子どものおもちゃの片づけ方で、悩んでいるママも多いのではないでしょうか。先輩ママに聞いた、かご・ボックス・棚を使ったおもちゃの収納方法や片づけのコツ、声のかけ方とともに、教員経験を持つ筆者が小学校生活に向けたお片付けのヒントをご紹介します。
ママたちから聞いたそれぞれのメリット、デメリットをまとめてみました。
〈メリット〉
・軽くて子どもでも持ち運びしやすい
・値段が手頃なものから揃えられる
小さなビーズから大きなぬいぐるみまで気軽に入れられるので、多くのママが使っているようです。
〈デメリット〉
・いろいろなおもちゃを入れると、小さいものが下の方に沈んでしまう
・底に埃が溜まりやすい
かごの底に細かいものや割れた部品、埃などが溜まり、気づいたら子どもが埃をつまんでいて慌てたというママもいました。
〈メリット〉
・片づけたときの見た目がきれい
・柄などの種類が豊富
柄や大きさ、材質などの種類が豊富で、棚に収納ボックスを並べてもすっきり見えそうです。「壊れやすいおもちゃや小さなおもちゃは、ボックスに入れておくと安心」というママもいました。
〈デメリット〉
・お世話人形やぬいぐるみなどの大きなものが入れにくい
・子どもには持ち運びしにくい
ボックスからはみ出さないように入れるのは、子どもには難しいかもしれません。取っ手がないなど、子どもが持ちにくい形のボックスもあるようです。
〈メリット〉
・おもちゃをおしゃれに収納できる
・絵本なども収納できる
「ロボットやお人形などを棚に並べると、インテリアの一部に見える」というママもいました。絵本を置いても、きれいなディスプレイのようになるでしょう。
〈デメリット〉
・棚から落ちないように並べることが、子どもには少し難しい
・重いものを並べると、落ちて危険なこともある
小学校では個人の小さなロッカー(棚)にランドセル、帽子、楽器、運動着などを決められた通りに収納するようになります。棚への収納に慣れていないと持ち物が落ちてしまうこともよくありますので、入学までに練習しておくと安心ですね。
ママたちに聞いた「工夫してよかったこと」をご紹介します。
「かごやボックスにラベルを貼って収納させました」
おままごとセット・ミニカー・ぬいぐるみ・変身セットなどに分けて、かごやボックスにお片付けをしたそうです。色分けしたボックスにラベルを貼って棚に収納したら、見た目もきれいになったようです。
小学校では学習ファイルや資料、マジック、はさみなどをグループ別・種類別にボックスに片づけることが多いので、分けて片づける練習になりそうです。
「衣装用プラスチックケースが使いやすかったです」
アイテム別ではないのですが、一段ずつ色違いになっている衣装ケースが使いやすかったというママもいました。収納量が多いのも魅力で、姉妹共用のおもちゃとそれぞれのおもちゃを色を決めて入れることにしたところ、間違えることがなくてよかったそうです。
「かごに何でも入れるようにしました」
細かく分けて片づけることに慣れていない子どもには、かごをいくつか用意して何でも入れるようにさせたら、自分で片づけることができたそうです。成長に伴って自分でおもちゃを分けて収納するようになった子どももいたようです。
「お片付け列車を使いました」
ボックスを移動させながらおもちゃを集めて歩く、という片づけ方を考えたママもいました。プラスチック製の軽いボックスをつなげて電車遊びのようにしておもちゃをどんどん入れていきます。
お片付けをいやがる男の子が喜んで片づけたそうなので、試してみてもよいかもしれません。
「入っていたボックスにお片づけ」
積み木などの組み立てるおもちゃは、元々入っていたボックスに収納するとよいようです。積み木をきちんと並べて収納するのは、楽しいだけでなく、算数の図形の学習にも役立ちそうです。
「収納スペースを決めてお片付け」
多くのママが、おもちゃの収納スペースを決めて、子どもといっしょに片づけるようにしていたようです。
「慣れてきたら子どもだけで片づけることができるようになった」「おもちゃは増えるので、使わなくなったおもちゃは子どもの手の届かない場所に置いて、収納スペースからはみ出ないようにしました」という話も聞きました。収納スペースは余裕がある方が片づけやすそうです。
「おもちゃのおうちに帰ります」「お人形さんといっしょにお片付けしようね」などと遊びの延長で片づける声かけがよかったそうです。親子でいっしょに置いてあった場所に片づけると、片づけ方が早く分かるようになるかもしれません。
4、5歳の子どもは、「片づけなさい」と言うとかえって片づけないことがよくあるようです。
「片づけるとお部屋がきれいになるね」「片づけてから次のことをしようね」など、きちんと話をして納得させたらできるようになった、というママがいました。片づけに時間がかかることを見越して、ゆとりを持って声をかけることも大切なようです。
6歳になると、小学校入学に備え、子どもの生活の見直しを考えるママが多いようです。
筆者が勤務していた小学校でも、入学後すぐに筆箱、教科書、色鉛筆、給食の道具などを、ルールに従って片づけるように指導し、机の中やロッカーの中に入れる練習をしていました。丁寧に声をかけてあげることが大切かもしれません。
おもちゃの片づけ方について先輩ママたちに話を聞いてみると、かご・ボックス・棚などの収納方法だけでなく、遊びを取り入れるなどの工夫もした様子がうかがえました。
親子で楽しみながらお片づけの練習をして、子どもが自分で片づけることができるように声をかけてみてはいかがでしょうか。
2017年10月12日
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