炊飯器を清潔に保つために知っておきたい、掃除の方法とは

炊飯器を清潔に保つために知っておきたい、掃除の方法とは

炊飯器は頻繁に使用するため、細かい掃除がなかなか行き届かないママもいるのではないでしょうか。でも子どもも毎日食べるごはんを炊くので清潔に保ちたいですよね。今回の記事では炊飯器の基本的な掃除の方法についてご紹介します。

炊飯器の掃除の方法、仕方

炊飯器は家電製品の中でも特に使用頻度の高いもののひとつではないでしょうか。保温状態にすることが多い場合には、掃除するタイミングがなかなかないと感じるママもいるのではないでしょうか。

炊飯器の掃除の手順

炊飯器
© beeboys – Fotolia

まずは、炊飯器の基本的な掃除の手順をご紹介します。


1.炊飯器の外側を拭く

炊飯器の外側や蓋の部分は、気づかないうちにほこりがたまりやすい部分でもあります。軽くついているほこりは、ふきんなどで拭き取りましょう。

少し時間が経ったほこりはなかなかふきんで拭くだけでは取り切れない場合もあります。その場合には、消毒用のエタノールを吹きかけて、布で拭くときれいになるかもしれません。蓋の部分でも特に蒸気の噴き出す調圧蓋は、ごはんが炊けるときに出るでんぷん汚れがついているので、しっかり落とすようにしましょう。


2.パーツを外す

炊飯器を使用した後に掃除する場合には、炊飯器が冷めているのを確認してから内釜と内蓋を外しましょう。内蓋はボタンを押すと簡単に取れるものもありますが、中には複雑な構造になっている場合もあるので、取扱説明書で確認してから行うようにしましょう。

その他にも調圧蓋が取り外せるものもあるので、取り外せる部分は取扱説明書を確認してから外すようにしてください。


3.パーツを洗う

それぞれのパーツは、食器用洗剤をつけて泡立てたスポンジで洗いましょう。時間が経つとお米のでんぷん質が固まって落ちにくくなることがあります。

洗う前に、しばらく水に浸しておくと柔らかくなり、洗うときにサッとこする程度できれいに落とすことができそうです。洗った後は、しっかり乾かしておきましょう。


4.内蓋を外した部分を拭く

内蓋がついていたところもお米を炊いたときの蒸気が入り込むため、汚れがたまりやすい部分のようです。使用後は蒸気の水滴が残っていることがあるので、乾いた布やキッチンペーパーで水気を拭き取りましょう。

蓋の裏側は取り外して洗うことがむずかしいようなので、布に消毒用のエタノールをつけて拭き取ると、きれいにすることができるかもしれませんね。


5.蓋の周りの細かい汚れを取る

内蓋のある周辺は、複雑に入り組んでいる部分があるようです。取り外して洗うことが難しいため、綿棒やつまようじを使って汚れをかき出しましょう。汚れがこびりついている場合には、消毒用エタノールをかけて湿らせると取りやすくなるというママの声もありました。


6.外釜を乾拭きする

内釜を入れる部分である外釜は、濡らすと故障の原因となる場合もあるようです。掃除を行うときは、米粒などが落ちていたり、黒くて焦げっぽくなったりすることがあるので、米粒などを取り除いてから、乾拭きをしましょう。


7.炊飯器の裏を掃除する

炊飯器の裏側は、あまり見えない部分なので掃除をするのを忘れやすい部分ですが、ほこりなどの汚れがたまりやすい部分なので、布で拭き取るようにしましょう。網目になった部分は、特にほこりがたまりやすいので、綿棒などを使って取り除いてもよいかもしれませんね。


8.パーツを取りつける

もともとあったようにそれぞれのパーツを取りつけます。内蓋は、方向などを間違わないようにすれば、簡単に取りつけることができるものがいくつかあるので、確認してから行いましょう。

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綿棒

内釜や内蓋の周辺の細かい部分の汚れを落とすのに使います。蓋の蒸気口なども汚れがたまりやすい部分なので、綿棒に消毒用のエタノールをしみこませて、ていねいに汚れを取っていきましょう。


つまようじ

蓋の開閉する部分のすき間など細かい部分には、綿棒より細いつまようじを使うとよいかもしれませんね。炊飯器の外側についているボタンの間などの細かい部分にも活用できそうです。


消毒用エタノール

水洗いできない部分の汚れを落とすのに使用します。成分は製品により異なるようなので、使用するときには事前に確認しておくと安心かもしれませんね。

こまめに炊飯器の掃除を

炊飯器でごはん
KPG_Payless/Shutterstock.com

炊飯器は毎日のように使うものなので、内釜を洗うついでに汚れをこまめに取り除くのがコツのようです。内釜や内蓋などはごはんに直接触れる部分でもあるので、できるだけこまめに掃除ができたらよいですね。

2018.04.20

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