかるものです。
必ず離れる日がくるので、タイミングを待ちましょう。
どうしても、朝離れられないときや泣き止まないようなら1~2日保育園をお休みしてもよいでしょう。ママとの時間をたっぷりとってその日はたくさん遊んで、十分にかかわってあげましょう。
「保育園に預けないと困る場合は、覚悟を決めて、信頼できる先生に預けましょう。ママの心が揺れてしまうと子どもの心も揺れます。
思い切って保育園の先生に任せてみるのもよいでしょう。幼稚園でもオムツが外れていなくても登園している子もいるので、不安にならずに預けてきてください」
「朝泣いていたり、寝かしつけのときに泣いていたり、1時間以上がかかっていても、お散歩に行ったりすると気分が変わり、ずっと泣いている子はいないですよ」
と保育園の先生は話してくれました。
寝かしつけの添い乳が1時間続いていても、この先ずっと続くわけではなく、いつか必ず離れられるので「いつまで続くのだろう」「早くやめたい」と心配しすぎず、保育園に任せて、家庭ではじっくりと子どもに向き合うことが大切のようです。
今、たっぷりと愛情を注いでスキンシップをとっていくと、無理にやめさせようと頑張らなくても、自然とおっぱいを欲しがらなくなり、卒業できる日はきますよ。
2017年10月03日
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