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トラップを取りつけるときのポイントとは
カブトムシを捕まえたいと考えたとき、ペットボトルを使ったトラップの作り方や木に取りつける際のポイントが知りたいママやパパもいるのではないでしょうか。今回は、ライトなどを使った簡単なトラップの作り方やバナナや昆虫ゼリー、スイカや黒砂糖、黒蜜などトラップのなかに入れたものを体験談を交えてお伝えします。
カブトムシトラップを作ってみよう
夏が近づいてくると、子どもといっしょにカブトムシやクワガタなどの昆虫採集に出かけたいと考えるママやパパもいるのではないでしょうか。トラップとは、カブトムシを捕まえるために取りつける罠のことのようです。ママやパパたちに聞くと、カブトムシ採集に使う簡単なトラップの作り方や、トラップを使ってカブトムシを捕まえるときのポイントが知りたいといった声が聞かれました。
実際に、ママやパパたちはどのようにカブトムシ採集に使うトラップを作っているのでしょう。
カブトムシトラップの作り方
ママやパパたちに聞いた、カブトムシトラップの簡単な作り方を何種類かご紹介します。
ペットボトルを使ったトラップ
「2Lのペットボトルの上の部分をカッターでコの字型に切り、カブトムシが入る穴を開けます。真ん中の部分を一面残して半分に切り、ペットボトルの底に昆虫ゼリーやスイカなどカブトムシが好きなものを入れてからテープで閉じます。ロープを通し木に固定すると完成です」(20代パパ)
ペットボトルを使ったカブトムシトラップを作っているパパがいるようです。ペットボトルのトラップを作ったパパからは、カブトムシの入り口に表面がざらざらとしている幹巻きテープを貼りつけておいた方が、カブトムシの足が滑りにくくトラップにとまりやすかったという声も聞かれました。
網を使ったトラップ
「ストッキングのなかにカブトムシの好むえさを入れ、クヌギの木の枝に縛りつけた簡単なトラップを作ってみました。夜に再び見に行くと、えさが入っているストッキングの部分にカブトムシがとまっていました」(30代ママ)
ストッキングなど、網を使ったトラップを作ったママもいるようです。他にも、トラップの作り方としてみかんや玉ねぎなどが売っていたときに入っていたネットにスイカやバナナを入れてカブトムシトラップを作ったというママの声もありました。
ライトを使ったトラップ
「バスタオルやシーツなど白い布をクヌギの木の近くに広げて固定し、シーツへ向かって水銀灯のライトを照らしてトラップを作りました。夜に再び見に行くと、ライトに照らされたシーツの部分にカブトムシが数匹集まっていました」(30代パパ)
カブトムシが明るい場所を好む習性を活かして、ライトを使ったトラップを作っているパパもいるようです。ライトを使ったトラップを仕掛けたパパからは、LEDよりも水銀灯などの紫外線が多めのものの方が、カブトムシなどの昆虫が集まりやすかったという声も聞かれました。
カブトムシトラップのなかに入れたもの
カブトムシトラップのなかには、どのようなものを入れて作ればよいのでしょう。ママやパパたちに、カブトムシトラップのなかに入れたものについて聞いてみました。
バナナ
「カットしたバナナと焼酎、砂糖とドライイーストをジッパーつきポリ袋に入れよく揉み込み、半日ほど暖かい場所で発酵させます。発酵したペーストをペットボトルのトラップに入れて使いました」(30代ママ)
バナナや焼酎などを混ぜて発酵させたものをトラップに入れたというママがいるようです。パパのなかには、よく熟れたバナナと赤ワインを混ぜたものでも同様に使えたという声も聞かれました。
昆虫ゼリー
「脱脂綿のなかにケースから出した昆虫ゼリーをいくつか入れ、紐を使ってコナラの木に縛りつけてみました。昆虫ゼリーを使うことで、手軽にトラップを用意できたと感じています」(30代ママ)
トラップのなかに昆虫ゼリーを入れたというママの声もありました。昆虫ゼリーはケースから出してそのままトラップ用として使え、簡単に用意できるかもしれません。
黒砂糖や黒蜜を使ったもの
「日本酒と黒砂糖、酢をそれぞれ同量混ぜあわせた液体をペットボトルのトラップのなかに入れてみました。混ざりにくいときは、黒蜜で同じように作るときもあります」(30代ママ)
「簡単にトラップを仕掛けたかったので、黒蜜を直接クヌギの木に塗りつけてみました。塗るときは、家にあった刷毛を使うと塗りやすかったように感じました」(20代パパ)
比較的甘い匂いを好むとされるカブトムシがトラップに集まりやすいよう、黒砂糖や黒蜜を使ったものを作っているママもいるようです。他にも、もともと樹液から作った甘い匂いのするメープシロップを木に塗りつけてみたというママの声もありました。
カブトムシのトラップを取りつけるときのポイント
カブトムシのトラップを取りつけるときは、どのようなことを意識すればよいのでしょう。ママやパパたちに、カブトムシのトラップを取りつけるときのポイントを聞いてみました。
取りつける場所
「樹液が出ている木は、そこにカブトムシが集まってしまい、トラップにかからないかもしれないと思いました。トラップを取りつけるときは、樹液が出ていない木を選ぶようにしました」(20代パパ)
カブトムシトラップを取りつける場所をポイントに考えているパパがいるようです。パパのなかには、できるだけ高めの場所に取りつけることを意識したという声もありました。
取りつける時間帯
「カブトムシトラップは、昼間から夕方までの時間帯に取りつけました。夜行性のカブトムシが出てくる夜までに仕掛けた方がよいのではと思い、明るいうちに取りつけておきました」(30代ママ)
カブトムシトラップを取りつける時間帯を意識しているママもいるようです。ママのなかには、仕掛ける際に見えやすかったため日が明るい時間帯に取りつけたという声もありました。
取りに行く時間帯
「カブトムシトラップを取りつけて、半日程時間が経過してからクヌギの木の様子を見に行きました。暗いなか見に行くとカブトムシがトラップにとまっているのが見え、子どもも大喜びでした」(30代ママ)
カブトムシがトラップの周りに集まっているかどうか、様子を見に行く時間帯も取りつけるときのポイントかもしれません。パパのなかには、トラップを仕掛けてから遅くとも2時間以上経過してから見に行くよう意識したという声もありました。
カブトムシのトラップを活用してみよう
カブトムシのトラップの簡単な作り方について、ママやパパたちはペットボトルやライトなどを使いさまざまなトラップを用意しているようです。バナナやスイカなどの果物や昆虫ゼリー、黒砂糖や黒蜜をお酒といっしょに煮詰めたものなどをトラップのなかに入れたというママの声もありました。
クヌギなどの木など取りつける場所や時間帯なども意識しながら、カブトムシ採集を親子で楽しめるとよいですね。