4歳の子どもの保育園事情。行きたがらないときの対処法など紹介

泣くとき、行きたくないときなど

4歳の子どもの保育園事情。行きたがらないときの対処法など紹介

4歳の子どもの保育園事情について気になるママやパパもいるかもしれません。子どもが泣くときや行きたがらないとき、どのように対応すればよいのでしょうか。保育園に入れない場合、転園する場合の対応方法も気になるところでしょう。年少から年中になる4歳の子どもとの関わり方についてご紹介します。

4歳の保育園生活

4歳は年少から年中になる時期で保育園に慣れてくる頃でしょう。

お友だちとのやりとりが増えてきたり、動きも活発になる時期ではないでしょうか。言葉の数も増えてきて日常会話も上達してくるでしょう。

ママとしてはそんな4歳の時期だからこそ対応に迷うことがあるかもしれません。

4歳の子どもの保育園のすごし方や接し方をご紹介します。

4歳の子どもが保育園に行きたがらない理由

4歳の子どもが「保育園に行きたくない」と泣くときもあるでしょう。4歳児が保育園に行きたがらない理由とママたちの対処法をご紹介します。


ママやパパと離れたくない

泣く子どもとママ
iStock.com/maroke

4歳の子どもはママやパパと離れるのが嫌で保育園に行きたがらないことがあるでしょう。

ママたちはきちんと保育園に行く理由を説明したり、保育園の遊具や遊びなど楽しい話題を話すようにするとよいようです。

4歳は年少から年中になる時期で保育園にも慣れてくる時期ですが、ママを恋しがることが増えたときは、普段から子どもとすごす時間を意識的に取るようにしたというママの意見もありました。


お友だちとのトラブル

お友だちとけんかをしてしまったり、上手く輪に入れず、自分の気持ちを伝えられないことなどが理由で保育園に行きたがらないことがあるでしょう。

お友だちとのトラブルの場合は保育園の先生に事情を説明して解決していたというママの意見がありました。

お友だちとのトラブルは心配になってしまうかもしれませんが、他人との生活を意識しているからこそのトラブルと捉えることもできるでしょう。

周りのお友だちとのコミュニケーションを学ぶよい機会として前向きに考えるとよいかもしれません。


休み明け

休み明けに保育園に行きたくないと言うこともあるかもしれません。

長い休みのあとのため、まだまだママやパパと遊びたい気持ちがあるのかもしれないというママの意見もありました。

子どもの行きたくないという気持ちを受け入れてから、保育園に行く理由を丁寧に伝えて話しをすると子どもも納得してくれることがあるようです。

数日経つと生活リズムを取り戻すのか、いつも通り保育園を楽しめるようになることもあるかもしれません。

保育園に行きたがらない理由や対処法は家庭によってさまざまでしょう。

4歳は保育園に慣れてくる時期ではありますが、ママやパパとのスキンシップを忘れずに、何かあったときは保育園の先生に相談して連携をとるとよいかもしれません。

こちらの記事も読まれています

4歳で転園するときの対応

兄弟を同じ園に登園させるためやパパの転勤など、子どもが転園を経験することもあるかもしれません。

保育園に慣れてきた頃に転園することになると、少なからず子どもへ影響があるでしょう。

子どもの中には転園先の保育園に慣れずに「楽しくない」と話すことがあるかもしれません。

転園する場合は、今まで通っていた保育園とのルールの違いに戸惑ったり、人見知りで新しいお友だちとうまくコミュニケーションが取れないなど子どもが困ることがあるようです。

「人見知りなので先生から声をかけてあげてほしい」など、保育園や先生に心配なことを伝えておくとよいかもしれません。

4歳で保育園に入れない場合の対処法

保育園
iStock.com/Rawpixel

4歳になっても保育園に入れない場合があるかもしれません。子どもを預けたくても預けられないママたちはどのように対処すればよいのでしょうか。


自治体が認定する認可外保育園を使う

自治体によっては認可保育園の定員に入れなかった幼児を受け入れていることがあるようです。

子どもを預けて仕事がしたい場合や、子どもに集団生活を経験させたい場合などは、各自治体の認可外保育園を探してみてはいかがでしょうか。


ベビーシッターを使う

子どもを預けて仕事がしたいママの中にはベビーシッターを使う場合もあるでしょう。ベビーシッターを利用し認可保育園に入れるまでの間に利用するママもいるようです。

自治体によっては、一定期間のベビーシッター利用は「保育を必要としている」とみなされ、認可保育園入園申し込みの際に加点対象になることがあるようですので、自治体に確認してみるとよいでしょう。

認可保育園には入れない場合、ママが仕事が出来ずに困ることがあるかもしれません。認可外保育園やベビーシッターをうまく使うとよいかもしれません。

4歳の保育園生活を見守ろう

保育園
iStock.com/maroke

4歳は年少から年中になる時期で、保育園に慣れてくる頃ですが、行きたくないと泣く場合は、子どもの気持ちを受け入れてから保育園に行くことを納得できるように話しているママの意見がありました。

転園させる場合は環境の変化に子どもが困ってしまうことがあるかもしれません。不安や心配なことは先生に伝えて保育園と協力をするなどして、子どもが早く慣れるようにサポートしていけるとよいですね。

お友だちとのトラブルで保育園に行きたがらないこともあるかもしれませんが、先生と連絡を取り合って乗り越えるとよいようです。トラブルも成長できるきっかけの1つと捉えて保育園生活を見守りましょう。

2019.07.29

レクチャーカテゴリの記事

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
夫婦2人で全部は無理?「子育て・家事・仕事」現代子育てに素敵な選択肢を

共働き家庭が増加している昨今、夫婦ともに実家が遠いと、どうしてもシッターが必要になることもあるのではないでしょうか。今回の記事では、共働き家庭のママが有資格者のみが登録できるKIDSNAシッターのサービスをはじめて利用した様子をレポートします。