子どもが毎日乗る、ベビーカーの掃除方法。便利な掃除道具やお手入れのコツ

仕方小さな子どもがいると、ベビーカーをよく使うママもいるのではないでしょうか。いつも使うベビーカーだからこそ、子どもの汗やよだれ、食べこぼし、土やホコリなどの汚れがついてしまうことがあるようです。今回は、子どものベビーカーの掃除方法について考えてみます。

ベビーカーをどのような手順で掃除したらよいのでしょうか。

外せるものは外す

ベビーカーの座面シートやベルトなどは外して洗濯できるものもあるようです。外せるパーツは外していきます。掃除後に元に戻せなくならないよう、外す際には取り付けられていた場所や取り付け方を覚えておきましょう。写真を撮っておいたり、取扱説明書を用意したりしておくと安心です。

洗えるものは洗う

洗濯できるものは洗濯しましょう。この時に大切なのが洗濯表示と汚れ具合を確認することです。ネットに入れて洗濯機で洗えるもの、手洗いするものなど、洗濯表示に従って洗い分けましょう。果汁やよだれ、おしっこなどの水溶性の汚れは水洗いで大丈夫なようです。ミルクや皮脂などの油汚れは、ぬるま湯に溶かした中性洗剤で洗うとよいのではないでしょうか。

洗えないものは拭く

ベビーカーのフレームや日除けなどの外せないパーツ類は拭いて表面の汚れを落としましょう。ぬるま湯で絞ったタオルで拭き、乾拭きした後に日陰で乾燥させます。水で落ちない汚れは、中性洗剤を含ませた布かスポンジで拭いて落とします。仕上げにアルコール水で拭いておくのも良いかもしれません。

タイヤ周りを手入れする

ベビーカーのタイヤ周りは土や砂、ほこりなどで汚れが付着しがちです。まず、ロック部分がスムーズに動くか確認し、汚れが詰まっていた場合、使い古しの歯ブラシなどで取り除きましょう。

次に、車軸部分のほこりや汚れも同じように取り除いていきます。車軸やタイヤ内側の汚れを歯ブラシなどで取り除き、タイヤに付いた汚れは布で拭きましょう。仕上げに潤滑油を注しておくと動きがスムーズになるかもしれません。

ベビーカーの掃除のために、あると便利な掃除道具をご紹介します。

歯ブラシ

細かな部分の掃除に歯ブラシを用意しておきましょう。タイヤ周りの部品や手が入らない細かなパーツ部分のお手入れに使えるかもしれません。ほこりや汚れを取り除くためのものなので、使い古しのもので良いでしょう。

柔らかい布

フレームや洗えない部分を水拭きするときに柔らかい布があると便利です。フレームやプラスチック部品を傷つけないようにするため、できるだけ柔らかい布にするのがよいのではないでしょうか。赤ちゃんの手や口に触れる可能性がある部分を掃除する際には、なるべくきれいな布を使いたいですね。

ウェットティッシュ

どこでも手軽に汚れを拭き取れて便利なのがウェットティッシュです。常に携帯しているママもいるかもしれません。ちょっとした汚れやフレームについた汚れなど、こまめに掃除ができそうです。

ベビーカーの掃除をどのようにしているのか、周りのママたちに体験談を聞いてみました。

吐いたミルクの掃除

「ベビーカーに乗せたままミルクを飲ませていたら、吐いてシートが汚れてしまいました。これを機に掃除しようと思い、シートやベルトなど外せるものを外して洗うことに。洗濯表示を確認すると洗濯機の手洗いコースで洗えることがわかりました。ネットに入れて洗い乾燥させると座面のべたつきもなくなりすっきり。これからは定期的にお手入れしようと思いました」（0歳の男の子のママ）

タイヤには潤滑油を

「2人目が産まれたので、保管しておいたベビーカーを使うことになりました。使うのが久しぶりなので掃除を始めると、一見きれいに見えたベビーカーも意外と汚れていました。

特にタイヤ周りは細かな汚れが詰まっていて、動きがスムーズではありません。汚れを取り除き潤滑油を注すと、スムーズにタイヤが動くようになり、快適に使えるようになりました」（3歳と0歳の女の子のママ）

ベビーカーの掃除方法についてご紹介しました。ベビーカーの掃除まで手が回らないというママもいるかもしれませんが、洗濯したり拭いたりする基本的な掃除なら気軽にできるのではないでしょうか。ベビーカーは赤ちゃんや小さな子どもに使うものなので、定期的なお手入れで清潔に保ちたいですね。