家計をやりくりする上で、重要になるのがお金の管理ですよね。将来のことや、子どものことなどを考えると、夫婦間でお金をどうやって管理していくのか悩む方もいるのではないでしょうか。今回は、子育て世代の夫婦が実際にやっているお金の管理方法や使い方をご紹介していきます。
まずは、夫婦それぞれが管理するのかそれともどちらか一人が管理するのか、実際の子育て世代の夫婦のお金の管理方法について聞いてみました。
「夫の方がお金の管理が得意なので、結婚してからずっと夫が管理をしていて、必要な生活費やお小遣いをもらっています」
「共働きのときは、それぞれでお金を管理していましたが、私が退職してからは夫が管理をし、毎月の生活費をもらってやりくりしています」
夫が管理する場合は、必要な費用だけを夫からもらう形が多いようです。
「家計全体の収支が把握しやすいので、お給料は全部私が管理しています。夫はお小遣い制です」
「お金の管理は私がしていますが、口座の入出金を一覧できるように家計簿アプリを夫婦間で共有しています」
筆者のまわりでは、妻がお金を管理している夫婦が多くいました。家事や育児にかかわっている時間の多い妻が家庭内の収支を一括管理しているようです。
「共働きなので、夫婦それぞれで管理しています。家賃、子どもの保育料、車のローンや光熱費は夫が払い、食費や生活費、雑費は私が払っています」
お互いに支払いの役割を決め、残った分はお小遣いにしているようです。夫の仕事が忙しく、銀行でお金を引き出す暇がない場合などは、家賃や光熱費などの固定費は夫、食費などの流動費は妻と分担するという夫婦が多いようでした。
「夫にも家計の収支を把握してもらいたくて、夫婦間のお金は2人で管理しています。家計簿も共有しています」
夫婦で管理している口座や財布に、お互いが入金をできるようにしているそうです。何にいくら使っているのか、生活費を2人が把握できるようです。
妻が専業主婦の場合は、夫または妻が一括管理をし、共働き夫婦の場合はそれぞれで管理や共同で管理している場合が多かったです。また夫婦でお金のやりくりが上手なほうが管理しているパターンも多いようです。
自分たちに合ったお金の管理方法を見つけられるとよさそうですね。
夫婦間での貯金の目的や、目的に応じた貯め方について調査しました。
「子どもが産まれてから、教育資金を貯める計画を立てました。高校進学までにいくら、大学進学までにいくらと目標額を設定しました」
「子ども名義の預金口座に児童手当やお年玉、お祝い金を貯金しています」
子どもが成長すると習い事や塾、進学費用などの必要なお金が増えていくので、小さいときから備えておくと、いざというときに安心できそうです。
「財形貯蓄や定期預金で貯金をしています」
「毎月決まった額を貯蓄用の口座に入れています」
多くの夫婦は、いざというときのために、お金が振り込まれたら、先に貯金をして残ったお金でやりくりする「先取り貯金」をしてるようでした。毎月手元にお金が残らなくても、先に貯金ができているので安心な方法といえるでしょう。
簡単にお金を引き出すことができない定期預金や財形貯蓄は、先取り貯金に向いているのかもしれません。
貯金につながるような、無駄のなくし方や、節約方法などについてご紹介します。
「買い物や公共料金などをカードで支払うようにしています。貯まったポイントを航空会社のマイルに変えて、家族旅行で使っています」
「高額のものは夫婦で事前にリサーチし、しっかり相談するようにしています」
特に細かいルールを決めるのではなく、どうすればしっかりお金を管理できるかを相談し合って、行動している夫婦が多くいるようでした。
「買い物に行くのは月に3回と決めて、ムダなものを買わないように気をつけています」
「スーパーの特売日やポイントが倍になる日などを狙って、まとめ買いをしています」
なくなった食材を買い足しにスーパーに行ったつもりが、ついつい余分なものまで買ってしまった経験はありませんか?筆者も「ついで買い」をしてしまうことが多いので、買い物に行く前は冷蔵庫のストックを確認したり、あらかじめ献立を決めたりしてムダのない買い物を心がけています。
「夫婦2人でスマホの契約会社をを大手通信会社から料金の安い会社に乗り換えました」
「固定電話をあまり使わなくなったので、料金プランを見直しました」
固定費のなかでも通信費を見直す夫婦が多いようでした。最近では携帯電話やインターネットの契約も選択の幅が広がっているので、それぞれのライフスタイルに合った料金プランが見つかりやすいようです。
「家族分の医療費の領収書をとっておき、医療費控除で税金の還付をしています」
医療費控除は病院での治療費のほか、通院の際のバスや電車の交通費まで対象となるようです。支払った金額が高額であれば、税金が還付されるかもしれないので、領収書は捨てずに家族分まとめて保管しておくとよいでしょう。
夫婦間のお金の管理は、収入やライフスタイルに応じて各家庭さまざまのようでした。しっかり貯蓄ができて、夫婦お互いが納得できるお金の管理が大切になるでしょう。
子どもの将来のため、これからの生活のためにも、この機会に夫婦でお金の管理について話し合ってみてはいかがでしょうか。
※記事内で使用している参照内容は、2017年12月6日時点で作成した記事になります。
2017年12月07日
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