赤ちゃんの沐浴にシャンプーは必要?必要なアイテムや洗い方

沐浴するときのコツや注意点など

赤ちゃんの沐浴にシャンプーは必要?必要なアイテムや洗い方

赤ちゃんを沐浴するときは、ママやパパも想像以上に神経を使うものですよね。デリケートな赤ちゃんの肌を洗うときにシャンプーが必要か悩む方もいるかもしれません。今回は、赤ちゃんを沐浴するときの方法やコツ、注意点などをママの体験談からまとめてご紹介します。

沐浴するときシャンプーは必要?

赤ちゃんを沐浴するときに、シャンプーが必要か悩むママやパパもいるでしょう。赤ちゃんは寝汗やミルクの吐き戻しなどで汚れるため、沐浴するときには赤ちゃん用のシャンプーを使って清潔にしてあげるとよいかもしれません。

デリケートな赤ちゃんの肌が乾燥しないように、赤ちゃん用の優しいシャンプーを選ぶとよいでしょう。

沐浴の手順

沐浴は赤ちゃんをリラックスさせ、体をあたためてきれいにする大切な時間です。沐浴をスムーズに行うためにも、沐浴の手順をしっかり頭に入れておきましょう。


  1. 赤ちゃんを入れるお湯の温度を38~40度の温度にして、ママの手で熱すぎないか直接確認する
  2. 赤ちゃんの背中、頭、首の部分をそっと支えてお湯に入れ、片方の手で洗う
  3. お湯で湿らせ、適度に絞ったガーゼで目の周辺から口、鼻、顔全体を真ん中から外に向かって拭く
  4. 頭、体はシャンプーを使いながら、優しく手で洗って流す
  5. しばらくお湯に入れ、最後に洗面器などに溜めておいたお湯で赤ちゃんの体にかけて流す
  6. 赤ちゃんをお湯からあげ、すばやくタオルでくるみ、水分が残らないように優しく拭く

服を着る前に、保湿剤などで赤ちゃんの肌を守ってあげるとよいでしょう。

流し方は最初は難しいかもしれませんが、洗面器や桶に溜めておいたお湯を使うとよいかもしれません。簡単に済ませたいときには、シャワーの水圧を弱めて、足元から上の方にゆっくりとかけるのもよいようです。

髪が多い赤ちゃんには赤ちゃんのために優しく作られたシャンプーで洗うように助産師さんに指導されたというママの声もありました。

赤ちゃんに合ったシャンプーを選んで、赤ちゃんを清潔にしてあげましょう。

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沐浴するときに必要な道具とコツ

お風呂セット
iStock.com/matka_Wariatka

赤ちゃんの沐浴中に困った経験をしたママやパパもいるでしょう。沐浴が楽になる便利なアイテムやコツなどをママたちに聞いてみました。


シンクやシャンプードレッサー

30代ママ
30代ママ

助産師さんにシンクやシャンプードレッサーなどの洗面台で沐浴すると便利ですよと教えてもらい、実際に試しましたが、使用するお湯の量も少なく済み、片付けが楽でとてもよかったです。

30代ママ
30代ママ

浴室は寒いこともありますが、洗面台で沐浴する場合は、室内の温度管理が簡単にできるので、赤ちゃんに寒い思いをさせることなくできました。

シンクや洗面台を使用できる場合は、沐浴する場所を変えてみるとよいかもしれません。浴室では手間取っていたことも、洗面台で沐浴するようになってからスムーズにできるようになったというママの声もありました。


ベビーイヤーやシャンプーハット

30代ママ
30代ママ

初めての沐浴ではバタバタすることが多く、目にシャンプーが入って痛い思いをさせてしまい、シャンプーを嫌がるようになってしまいました。シャンプーハットを使うとパパでも赤ちゃんの沐浴がスムーズにできました。

水やシャンプーなどが目や耳に入らないような赤ちゃん用のシャンプーハットやベビーイヤーも販売されているようです。赤ちゃんが沐浴を嫌がる場合は、流し方を工夫しながら併用してみてもよいかもしれません。


湯温計

湯温計
iStock.com/jpgfactory
30代ママ
30代ママ

夏と冬、両方のときに最適な温度が示されている湯温計はとても重宝しました。赤ちゃんにやけどの心配がなく、湯温計自体もかわいいデザインなので、2歳になった今もおもちゃとして湯舟で遊んでいます。

湯温計があるとお湯の温度が確認しやすいかもしれません。全体のお湯が最適な温度になっているか確認するためにも、ママの手でお湯全体をかき回して熱いところがないかも必ず確認するとよいでしょう。


保湿剤

30代ママ
30代ママ

赤ちゃんの肌はとてもデリケートだということを小児科の先生に聞き、保湿剤を処方されました。とくに肌トラブルはありませんでしたが、顔や体にたっぷり塗るよう指導されました。

沐浴のときのシャンプーと同様に沐浴後の保湿剤も、赤ちゃんの肌には重要かもしれません。湿疹や肌のトラブルがないようにしっかり赤ちゃんの肌のケアができるとよいですね。

沐浴するときの注意点

ママやパパも安心して赤ちゃんを沐浴できるように、事前に注意点をおさえておくとよいかもしれません。沐浴で気をつけたいポイントをご紹介します。


沐浴剤

沐浴剤はすすいだり、上がり湯を使う必要がない便利で簡単なアイテムのようです。

沐浴剤は、洗浄力が低いため、赤ちゃんの汚れをしっかり洗い落したいときはベビーシャンプーを使った方がよいかもしれません。沐浴剤が肌に合わないときは、無理して使わないように注意しましょう。


時間帯

毎日決めた時間帯に沐浴することで、赤ちゃんの生活リズムを整えることに繋がるということを聞いたことがあるママもいるかもしれません。

実際に、決まった時間帯で沐浴することで、寝るリズムを整えられたというママの声もありました。

沐浴にかける時間は、長すぎると赤ちゃんが疲れてしまうようなので、5分程度ですばやく済ませるように心がけましょう。


赤ちゃんへの対応

最初の頃は、赤ちゃんも沐浴の時間を不安な気持ちで迎えているかもしれません。赤ちゃんも安心して過ごせるように、ママやパパが話しかけてリラックスさせてあげましょう。

赤ちゃんのお腹に沐浴布やガーゼをかけてあげると、赤ちゃんが安心してくれたというママの声もありました。

泣いてしまったときは、焦らずすばやく入れましょう。どうにもならないときは必要箇所だけを洗って済ませても問題ないようです。

シャンプーを使った沐浴で赤ちゃんを気持ちよくしてあげよう

沐浴する赤ちゃん
iStock.com/comzeal

赤ちゃんのデリケートでやわらかい肌を守るためにも、ベビーシャンプーは大切のようです。

ママやパパが使いやすいシャンプーを選んで、赤ちゃんも沐浴の時間を気持ちよく過ごせたらよいですね。事前に準備できることや注意点をおさえて、短時間ですばやく済むように心がけましょう。

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2020.01.15

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