生後6カ月の赤ちゃんの生活。ママたちが考える理想の生活リズムと整わないときの対策

生後6カ月の赤ちゃんの生活。ママたちが考える理想の生活リズムと整わないときの対策

生後6カ月の赤ちゃんは、どのような生活リズムで一日を過ごしているのでしょう。起きている時間が長くなったり、遊ぶ時間が増えたりする一方で、離乳食や授乳のタイミング、睡眠の時間が整わないなど、赤ちゃんの生活について気になるママもいるかもしれません。ママたちが考える理想的な生活リズムや、生活リズムの整え方について聞いてみました。

生後6カ月の赤ちゃんの生活

生後6カ月は、離乳食が1回から2回になったり夜の睡眠がまとまった時間になったりするなど、生活に少しずつ変化が出てくる頃かもしれません。

一方、朝起きる時間が定まらなかったり夜泣きが始まったりして、生活リズムが整わないと悩むママもいるようです。生後6カ月の赤ちゃんはどのような生活リズムで過ごしているのでしょうか。

生後6カ月の離乳食と授乳のリズム

離乳食を食べる赤ちゃん
happybas/Shutterstock.com

生後6カ月になると、離乳食を1回から2回へ増やすことを考えるママもいるかもしれません。離乳食の回数が変わると、授乳の回数にも変化があるようです。離乳食と授乳のリズムについてママたちに聞いてみました。


1回食の場合の離乳食と授乳のリズム

「1回食のときには、離乳食をお昼頃食べさせていました。授乳は午前2回、午後2回にしたいと考えていましたが、母乳だったのでお昼寝の前や夜中に泣いたときなどにも飲ませていました」(30代ママ)

「1回食のときは、昼間、赤ちゃんのご機嫌がよいときに離乳食を食べさせました。ミルクは、離乳食の後に少し飲ませ、後は3~4時間おきに飲ませていました」(20代ママ)

離乳食が1回のときは、母乳やミルクでしっかり栄養を摂らせたいと考えたママもいるようです。赤ちゃんが欲しがったときには、決めた時間以外にも授乳をしたというママの声もありました。


2回食の場合の離乳食と授乳のリズム

「2回食になってからは、11時頃と18時頃に離乳食をあげていました。ミルクだったので、授乳は朝と午後1時頃と寝る前の3回、決めた時間にあげていました」(20代ママ)

「離乳食が2回に増えると、授乳の回数が少し減りました。朝昼晩の3回にしようと思いましたが、母乳だったので夜泣きをしたときにあげることもありました」(30代ママ)

2回食になってからは、午前と午後に離乳食を食べさせるようにしたというママがいました。離乳食が2回になると、食事を中心とした生活リズムを意識しやすくなるかもしれません。

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生後6カ月の睡眠と生活リズム

お昼寝をする赤ちゃん
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生後6カ月の赤ちゃんはどのような睡眠のリズムで過ごしているのでしょう。お昼寝と夜の睡眠、生活リズムに関わる夜泣きについて、ママたちに聞いてみました。


お昼寝の時間とタイミング

「午前は9時から10時、午後は3時頃を目安にお昼寝をさせていました。タイミングがずれると、生活リズムが整わないこともありました」(20代ママ)

お昼寝の時間とタイミングが整わないと、夕方からの生活リズムも整わなくなるかもしれないと考えたママがいました。生活リズムを整えやすくするために、お昼寝の時間を決めていたというママの声もありました。


就寝時間と起床時間

「毎朝7時頃起こすようにしていました。できるだけ毎日同じ時間に起こして、生活リズムを整えようと思いました」(30代ママ)

「夜の9時には寝かせようと思っていましたが、寝つくのに時間がかかってしまったために、翌日の生活リズムが整わないこともありました」(40代ママ)

生後6カ月の頃の赤ちゃんは、起きる時間が早くなったり遅くなったりすることもあるかもしれませんが、毎朝同じ時間に起こそうと意識していたママもいるようです。


夜泣き対策

「夜中に起きたら母乳をあげていました。添い乳を続けてもよいのかという迷いもありましたが、次の日の生活リズムを整えるために、夜はしっかり寝かせるようにしていました」(20代ママ)

「夜泣きの時間が長いと次の日の朝なかなか起きられず、生活リズムが整わないこともありました。夜泣きをしたときは、白湯を飲ませて寝かしつけました」(30代ママ)

生後6カ月の頃になると、睡眠時間をしっかりとることで一日の生活リズムを整えようと考えたママがいるようです。赤ちゃんがすぐ寝ついてくれるという理由から、添い乳で寝かしつけをしていたというママの声もありました。

生活リズムの整え方のコツ

生後6カ月の赤ちゃんの生活リズムを整えるために、ママたちはどのような工夫をしているのでしょう。生活リズムの整え方のコツを聞いてみました。


理想とする生活リズムを考える

「一日のスケジュールを意識しながら生活をするようにしていました。赤ちゃんが過ごしやすくて私も無理のない生活を理想にして、スケジュールを立てました」(30代ママ)

離乳食と授乳のタイミングや睡眠時間など、赤ちゃんとママが過ごしやすいと感じる理想的な生活リズムを考え、それを目安に一日を過ごすようにしていたママがいました。

家事や育児の合間に自分がリフレッシュできる時間を少し作ることも、理想的な生活リズムを作る方法のひとつかもしれません。


体を使ってたくさん遊ぶ

「午前のお昼寝の後は、散歩に出かけて風に吹かれたりお花を見たりして、赤ちゃんとたくさん遊ぶようにしていました。外に出かけて遊んだ日は、夜よく寝てくれることが多かったように思います」(20代ママ)

生後6カ月になると、体の動きが活発になってくる赤ちゃんもいるようなので、体を使って遊ぶことを一日のスケジュールに取り入れるようにすると、睡眠のリズムがとりやすくなるかもしれません。

お昼寝の前後に十分にスキンシップをとると、赤ちゃんがよく眠って生活リズムを整えやすかったというママの声もありました。


夕方からの過ごし方

「夕方過ぎに赤ちゃんがはしゃぎすぎると、夜なかなか寝つかないことがありました。生活リズムを整えるために、夕方からは静かな遊びをするように意識しました」(30代ママ)

「夕方は家事などであわただしくなるので、家族で赤ちゃんのお世話をするようにしました。理想的な生活リズムは、家族の協力があると整いやすいと感じました」(20代ママ)

生後6カ月の頃は、生活リズムを整えるために夕方以降の過ごし方を変えるようにしたママがいるようです。夜スムーズに寝かしつけるために、夕方からの時間をゆったりと過ごすように意識していたというママの声もありました。

生後6カ月の生活リズムは赤ちゃんの様子を見て整えよう

ご機嫌な赤ちゃん
szefei/Shutterstock.com

生後6カ月の頃は、離乳食と授乳の間隔や睡眠時間を考えて一日のスケジュールを立てるママもいるようです。

生活リズムが整わないときには、理想とする生活リズムを意識しながら、赤ちゃんとの遊びやお出かけなど、生活の時間を見直すことも大切かもしれません。赤ちゃんの様子を見ながら生活リズムを整えていけるとよいですね。

2018年04月17日


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