子どもの成長をお祝いするこどもの日。柏餅やちまきを用意しようと考えているママもいるのではないでしょうか。今回は、柏餅やちまきを食べるようになった由来や意味の他、基本的な作り方やアレンジレシピについて、ママたちの体験談を交えてご紹介します。
5月5日のこどもの日に家族で食べるものと言えば、柏餅やちまきを思い浮かべるママもいるのではないでしょうか。ママたちに、柏餅とちまきのどちらを用意したのか聞いてみました。
「こどもの日が近くなるとお店のお菓子売り場につぶ餡や味噌餡の柏餅が並ぶので、こどもの日には柏餅を用意するのが我が家の恒例です。毎年どれを選ぼうか考えながら楽しんで購入しています」(30代ママ)
「私が子どもの頃は、端午の節句に毎年ちまきを食べるのが家族の行事となっていました。結婚してからは夫の習慣にあわせて柏餅を食べているので、ちまきが懐かしく感じ柏餅といっしょに両方用意するときもあります」(20代ママ)
こどもの日に柏餅とちまきのどちらを食べるかは、家庭や地域によってさまざまなようです。他にも、地域によって別のものを用意しているといったママも声もありました。
こどもの日に柏餅やちまきを食べるようになった理由を子どもにわかりやすく伝えたいと考えるママもいるのではないでしょうか。実際に、ママたちが子どもにどのように伝えているのか聞いてみました。
「柏餅に巻かれている柏は、春に新しい芽が出るまで古い葉を落とさないことから、子どもには『子どもが元気で無事に育ちますようにという願いが込められているんだよ』と伝えました」(30代ママ)
柏餅を食べる意味を子どもに伝えるときは、柏の葉っぱに込められた願いといっしょに伝えてみるとよいかもしれません。柏の葉っぱの巻き方にも理由があり、柏の葉の表を向けて巻いてある柏餅は小豆あん、裏を向けて巻いてあるものは味噌あんになっているというママの声もありました。
「『ちまきはどうして食べるの?』と子どもに聞かれたので『病気や事故にあわないように、悪いものから身を守ってくれるという意味があるんだよ』と伝えました」(20代ママ)
ちまきには、邪気を払い病気や事故などの災難から身を守ってくれるという意味があるようです。ちまきが中国から伝わったとき日本の都が関西にあったことから、主に西日本にちまきが広まって行ったようです。
柏餅を手作りしてみたいと考えるママもいるかもしれませんね。
続いては、柏餅の基本的な作り方やアレンジレシピをご紹介します。
「上新粉と水をあわせ、耳たぶほどの柔らかさになるまでよく捏ねます。小さくちぎった生地を蒸し器で20分ほど蒸してからさらによく捏ね、丸めておいた餡を包み塩抜きした柏の葉っぱの塩漬けを巻きます。仕上げに蒸し器に入れ、15分程蒸すと柏餅のできあがりです」(30代ママ)
「耐熱ボウルに上新粉と水を入れ混ぜたら、ふんわりラップをかけて4分から5分位電子レンジにかけます。ビニール袋に入れ揉むように捏ねた生地を、手を水につけながら小分けにして丸めます。麺棒で薄く伸ばし、餡をのせたら2つに折りたたみ柏の葉っぱにくるんだら完成です」(30代ママ)
柏餅には、蒸し器で火を通す作り方や手軽に電子レンジを使って作る方法があるようです。また、柏餅の葉っぱは食べられるのかと子どもに聞かれたときは『硬くて食べられないから、葉っぱを剥がして食べようね』と説明したというママの声もありました。
「今年のこどもの日は、味噌餡とこし餡の柏餅を作りました。食べるときに中身の違いがわかるよう、生地に食紅で色をつけてみました。みそあんは薄い黄色、こし餡は薄いピンクにすると『私は黄色がいい!』『僕はピンクにする!』と子どもたちにも好評でした」(30代ママ)
「私は、柏餅の餡といっしょに具材を入れてみました。いちごやバナナなど果物を入れてみたらところ、フルーティーな柏餅になり家族に喜ばれました」(20代ママ)
柏餅の中に入れる餡をアレンジしてみたり、餡といっしょにいちごなどの具材を入れて作っているママがいるようです。ママのなかには、こし餡と刻んだくるみをあわせたものを柏餅の中に入れたところ、香ばしいくるみの食感が好評だったという声も聞かれました。
ちまきの基本的な作り方や、ママたちに聞いたアレンジレシピをご紹介します。
「上新粉と砂糖を混ぜたところに熱湯を注ぎ、しゃもじでよく混ぜます。手で触れられるようになったら手で捏ね、小分けにしてしずく形の団子に成型します。お餅を笹の葉っぱとい草で包み、たっぷりの熱湯で25分ほど茹でると完成です」(30代ママ)
ちまきは、上新粉と砂糖、熱湯で作った生地を笹の葉っぱやい草で包み、お湯で茹でることで作れるようです。ママのなかには、笹の葉っぱを用意することが難しかったので、生地を茹でたものをラップでくるみ、笹の代わりに緑色の折り紙を使って子どもといっしょにちまきを包んだという声もありました。
「もち米と豚肉、たけのこや干しえびなどの具材を砂糖やオイスターソースなどの調味料や水といっしょに水分がなくなるまでごま油で炒めます。炒めたものを竹の皮に包み、蒸し器で蒸すと中華風ちまきの完成です」(20代ママ)
こどもの日に、ちまきを中華風にアレンジしているママもいるようです。他にも、基本のちまきを一口大に切り砂糖醤油や水溶き片栗粉で作ったたれに絡め、みたらし団子風にしても子どもたちがよく食べたというママの声も聞かれました。
ママたちに聞くと、こどもの日に柏餅やちまきのどちらを用意しているのかは地域によってさまざまなようです。柏の葉っぱは食べられるのか子どもに聞かれたときは、はずしてから食べるように伝えてあげるとよいかもしれません。
柏餅やちまきの基本的な作り方やアレンジレシピなども参考にしながら、子どもの成長を願う柏餅やちまきを用意できるとよいですね。
2019年05月05日
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