抱っこ紐は何歳まで使った?タイプ別の適用月齢など

使うシーンや卒業のタイミング

抱っこ紐は何歳まで使った?タイプ別の適用月齢など

赤ちゃんを抱っこするための抱っこ紐は、何歳まで使ったのか、何キロまで使用可能なのか、知りたいママやパパもいるのではないでしょうか。今回の記事では、抱っこ紐のタイプと適用月齢、何歳まで使用していたかや抱っこ紐を使うシーン、卒業のタイミングを、ママたちの体験談を交えてご紹介します。

抱っこ紐のタイプと適用月齢

抱っこ紐を使っているママやパパの中には、今使っている抱っこ紐が何歳まで使用できるのか、子どもが何キロまで使っても大丈夫なのか、気になることもあるかもしれません。また、これから抱っこ紐の購入を考えている方は、いつまで使えるのかを意識しながら選びたいと考えるのではないでしょうか。

抱っこ紐にはさまざまな形があり、種類によって適用月齢も違うようです。資料をもとに抱っこ紐のタイプと適用月齢を見ていきましょう。


背負い式

抱っこされる赤ちゃんと笑顔のママ
iStock.com/yulkapopkova

背負い式の抱っこ紐は背中に赤ちゃんをおんぶするタイプの抱っこ紐で、適用月齢は首がすわった乳児期(4カ月)から最長で36カ月までとなっているようです。首が座る時期は赤ちゃんによっても違うようなので、赤ちゃんの様子を見て使用の判断をするとよいかもしれません。


横抱っこ式

赤ちゃんを横に寝かした状態で前に抱っこできるのが横抱っこ式の抱っこ紐で、適用月齢は新生児期(0カ月)から腰がすわる前(6カ月)のようです。製品によっては3カ月頃から使えるものもあるようなので、いつからいつまで使うのかを考えながら選ぶとよさそうです。

新生児の赤ちゃんに使える抱っこ紐。種類や選ぶ際のポイント

新生児の赤ちゃんに使える抱っこ紐。種類や選ぶ際のポイント

縦対面抱っこ式

縦抱っこ式は赤ちゃんを前に縦に抱くタイプの抱っこ紐で、対面抱っこと前向き抱っこの2種類あり、適用月齢は首すわった乳幼児(4カ月)から24カ月までとなっているようです。首周りにサポートがあるタイプだと生後1カ月から使える抱っこ紐もあるようです。


腰抱っこ式(ななめ抱っこ)

赤ちゃんを使用者の側面の腰骨上に縦に抱く抱っこ紐が腰抱っこ式のようで、適用月齢は腰がすわった頃(7カ月以降)から36カ月までとなっているようです。背当てがつけられるタイプの製品だと首がすわった頃(4カ月)から使えるようなので、必要に応じて選ぶとよさそうです。

出典:抱っひものSG基準 / 一般社団法人 製品安全協会

抱っこ紐は何歳まで使った?

抱っこ紐は、タイプや製品によって適応月齢が異なるようですが、ママたちは子どもが何歳まで使用していたのでしょうか。実際に何歳まで使ったかをママたちに聞いてみました。

「首がすわった頃から1歳まで抱っこ紐を使っていました。上の子が1歳すぎた頃に下の子を妊娠したので、抱っこ紐を使って抱っこすることも少なくなっていきました」(2歳児ママ)

「生まれてから2歳くらいまではよく使っていました。抱っこ紐の適応年齢が24カ月だったので、2歳からは使わないようにしました」(3歳児ママ)

「抱っこ紐の耐荷重が何キロまでかを確認して、制限ギリギリになる頃まで使っていました。3歳まで使っていたと思います」(5歳児ママ)

抱っこ紐を何歳まで使ったかは家庭によってさまざまなようです。子どもの様子や家庭の都合にあわせて、必要なタイミングまで利用できるとよいかもしれませんね。

こちらの記事も読まれています

抱っこ紐を使うシーン

食材が並ぶスーパーマーケット
iStock.com/deyangeorgiev

赤ちゃんを抱っこするときに便利な抱っこ紐ですが、ママたちはどのような場面で抱っこ紐を活用しているのでしょうか。抱っこ紐を使うシーンを聞いてみました。


おでかけ

「買い物をするときにいつも抱っこ紐を使っていました。食材を買うと帰りは荷物も増えるので、両手がふさがらない抱っこ紐があると便利でした」(3歳児ママ)

