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1歳までにある行事を知ろう。行事の進め方のポイント
ママたちのお祝いの仕方など
赤ちゃんが1歳になるまでの行事を知りたいママやパパのなかには、お食い初めやお節句など行事にあわせたお祝いや選び取りカード、一升餅を使ったお誕生日の祝い方などが気になる方もいるかもしれません。今回の記事では、1歳までの行事のお祝いの仕方やポイントについて体験談を交えてご紹介します。
1歳までにある行事
赤ちゃんが、生まれてから1歳になるまでの間にあるいろいろな行事をお祝いしてあげたいと考えるママやパパもいるのではないでしょうか。昔ながらの行事から最近になって日本で広まってきた行事まで、さまざまなお祝いの行事があるようです。 実際に、赤ちゃんの行事を迎えたママたちはどのような準備をしてお祝いをしたのでしょうか。
1歳までにある行事のお祝いの仕方
1歳までにある行事のお祝いの仕方をママたちに聞いてみました。
お七夜(命名式)
20代ママ
お七夜(おしちや)とは、平安時代からあるお祝いの行事で、命名式とも呼ばれているようです。出産から7日目の夜に赤ちゃんに名前をつけ、親族など周りの人にお披露目をします。
産後のママと赤ちゃんの体調にあわせて、お祝いのタイミングを考えて家族に協力してもらうとよいかもしれません。
お宮参り
20代ママ
お宮参りのときは、娘に白いセレモニードレスを着せてお祝いしました。神社の隣に写真館があるので、紋付の祝い着をかけて記念写真も撮影し思い出を残すことができました。
お宮参りとは、赤ちゃんが無事に誕生したことを感謝し、健やかな成長を願って神社にお参りをする行事です。男の子は生後31~32日目、女の子は32~33日目に行うとされていますが、近年は赤ちゃんやママの体調を優先して日取りを選ぶ家庭もあるようです。
お食い初め
20代ママ
お宮参りのときに神社でいただいた歯固め石を、熱湯消毒してお食い初めのお膳に並べ歯固めの儀式をしました。歯固め石にお箸を当ててから、そのお箸を赤ちゃんの歯ぐきに当てるようにしました。
お食い初めは、平安時代から行われている歴史のある行事で、「一生、食べることに困らないように」と赤ちゃんの健やかな成長を願う意味あいがあるようです。お祝いをする時期が生後100日前後であることから、現代では100日祝い(ひゃくにちいわい)とも呼ばれているようです。
初節句
40代ママ
息子の初節句は、両家の親族も招待して賑やかにお祝いしました。庭に鯉のぼりを立てて息子には和装のロンパースを着せ、兜や五月人形と並んで記念写真を撮りました。
30代ママ
娘の初めてのひな祭りは、定番のちらし寿司やはまぐりのお吸い物を用意し、両家の両親を招待して食事会をしました。ちらし寿司には女の子の幸せを願う食材として、長生きを意味するエビや未来を見通すなどの意味あいのあるレンコンを入れました。
初節句は赤ちゃんが生まれて初めて迎えるお節句のため、早めに準備をしたり当日の食事会を計画したりして祝い方を考えているママもいるようです。おじいちゃんやおばあちゃんたちにも参加してもらえると喜ばれるかもしれませんね。
ハーフバースデー
30代ママ
ハーフバースデーは、ガーランドで部屋を飾りつけし、1/2と書かれた王冠を息子にかぶせて写真撮影をしました。パパといっしょに息子の名前を呼びながら必死の思いで写真を撮ったのがよい思い出です。
ハーフバースデーとは、赤ちゃんの生後6カ月を祝う行事で、海外から日本に伝わり記念の写真を撮ったりパーティーを開いたりしてお祝いするママもいるようです。お祝い用の離乳食プレートや、寝相アートなどを作って写真に残すと記念になりそうですね。
1歳の誕生日
20代ママ
息子の1歳のお誕生日は、お座敷の個室があるお店を予約して親族を招き会食をしました。一升餅を風呂敷に包んで担がせ、息子が重さに驚きながらもがんばってつたい歩きするかわいい姿をみんなで見られてよい思い出になりました。
30代ママ
娘の1歳の誕生日のお祝いに、選び取りをしました。いろいろな職業が描かれた選び取りカードを並べましたが、そのなかから娘の選んだものは「表現豊かな音楽家」で家族みんなで盛り上がりました。
1歳のお誕生日は、無事に1歳を迎えたことを祝い無病息災を願う行事で、子どもにとっても家族にとっても特別な行事として祝われてきた歴史があるようです。一升餅や選び取りをしてお祝いしたママもいるようです。
他にも、旅行をしたりテーマパークなどにお出かけしたりして、子どもの1歳の誕生日をお祝いしたというママの声も聞かれました。
1歳までの行事の進め方のポイント
1歳までの行事の進め方のポイントをママたちに聞いてみました。
事前準備をする
30代ママ
どのような行事があるのかや、お祝いの仕方などをインターネットで事前に調べました。一升餅など特別なアイテムが必要な行事もあるので、必要なものを購入する方法を把握し、行事の由来もしっかり理解してからお祝いすることができました。
40代ママ
お祝いの行事には親族を招くことも多かったので、早めにスケジュールを聞いて計画を立てるようにしました。遠方の両親も、毎回孫の行事に参加できるのを楽しみにしてくれています。
事前に行事の意味あいや招待する人のスケジュールを確認しておくとスムーズに準備ができそうです。招待する親族に、どのようにお祝いする予定にしているかを伝えておくのも大切かもしれませんね。
無理をしない
20代ママ
長い時間だと疲れてしまうからと夫の両親が気遣ってくれたので、短時間でお祝いしました。食事などはせずに、両親が息子に会いに来てくれて、習字の得意な夫の父が命名書に名前を書いてくれました。
30代ママ
お祝い続きになると、準備も大変なので全部の行事はしないことにしました。ちょうど初節句の時期が娘の6カ月のときだったので、ハーフバースデーのお祝いも兼ねてひな祭りをしました。
1歳未満の赤ちゃんのお世話などが忙しく、ママもまだ産後の疲れが残る時期かもしれません。行事をお祝いするときは無理をせず、赤ちゃんやママの体調にあわせながら時間帯や場所などを決める工夫ができるとよいですね。
1歳までの行事を知ってお祝いしよう
赤ちゃんが生まれて1歳になるまでには、さまざまな行事があるようです。親族を招いて会食をしたり記念写真を撮影したり、お誕生日には一升餅や選び取りカードを使ってお祝いしたママもいました。 行事を進めるときには無理をせず事前準備をして、赤ちゃんの成長をみんなで楽しくお祝いできるとよいですね。
出産後の退院祝いを兼ねて、命名式をしました。ベビー用品店で購入したかわいい命名紙を用意して、由来や名前に込めた意味なども話しながらお祝いしました。