もうすぐ桜の季節、お花見に出かける方もいるのではないでしょうか。大人だけで宴会気分で盛り上がるお花見もいいですが、子どもが小さいからこそ楽しめることもあります。今回は、子どもと一緒にお花見をする際の注意点や実際のエピソードをご紹介します。
この季節、子どもと一緒にお花見に行く方も多いのではないでしょうか。大人だけならにぎやかで楽しい場所でもいいですが、子連れとなると場所選びなどの工夫が必要です。どんなことに気をつけたらいいのかを考えてみました。
子どもの年齢によって持ちものはちがうと思いますが、ビニール袋やティッシュは必須です。また防寒対策として上着なども必要ですね。子どもがもし寝てしまった時のために厚手のブランケットがあると安心です。
有名なお花見スポットにはトイレが遠かったり人が多くて混雑しているので、できれば子連れでは避けたいですね。遊具などがあり、子どもが飽きない公園や、室内や屋根が近くにあるお花見スポットを選びましょう。
子どもの機嫌がいい午前中がベストです。人出も少なく、のんびりとお花見を楽しむことができます。ランチを食べて暖かいうちに帰れるのが理想ですね。夕方以降の夜桜もきれいですが、その場合は短時間でお花見を楽しんで子どものコンディションを優先してあげましょう。
実際に子どもと一緒にお花見に行ったママ達のエピソードを、年齢別にご紹介します。
娘がよちよち歩きの頃、近くの公園にお散歩がてらお花見に出かけました。桜は散り始めで風が吹くとサーっと花びらが舞い散り、なんとも言えない美しさでした。
我が子の目にはこの美しい桜がどのように映っているんだろうかと娘を見ると、一生懸命落ちてくる桜の花びらを追いかけていました。強く風が吹いて一気に花びらが舞い出すと娘は大興奮!キャーキャー言いながらその場でバタバタしていました。
それから数年経ちましたが、その時の桜の雰囲気と娘の喜ぶ姿は今でもハッキリと覚えています。
お花見シーズンに私1人で子ども2人を連れてお友達とお花見行ったことがありました。
ほんの少し娘(幼稚園生)に気を取られ、息子(未就園児)から目を離した隙に、迷子に…。友達と一緒に探しましたが、見つかりません。「どうしよう…」と焦り始めた時、売店のおばさんに手を引かれ歩く息子を発見しました。ホッと安心したのと同時に、おばさんに御礼と不注意をお詫びすると「今日はこれで3人目だよ」と苦笑いされてしまいました。
いつも行っている公園とはいえ油断は禁物、ということが身にしみた出来事でした。迷子にさせないにこしたことはないですが、万一に備えて目立つ色の服を着せると、離れている場所から確認しやすいです。
桜の木の下でお弁当を食べている時に、当時幼稚園児だった娘から「桜はなに色なの?」と尋ねられたことがあります。「桜はピンクでしょ」と私は軽く答えたのですが、彼女はさらに質問を重ねてきました。「桜はピンクに見えるのに、落ちてくる花びらは白いよ。どうして?」
確かに離れた場所からはピンクですが、手元に落ちてきた花びらはピンクというより白く見えます。子どもならではの素直な疑問だなと思いました。
ちなみに桜は気候の影響を強く受けやすい花なんだそうで、冬が寒いとピンクが濃くなるそうです。お花見の際に子どもたちに教えてあげるのもいいかもしれませんね。
子どもと一緒のお花見でのママやパパの失敗談もあるようです。筆者の友人の失敗談を紹介します。
家族で花見と遊園地を同時に楽しめるレジャー施設に行くことになった筆者のママ友。がんばって早起きしてお弁当を作ったんですが、張り切りすぎたらしく、現地に着いたときにはかなり疲れていたそうです。
でも、花の美しさなども手伝って開放的な気分のせいか、普段はあまり飲まないビールをすきっ腹でグイグイ飲んだところ、少量なのにフラフラ状態に…。せっかく作ったお弁当もまったく食べられず、子どもとも一緒に遊べず、ずっとビニールシートの上で横になっていたそうです。
お仕事をしていると「週末ぐらいは子どもと一緒に楽しみたい」と思い、ついつい頑張りすぎますが、やりすぎは禁物。自分の体力と相談するようにしましょう。
子どもと一緒に桜の美しさや雰囲気を楽しんだ後は、ぜひその体験や思い出を形に残してみてください。絵を描くのが好きな子なら、絵日記として残しておくのもいいと思います。また、絵は子ども、文字は親が担当し、親子で合作してもいいかもしれません。
また、絵が苦手な場合は、写真を撮影し、それをプリントアウトしてアルバムに貼り、子どもと一緒にひとことコメントを添えてオリジナルのお花見アルバムも素敵です。桜の時期になると100円均一ショップで桜のシールやカード、テープなどが多数販売されるので活用してみてください。子どもが成長してから一緒に見かえすのが楽しみですね。
子どもと一緒のお花見は、いろんな思い出が毎年積み重ねられ「あんなことあったね、去年はこうだったね」と、振り返ることができる楽しいイベントです。
子どもが小さいからこそ楽しめることもあるので、場所選びや持ちものなどを工夫して、今年はぜひ親子でお花見に出かけたいですね。
2017年03月25日
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