
1歳の子どもの習い事は何がよいのでしょうか。1歳でもできる習い事の種類や習い事をする数、続けるための選び方とレッスンの時間や平均的な費用、送迎などについてご紹介します。
1歳でもできる習い事にはどんなものがあるのでしょうか。1歳になると子どもによっては行動範囲が広がり、今までよりもさらに周囲のものに興味を示すようです。自我が芽生え始める時期でもあり、早いうちからの習い事について、考えるママやパパも少なくありません。
いざ習い事をと考え始めると、どんな種類があるのか、何がよいのか迷うもの。今回は、1歳でも参加できる習い事を3つご紹介します。
1歳の時期のリトミックではママやパパの歌声を聴きながら、いっしょにリズムをとって歌ったり踊ったりします。親子のスキンシップを目的としたプログラムが組まれていることもあるようです。
リトミックとは、もとは音楽家の育成を目的に考案された音楽教育法といわれています。音楽を全身で感じ取り、表現するというリトミックの持つ多面性が注目されるようになり、現在では乳幼児の習い事としても人気があるようです。
「歌ったり踊ったりして、子どもも嬉しそう。楽しく体を動かすので、リトミックのあとにはよく寝てくれます」(2歳の女の子のママ)
リトミックの教室には月謝制の教室と、1回ごとにレッスン費用を支払う回数制の教室があります。自治体の公民館や市民センターなどでもリトミックの教室が開催されている場合があり、こちらは費用がリーズナブルなようです。
月謝制(月2~4回・1回60分):1000~8000円ほど
回数制:500~1000円ほど
その他、レッスン代とは別に入会金、教材費がかかる場合もあります。費用は教室によって異なるので、気になる教室があれば問い合わせてみましょう。
入会金:3000~5000円
教材費など:300~1000円
リトミックのレッスンは1回が60分ほどで、月に2回から4回のレッスンが開かれている場合が多いようです。
ベビースイミングは、早ければ生後4か月からの受け入れを行う教室もあり、1歳からの習い事の選択肢に入れるママやパパもいるようです。
生後4カ月くらいから3歳前までの子どもを対象にした水泳教室です。カリキュラムは教室によって異なりますが、水中で浮いたり、バランスをとったり、手足を動かしたりする「水慣れ」や、水に親しむ「水遊び」が行われています。
「最初はプールの大きさに怖がって入るのを拒否していましたが、徐々に慣れて、子どもが怖がらない水の潜り方や、水遊びの指導を受けて楽しめるように。今は苦手だったお風呂も好きになってくれたみたいです」(2歳の女の子のママ)
教室を開催しているスポーツクラブやスイミングクラブによって、週1回の回数制と回数フリー制を設けているところがあり、それによって費用も異なっているようです。平均的な費用を調べてみました。
回数制(週1回):7000~9000円ほど
回数フリー制:9000~12000円ほど
教室によって異なるため、気になる教室があれば、確認してみるとよいでしょう。
1回のレッスンが40分から60分ほどで、月に4回ほど開催されていることが多いようです。
まだうまく言葉を発せられない時期の子どもと、簡単な手先を使った「ジェスチャー」でコミュニケーションをとる方法といわれています。ベビーサインを覚えた子どもからの意思表示に感動するママやパパもいるようです。
1990年代にアメリカで始まったとされる育児法のひとつです。
「1歳4カ月で息子が中耳炎になったとき、『痛い』のサインを覚えていたので、耳を触って『痛い』をしていて異変に気づけました。言葉が話せなくても伝えてくれて、病院に行くことができました」(2歳の男の子のママ)
ベビーサインの教室は、個人レッスンの場合とグループの場合、出張で教室を開く場合などによって費用が異なるようです。
1回のレッスン:1500~2500円ほど
1回のレッスンが60分~90分ほどで、月に1回~2回ほど開催されていることが多いようです。
教室選びは各教室の特色に注目することも大事ですが、続けることのできる環境であるかを考えることも必要かもしれません。通うのが苦痛になってしまい、続けられないのは避けたいものですよね。
教室までの距離的にも時間的にも、負担にならない範囲で探してみてはいかがでしょう。また、一度に何個も教室に通うと1歳児は疲れてしまうかもしれません。慣れるまでは1つの教室で様子を見た方がよいかもしれません。
1歳は保護者と離れてレッスンを受けるにはまだ難しい時期のようです。1歳の習い事は、子どもが一人だけで参加するのではなく「ママやパパといっしょにレッスンに参加する」という形が一般的だそうです。
1歳の子どもを対象とした習い事では、子どもが疲れない時間の長さでレッスンが組まれていることが多いようです。
教室へのアクセスの良さが、習い事が続くか続かないかのポイントになることもあるようです。習い事に必要な持ち物を持って、抱っこした状態で移動することを考えたうえでアクセスのよい場所にすることも検討内に入れておいた方がよいかもしれません。
1歳の習い事は、親子のコミュニケーションがとれるようなカリキュラムが組まれていることが少なくありません。子どもに楽しんでもらうためにも、まずはいっしょに通うママやパパが無理なくできる習い事を検討してみてはいかがでしょうか。
※記事内で紹介している習い事の費用は目安です。平均的な費用は教室事によって異なります。
2018年02月20日
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