「上の子の幼稚園への送迎のときに手をつないで歩かなければならないので、両手が空くように下の子は抱っこ紐を使って抱っこしていました」(4歳児ママ)

抱っこ紐を使うと両手が空くという理由から、近場のお出かけのときによく使っていたというママの声がありました。旅行など遠くのおでかけのときも、子どもが疲れたときに抱っこしてあげられるので、常に持ち歩くようにしたというママもいました。


寝かしつけ

「子どもが1歳のときの昼寝は、抱っこ紐を使って寝かしつけていました。抱っこをすると暖かくて気持ちよかったのか子どもはすぐ寝てくれました」(3歳児ママ)

子どもを寝かしつけたいときに、抱っこ紐を使ったというママの声がありました。また、外出先で眠たそうにしたときも、抱っこ紐を使って寝るようにしたというママもいました。抱っこ紐を使えば、ちょっとした家事をしながらでも寝かしつけることができそうですね。


ぐずったとき

「子どもが風邪を引いて体調が悪いときはぐずりも多く、抱っこ紐で抱っこしてあやしていました。抱っこすると安心するのか少し落ち着いてくれました」(2歳児ママ)

子どもがぐずったときや体調の悪いときなどに抱っこ紐を利用していたママもいるようです。抱っこ紐でママの体にくっついていると、子どもも安心するのかもしれませんね。

抱っこ紐の卒業のタイミング

抱っこ紐を使っていつまで抱っこをするのか、抱っこ紐の卒業のきっかけは何か、気になるママやパパもいるのではないでしょうか。抱っこ紐の卒業のタイミングをママたちに聞いてみました。


歩けるようになった

「子どもが歩けるようになったら抱っこ紐で抱っこしてもすぐ降りたがるようになりました。だんだんと使う機会が減り1歳2カ月くらいで卒業しました」(3歳児ママ)

歩けるようになったタイミングで抱っこ紐を卒業したというママの声がありました。歩き始めるようになると抱っこより自分で歩きたがる子どももいるかもしれません。


重くなってきた

「抱っこ紐を卒業したのは子どもの体重が11キロになった頃です。抱っこをしていると腰と肩にずしりと重さがかかり大変だったので、子どもに言い聞かせて少しずつ使わないようにしていきました」(3歳児ママ)

子どもが大きくなり、重くなってきたことをきっかけに抱っこ紐の使用をやめるということもあるようです。ママやパパの体に無理のない範囲で使っていけるとよいですね。


ベビーカーや三輪車に切り替えた

「子どもがあるときから抱っこを嫌がり、ベビーカーに乗りたがるようになりました。ベビーカーのほうがいろいろな景色が見れて楽しいようです」(4歳児ママ)

ベビーカーや三輪車に切り替えたタイミングで、抱っこ紐を卒業したというママもいるようです。子どもの好みの三輪車を買うようにしたことで、抱っこしてほしいと言うことも少しずつなくなっていったというママの声もありました。

抱っこ紐を何歳まで使うかはそれぞれ

赤ちゃんを抱っこするママ
© polkadot - Fotolia

抱っこ紐が何歳まで使用可能かは、抱っこ紐のタイプや製品によって違うようです。何歳まで使ったかや何キロまで抱っこしていたかは家庭によって違いがありそうです。お出かけや寝かしつけのときなど日常生活のいろいろな場面で活用できる抱っこ紐ですが、子どもの様子などを見ながら何歳まで使うのかを考えられるとよいですね。


※記事内で使用している参照内容は、2018年11月12日時点で作成した記事になります。

2018年11月20日


広告の後におすすめ記事が続きます


レクチャーカテゴリの記事

ショート動画

教育を親の自己満足にしてはいけない。教育虐待になりうるハイパーペアレンティングの恐ろしさとは

教育熱心はどこまで?

この連載を見る

不安定な社会情勢やSNSなどを通じて得る過剰な教育情報によって、子どもの教育に奔走し、過干渉な子育てをする親が増加しています。行き過ぎた「教育熱心」が及ぼす危険性とは?そして子どもを疲弊させないために、親がどうあるべきか、各専門家に取材しました。
一面の銀世界での非日常体験 星野リゾート リゾナーレトマム×チャレンジ力

非日常の中で、子どもがさまざまな力を育むきっかけになる「旅」。今回は「星野リゾート リゾナーレトマム」親子旅のレポートです。「旅育」をテーマに専門家に話を伺い、想像力を育んだ旅についてお伝えします。