在宅ワークの作業から代金の請求まで。主婦がパソコンなどを使った仕事で収入を稼ぐ方法

在宅ワークの作業から代金の請求まで。主婦がパソコンなどを使った仕事で収入を稼ぐ方法

2018.05.20

副業などで在宅ワークをしようと考えている主婦の方もいるのではないでしょうか。パソコンを使って家でできる仕事で収入を稼ぐにはどうしたらよいのかと悩むママもいるかもしれません。今回の記事では、在宅ワークの契約が完了してから収入を得るまで流れや、請求書作成のポイントついて厚生労働省の資料をもとにご紹介します。

在宅ワークの流れ

在宅ワークを見つけて、無事に契約を交わしてから実際に仕事を始めるときの流れについて知りたいという主婦の方もいるかもしれません。家でできる仕事を見つけて契約が完了した後は、作業を開始して納品、代金の請求という流れがあるようです。

厚生労働省の資料から読み取った情報をもとに、具体的な内容について見ていきましょう。

在宅ワークのトラブル予防策。主婦がパソコンを使った仕事で気をつけたいこと

実際に作業を始めよう

家でできる仕事の契約が完了したら、いよいよ仕事が始まるといわれています。在宅ワークをする主婦の方が計画的に作業に取りかかるために、確認するとよいポイントについてご紹介します。


配布物の確認

在宅ワークの配布物を受け取ったら、まず発注者から提供される仕事に関する書類や、パソコンのデータファイルなどの中身を確認するとよいでしょう。

パソコンを使ったデータ入力の仕事の場合は、原稿の内容にオチやヌケがないかチェックしたり、ひな形が自分のパソコンで使える仕様であるかを確認したりするとよいそうです。


仕事の工程を確認

本格的に仕事に取り掛かる前に、サンプルを一部作成して工程や作業にかかる時間を確認しておくとよいそうです。それによって納期までのスケジュールを立てることができ、1日のノルマを決めることにもつながるとされています。

主婦が家でできる仕事を行う際には、急な用事が入ることもあるかもしれません。副業で在宅ワークをする主婦の場合も含めて、余裕を持ったスケジュールを組むとよさそうですね。


作業を開始し仕上がりを確認

家でできる作業をする際は、仕様書と業務内容をよく確認してから始めましょう。実際に作業を始めたら、発注者に仕事の進み具合を報告し、仕様の変更がないか、疑問点などは後回しにせず早めに確認するとよいそうです。

仕事が一通り完了したら発注者から示されている内容をもとに、できあがったものの仕上がりが仕様を満たしているか確認するとされています。チェック表などを作成すると、確認作業の効率アップにつながるかもしれません。

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在宅ワークの納品の流れ

在宅ワーク
iStock.com/monzenmachi

在宅ワークでの仕事が完了し、納品できる状態になってからの流れについて見ていきましょう。


納品し検査を受ける

納品の際には、納品するためのファイルの形式やメールや紙などの提出時の媒体について確認するとされています。仕事の納品は指定期日の指定時間までに行うようにして、納品する際には仕事内容や納品するものに過不足がないかなど、家でもできるだけ確認してから提出できるとよいかもしれません。

発注者に納品したことを連絡し、発注者の仕様を満たしていれば納品完了となるようです。


修正作業をする

納品したものに過不足や仕様を満たしていないところがあれば、修正作業を行うとされています。

このときに、修正する仕事内容が当初の作業の一部なのか、追加作業なのかを明確にしておくとよいそうです。追加作業であれば報酬について確認しておくと、在宅ワークのトラブルの対策にもつながるかもしれません。


納品が完了したら

修正作業を行い検査が完了したら、納品完了となるようです。納品が完了したら、納品書や作業報告書を発注者に提出する必要があるとされています。できあがったもののデータなどは、入金が確認されるまで保存しておくとよいでしょう。仕事の契約内容によっては、納品を終えてからも一定期間の保存を求められる場合もあるそうです。

代金の請求について

納品が完了したら、発注者の締切に合わせて納品書をもとに請求書を発行するとされています。報酬金額の確認から請求書の発行、入金までの流れについてご紹介します。


収入の合計金額を確認

締切内に納品が完了した仕事の合計の報酬について、発注者に確認を取ることで請求金額が決まるようです。請求金額、支払日が確定したら、それに基づいて発注者側に請求書を発行するとよいでしょう。


パソコンなどで請求書を発行

納品書に基づいて請求書を発行する際は、発行年月日や自分の連絡先、合計金額、振込先など必要事項を明記して 発注者の締め切りに間に合うよう提出するとされています。

請求書の作成はパソコンを使って家でできるようなので、紹介されている請求書の例も参考にしてみるのもよいですね。


入金を確認する

在宅ワーカーが発行した請求書をもとに、発注者側は支払期日までに支払処理を行うとされています。支払日になったら、きちんと入金がされているか確認しましょう。入金を確認するときには、発注者から発行されている支払明細書と入金の金額、また請求書の金額に違いがないかをチェックするとよいそうです。

もしも金額が違っていたら、発注者に確認して説明を受けるようにするとよいでしょう。

仕事の流れをしっかり把握しよう

家でできる仕事
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在宅ワークの作業が始まると、受注したパソコンのデータファイルや書類の内容、作業工程、作成したものの仕上がりなど確認することもさまざまなようです。

主婦が家でできる在宅ワークを仕事にする際は、子どもの体調不良など急な予定変更も考えて、あらかじめ余裕を持ったスケジュールを組んでおくとよいかもしれません。仕事や副業として稼ぐのであれば、支払日に入金がされているかなど収入の確認も忘れずに行うようにするとよさそうです。

仕事の流れをしっかりと把握し、納品日や仕上がりの確認にもゆとりを持って仕事ができるとよいですね。

出典:在宅ワーカーのためのハンドブック(P.19-21)/厚生労働省

※記事内で使用している参照内容は、2018年5月20日時点で作成した記事になります。

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