子どものいる家庭でペットを飼うのは何歳から?飼うときに気をつけたいこと

ペットを飼ってよかったこと

子どものいる家庭でペットを飼うのは何歳から?飼うときに気をつけたいこと

子どものいる家庭でペットを飼いたいときに、何歳から飼うべきかや飼うときの注意点が知りたいママやパパもいるかもしれません。ペットがいると子どもの笑顔が増えそうですよね。今回は、子どもとペットを飼うのは何歳からがよいと思うかや、飼ってよかったこと、気をつけたいことを体験談をまじえてご紹介します。

子どものいる家庭でペットを飼うには

子どもが成長し、育児がひと段落してくると、ペットを飼ってみたいと考えるママやパパもいるかもしれません。

 

ペットがいると、かわいさに癒されたり、家族の会話のきっかけになるなどして、家庭が明るくなりそうですよね。

 

しかし、子どもの年齢や、毎日のお世話、飼育代のことなどを考えると、なかなか飼育に踏み切れないこともあるでしょう。

 

ママたちは、ペットを飼う子どもの年齢や、飼うとよいことについてどのように考えているのでしょうか。また、飼う場合にはどのような点に気をつけるとよいのでしょうか。

子どものいる家庭でペットを飼うのは何歳から?

猫と犬
Gladskikh Tatiana/Shutterstock.com

子どものいる家庭でペットを飼うのは何歳からがよいと思うかママたちに聞いてみました。

30代ママ
30代ママ

4~5歳くらいからなら、子どもも簡単なペットのお世話ができると思います。

30代ママ
30代ママ

私が小学校1年生のときに犬を飼い始めたので、それくらいの年齢からならよいと思います。

30代ママ
30代ママ

今は私が育児で精一杯なので、子どもが自分でペットのお世話ができるようになるであろう小学生頃からがよいと思います。

30代ママ
30代ママ

1歳まではハイハイなどをして床に手をつくことが多いので、衛生面を考えて歩くようになってからであれば犬や猫を飼いやすいと思います。

ペットを飼うのは、子どもが自分でお世話ができるようになる年齢からがよいという声が複数ありました。

 

子どもが小さいうちは、子どものお世話にかかりきりで、ペットを飼う余裕がないと感じるママは多いようです。

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子どものいる家庭でペットを飼ってよかったこと

子どものいる家庭でペットを飼ってよかったことについてママたちに聞いてみました。

30代ママ
30代ママ

飼っている犬がやさしくて子どもに何をされても怒りません。お互いによい遊び相手になっています。

20代ママ
20代ママ

娘が産まれる前から猫を3匹飼っています。1歳になる前から娘が『にゃーにゃ』ということばを覚え、猫が出てくる映像や猫モチーフのぬいぐるみに興味を示してとてもよろこぶので、猫を飼っていてよかったと思いました。

30代ママ
30代ママ

大泣きしていた子どもが、犬の散歩へお出かけする時間になると、すぐに笑顔になっていっしょに走り回っていて、とても助かったと思うことがありました。

30代ママ
30代ママ

犬に触れることで、人とはちがった感触やぬくもりに気づくことができよいと思います。

ペットがよい遊び相手になったり、子どもがぐずっていてもペットがいることで機嫌がよくなりやすかったという声がありました。

 

ペットを飼うことは、精神的な支えになったり、お世話をすることで責任感が身につくなど、子どもや親にとってもよい点が多そうですね。

子どものいる家庭でペットを飼うときに気をつけたいこと

子どものいる家庭でペットを飼うときに気をつけたいことをご紹介します。


ペットはものではないと教える

猫と犬
Chendongshan/Shutterstock.com

ペットはものではなく、生き物としての生活や寿命があり、犬や猫などには「こわい」「甘えたい」といった感情があることを子どもへ教えましょう。

 

ペットの食事を用意したり、お散歩に連れて行くなど、責任をもってお世話ができるのかについても、飼う前に家族の間で相談しておくとよいかもしれません。


飼育費用がかかることを教える

犬や猫などを購入するときの価格や餌代、治療費などは、高額になる場合が多いかもしれません。

 

節約のために、おもちゃやお菓子などを我慢しなければいけない場合があることも、必要に応じて子どもへ伝えておきましょう。


飼いやすいペットを選ぶ

犬や猫の飼育が禁止されているマンションに住んでいる場合や、ペット飼育初心者の場合は、ペットを飼いたくても飼えずに悩むこともあるでしょう。

 

匂いや大きな音を出さない種類のペットで、壁や床を汚さない飼育方法であれば、管理人さんに許可されることもあるかもしれません。

 

飼育ケースで飼える金魚やカメ、クワガタなどの昆虫などから検討してみると、飼いやすい場合もあるでしょう。


衛生面に気をつける

ペットを飼うことで、人によってはかゆみや鼻水が出やすくなることもあるようです。

 

部屋の掃除や衣服の洗濯、ペットの毛につくダニの手入れをこまめにしたり、空気清浄器を使うなどの対策をすると和らぐこともあるかもしれません。子どもがペットといっしょに快適にすごせるよう、衛生面には気をつけるとよいでしょう。

ペットを飼うときは家族の一員として迎えよう

子犬と男の子
ANURAK PONGPATIMET/Shutterstock.com

今回は、体験談をまじえながら、ペットを飼うのは何歳からがよいと思うかや、飼ってよかったこと、飼うときに気をつけたいことをご紹介しました。

 

ペットを飼うことでたくさん得られるものがありそうですが、飼うときは相応の覚悟がいるかもしれません。

 

ペットはおもちゃではなく、ひとつの命であることを大人から子どもへきちんと伝え、最後まで責任をもって飼うことを、家族みんなで守る必要があるでしょう。

 

ペットを飼うときは、大切な家族の一員として迎え、子どもがペットから何かを学んだり、いっしょに成長していけるとよいですね。

2019年12月19日


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