棚やかご、ボックスを使ったおもちゃのお片付け。子ども目線のアイデアやコツ

棚やかご、ボックスを使ったおもちゃのお片付け。子ども目線のアイデアやコツ

棚やかご、ボックスなどを使うおもちゃの片付け方について気になっているママもいるかもしれません。今回の記事では、おもちゃの収納に用意したアイテムや収納のアイデア、子どもがスムーズにお片付けするコツについて、ママたちの体験談を交えてご紹介します。

おもちゃを片付けるときの悩み

子どものおもちゃの片付け方について、ママたちはどのような悩みを持っているのでしょう。

「子どもが使ったおもちゃを自分で片付けられるようにしたいと思っていますが、なかなか元あった場所に片付けることができなくて困っています」(3歳の子どものママ)

「うちの子は遊びながらおもちゃを探すので、使わないおもちゃまで散らかってしまいます。遊んでいるときに片付けることは難しく、遊び終わった後で私が片付けを手伝わなければならないことが多く悩むこともあります」(5歳の子どものママ)

子ども自身におもちゃの片付けをしてもらいたいけれど、どうしたらよいかわからないと悩むことがあるようです。ママとしては、のびのびとおもちゃで遊ばせたいと思う反面、片付けについてもしっかり教えていきたいと思うのではないでしょうか。

実際に、子どもが自分でおもちゃを片付けられるようになるために、ママたちはどのような工夫をしているのか聞いてみました。

おもちゃの収納に用意したアイテム

おもちゃの収納に、ママたちが用意したアイテムにはどのようなものがあるのでしょう。実際に、ママたちがどのように使っていたのかとあわせて聞きました。


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iStock.com/Julia_Albul

「リビングの隅におもちゃ用の棚を置いて使っています。棚の上部におしゃれなカーテンを取りつけ、来客があるときにはカーテンを閉めておもちゃが見えないようにしています」(4歳の子どものママ)

おもちゃの収納に棚を使うママもいるようです。棚は使い方によってリビングや子ども部屋のインテリアの一部になるかもしれません。ママのなかには、片付けたおもちゃが落ちないように、棚にかごをセットして使ったという声もありました。


かご

「我が家では、おもちゃのお片付けにかごを使っています。かごはさまざまな大きさや形のおもちゃを簡単に収納することができ、大きなぬいぐるみがかごから出ていても気にならないので便利だと思います」(3歳の子どものママ)

かごは、おもちゃの大きさや形などを気にせずに使うことができるアイテムかもしれません。片付けるときには上から入れるだけなので、小さな子どもにも使いやすそうです。ママのなかには、2歳の子どもでもかごに自分で片付けることができたという声もありました。


ボックス

「我が家ではおもちゃの収納にボックスを使っています。きれいなイラストのついたボックスを買ってあげたところ、子どもが自分からお片付けするようになりました」(4歳の子どものママ)

「私はおもちゃをボックスに収納しています。おもちゃを入れたまま積み重ねることができ、スペースもあまり取らず便利でした」(6歳の子どものママ)

おもちゃの収納にボックスを使うママもいるようです。ボックスは模様のついたタイプや透明なタイプなど、さまざまな種類があるので、子どもの好みや片付けやすさを考えて選ぶとよいかもしれません。

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おもちゃの収納アイデア

おもちゃの収納はどのようにするとよいのでしょう。ママたちにアイデアを聞いてみました。


見せる収納にする

「うちでは子どもの絵本を表紙が見えるように棚に並べて収納しています。絵本を選びやすく片付けたときの見栄えもよいので、子どもも『図書館みたい』と気に入ってくれています」(5歳の子どものママ)

「我が家では透明なケースをおもちゃの収納に使っています。中に入っているものが見えるので、子どももどのケースに片付ければよいのか一目でわかるようです」(5歳の子どものママ)

おもちゃや絵本を外から見えるように片付けるアイデアのようです。透明なケースに入れておけば、目的のおもちゃだけをスムーズに取り出せるかもしれません。ママのなかには、おもちゃを見せる収納にしたことで、子どももきれいに並べてお片付けするようになったという声がありました。


ラベルで見やすくする

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© L.tom - Fotolia

「うちでは、おもちゃをジャンル別に収納できるようにラベルを作りました。おもちゃを片付けるかごに、それぞれの中身をイラストで描いて貼ってあげたら、子どもが自分でお片付けできるようになったと思います」(4歳の子どものママ)

おもちゃを収納するかごやボックスは、なかに入れるおもちゃの絵や写真を貼ってあげると、子どもが使いやすいおもちゃ収納になるかもしれません。他には、おもちゃのチラシをラミネートしてカードを作り、棚に貼ってあげたら子どもが楽しそうに片付けるようになったというママの声もありました。


何でもボックスを用意する

「我が家では『何でもボックス』というおもちゃ箱を1つ用意してあります。ほとんどのおもちゃはジャンル別に収納し、どのジャンルに入るかわからないものを入れることにしています。そのおかげか、子どもがあまり迷わずにお片付けできて便利です」(5歳の子どものママ)

おもちゃをどこにしまったらよいのかわからないと、子供は途中で飽きてしまうかもしれません。何でも入れられるかごやボックスを用意することで、片付けがスムーズに進むかもしれませんね。

おもちゃをスムーズに片付けるためのコツ

子どもがスムーズにおもちゃを片付けられるようにするためのコツを、ママたちに聞きました。


棚に扉をつけない

「我が家ではおもちゃを片付ける棚には扉をつけないようにしています。扉の開け閉めをしなくてもよいようにしたことで、子どもがワンアクションでおもちゃを片付けられるようになりました」(4歳の子どものママ)

棚やボックスに扉がないことで、子どもも簡単におもちゃを出し入れすることができるかもしれません。ママのなかには、子どもが小さいうちは扉をつけず、5歳くらいになって扉に注意できるようになってから取りつけたという声もありました。


片付けやすい高さにする

「私は子どもが座りながらお片付けができるように、カラーボックスを横にしておもちゃの収納に使っています。子どもにあわせた低い収納にしたことで、自分の周りに散らばったおもちゃをスムーズに片付けることができるようになりました」(5歳の子どものママ)

子どもの身長や片付けるときの姿勢にあわせて、おもちゃの収納の高さを考えたママがいました。子どもが片付けやすいことで、ママが手伝ってあげなくても、おもちゃを片付けられるようになるかもしれませんね。

おもちゃの片付けを工夫しよう

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© chachamal - Fotolia

子どものおもちゃの片付け方はさまざまなようです。棚やかご、ボックスなどを工夫して使い、「お片付けしやすい」と子どもが感じられるような収納方法ができるとよいですね。

2018年09月02日


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