
子どもの習い事のひとつである学習塾。幼児の頃から学習塾に通う場合はいつから始め、何がいいのでしょうか。学習塾の種類や費用、時間帯や教室の選び方のほか、続かないときの対処法についてご紹介します。
習い事として学習塾へ通うきっかけとなるのが、周りの子どもが通っている場合や、小学校受験の対策、早期教育などの理由ではないでしょうか。
子どもがまだ小さい幼児の頃は、学習の習い事を自らやりたいと希望する場合は少ないため、なんとなく始めるというよりママやパパが明確な目的を持って習わせる場合が多いのかもしれません。
学習塾には大きく分けて二種類あるようです。それぞれの種類の特徴と何歳から始めることができるのかについて見ていきましょう。
早期学習を目的とした塾は、早いものでは、0歳から始められるものがあるようです。絵カードをスピーディーに見せる学習方法は早期学習ではよく見かけるものではないでしょうか。
そのほかに、プリント学習によって自ら学ぶ力を育てる学習塾もあり、えんぴつを持てるようになる3歳頃から始めることができるようです。
小学校受験の対策のための学習塾では、受験対策用の授業が行われるようです。その内容は、基礎的な学習のほか、面接の練習や集団行動の訓練などです。
最近の小学校受験の内容が勉強だけではなく、集団生活の中で友だちとのかかわり方なども重要視される傾向にあるため、実際の生活でも役立つ内容かもしれませんね。塾に通う年齢は、幼稚園に入園する年少や年中の3、4歳頃というタイミングで始める場合が多いようです。
塾へ子どもを通わせてメリットを感じているママたちの体験談を聞いてみました。幼児のうちから学習塾に通わせてよかったと思うのはどのようなときなのでしょうか。
「学習塾では簡単な課題からスタートして、勉強を進めているようです。新しい教材に取り組むときも、前にあった問題からほんの少しだけ難しくなるスモールステップで進むようなので、ゲーム感覚でひとつひとつクリアしていくように学習を楽しんでいるようです」(6歳の男の子のママ)
「受験する学校の情報をママたちと共有できるので、学校の考え方と家庭の方針が合っているかなど事前に知ることができました。また、入学する前から友人ができるのもメリットかもしれません」(7歳の女の子のママ)
学習塾に通わせる場合にはどれくらいの費用がかかるのか、子どもを学習塾に通わせているママたちに聞いてみました。
早期教育の塾の場合、約6000円から20000円くらいの月謝の塾が多いようです。学習する内容が一教科である場合か複数の学習を行なうかによっても金額に違いがあります。週に通う回数などによって金額に変動がある場合もあるので、事前に金額について確認しておきましょう。
受験対策のための塾は教室によって金額はさまざまですが、週一回30000円から50000円ほどの値段設定が多いようです。受験対策の学習塾の場合には、塾の費用のほかに、模擬試験や特別講習などの費用も掛かるようです。受験には洋服や受験費用など、さまざまな場面での支出があるようなので、それも考慮しつつ塾を選べたらよいですね。
学習塾の選び方について見ていきましょう。
幼児の間はひとりで習い事に通うことが難しいため、親による送迎が必要となります。通わせたい学習塾があったとしても家から遠い場合は送迎も大変なので、できる限り自宅から距離が近い教室を選ぶようにするとよいでしょう。
幼児の学習塾は平日であれば幼稚園が終わった時間が多いようですが、土日の休日の午前中や午後に行われている場合もあるようです。子どもがまだ小さい幼児期は幼稚園などで思いっきり遊ぶため、時間帯によっては疲れ切っている場合もあるようです。休みの日や一息つけるくらいの余裕があるなど、子どもが学習に向かいやすい時間帯を選ぶとよいかもしれません。
もし、小学校受験など特定の目的のために塾を探してるなら、できるだけその目標に近づけるような学習塾の選び方ができたらよいですね。教育方針や合格実績などをよく吟味して選んだ、というママの声もありました。
学習塾に通っても続かないということもあるかもしれません。続かないときの解決方法について見てみましょう。
学習塾に通ったものの、学習塾に行きたくないと嫌がる場合には、理由をまずは探ってみましょう。さまざまな理由が考えられますが、「なんとなく通いたくない」という場合には、習い事を続ける目的が見えなくなっているのかもしれません。パパやママがいっしょに目標を設定し、学習意欲を高める工夫をするのもひとつの方法ではないでしょうか。
学習塾で先生との相性が合わないなどどうしても続かない場合には、一度辞めて別の学習塾を探してみるのもよいでしょう。何がよいかは子どもと教室の相性などをみながら学習塾を探してみましょう。
子どもが幼児のときの学習塾の習い事は、受験や早期教育が目的という場合が多いのかもしれません。子ども自身が学習塾に楽しく通えるためにもいつから、何歳からはじめるか、どんな種類の学習塾がよいか、時間や送迎に無理なく続けられるかをよく検討した選び方をしたいですね。
2018年02月08日
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