生後5カ月の赤ちゃんが日中に寝てくれないときは?お昼寝をしない場合の対応

生後5カ月の赤ちゃんが日中に寝てくれないときは?お昼寝をしない場合の対応

日中に寝かしつけをするときのポイント

2020.02.14

生後5カ月の赤ちゃんが日中は抱っこをしていないと寝ないなど赤ちゃんの寝かしつけに悩んだり、お昼寝時間が長いときは起こす方がよいのか気になったりするママもいるかもしれません。今回は、生後5カ月の赤ちゃんのお昼寝事情と、寝かしつけをするときのポイントの他に、お昼寝をしないときの対応の仕方についてご紹介します。

生後5カ月頃の赤ちゃんの睡眠について

赤ちゃんは、およそ生後4ヶ月頃に昼夜の区別がはっきりしはじめ、規則的な睡眠リズムが徐々に整ってきます。生後6ヶ月頃になると、1日の平均的な睡眠時間は13〜14時間で、夜間に6〜8時間程度のまとまった睡眠をとることが一般的です。

日中には2〜4時間の昼寝を1〜2回行い、夜と昼の睡眠時間が徐々に分かれていくのもこの頃の特徴でもあります。成長にともなって昼寝の回数や時間は少しずつ減少し、夜間の睡眠時間が増加していきます。

生後9か月頃になると、赤ちゃんの7〜8割が夜間に眠るようになりますが、この手前の生後5ヶ月頃の赤ちゃんの睡眠時間は、まだ個人差も大きいようです。

出典:未就学児の睡眠指針/こども家庭庁
出典:生活リズムの確立と睡眠/文部科学省

生後5カ月の赤ちゃんのお昼寝に関する悩み

生後5カ月頃の赤ちゃんといっしょにすごしている保護者のなかには、赤ちゃんのお昼寝について悩みがある方もいるのではないでしょうか。生後5カ月の赤ちゃんのお昼寝について気になることを保護者に聞いてみました。


30代ママ
30代ママ

うちの子は、あくびをしたりぐずったりと眠そうなしぐさをするのですが、なかなか寝てくれないことがあります。どのように寝かしつけをしたらよいのか悩んでいます。


20代ママ
20代ママ

生後5カ月の娘はお昼寝するとなかなか起きず、午後のお昼寝では18時頃まで寝ていることがあります。気持ちよさそうに寝ている姿を見ると起こすのがかわいそうに感じますが、お昼寝が長い場合は起こすようにした方がよいでしょうか。

 20代ママ
20代ママ

ベビーシッターさんが来ている日は興奮状態なのか、特にお昼寝ができないようです。なかなか寝てくれないのでベビーシッターさんも困っていました。


保護者に話を聞くと、生後5カ月の赤ちゃんがお昼寝をしないことに悩んだり、お昼寝時間が長いときは起こす方がよいのか気になったりしている方がいるようです。他には、抱っこをしていないと寝てくれないことに悩んでいるという方もいました。

そこで今回は、生後5カ月の赤ちゃんのお昼寝についてママやパパたちの体験談を交えてお伝えします。


生後5カ月の赤ちゃんのお昼寝事情

生後5カ月の赤ちゃんのお昼寝事情が気になる方もいるかもしれません。生後5カ月の赤ちゃんがどのくらいの時間寝るのかや、どのような場所でお昼寝をしているのかを聞いてみました。


お昼寝をする回数と時間

20代ママ
20代ママ

うちの子は一日2回、午前に30分くらいと午後に2時間くらいお昼寝をしています。お出かけをすると、移動中に寝てしまうこともあります。

うちの子は一日2回、午前に30分くらいと午後に2時間くらいお昼寝をしています。お出かけをすると、移動中に寝てしまうこともあります。

お昼寝をする場所

ベビーベッド
Africa Studio/Shutterstock.com
40代ママ
40代ママ

うちはリビングにベビーベッドを置いているのでリビングでお昼寝をします。リビングでお昼寝をしていると私が他のことをしていても目が届きやすく、お昼寝中の赤ちゃんの変化にも気づきやすいと感じます。

30代ママ
30代ママ

赤ちゃんを寝かせるときはいつも同じ場所がよいのではないかと考え、寝室でお昼寝をするようにしています。赤ちゃんを寝かしつけていると私もいっしょに寝てしまうことが多いのですが、赤ちゃんの元を離れるときは、ベビーモニターで赤ちゃんの様子を見守るようにしています。


赤ちゃんのお昼寝場所としてリビングや寝室を利用しているママがいるようです。他には、リビングの隣にある和室でお昼寝をしているという声もありました。


赤ちゃんのお昼寝場所を選ぶときは、保護者の目が届きやすい場所やいつも同じ場所などを意識するとよさそうです。


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お昼寝の寝かしつけをするときのポイント

生後5カ月の赤ちゃんの寝かしつけをするときは、どのようなことを意識しているのか聞いてみました。


お昼寝のしやすい環境を整える

40代ママ
40代ママ

お昼寝をするときは、部屋を暗くした方が眠くなるかもしれないと考え、部屋のカーテンを引いて薄暗くするようにしました。カーテンを閉めることで、窓の外で木が揺れたり鳥が飛んできたりしても気になりにくいと感じます。


30代ママ
30代ママ

部屋の風通しにも気をつけています。空気が淀んでいると赤ちゃんも寝つきが悪くなるようです。また、赤ちゃん専用のナイトライトを使用して、ほんのり明るい環境を作っています。


お昼寝をするときは、他のことに気が取られにくい環境を作ろうと意識したママがいるようです。なかには、赤ちゃんが心地よく眠れるように風通しや温度・湿度を保つようにしたという声も聞かれました。



お昼寝スケジュールを立てる

時計
Krakenimages.com/Shutterstock.com
20代ママ
20代ママ

生活リズムを整えるとお昼寝しやすくなるのではないかと思い、お昼寝時間を決めました。起床時間や授乳時間を考えて、午前は9時から午後は14時からお昼寝をするようにしています。


30代ママ
30代ママ

昼寝スケジュールを立てる際は、離乳食のタイミングも考慮しています。お腹いっぱいだと寝付きがよくなるので、離乳食の後に昼寝の時間を設定しています。


お昼寝時間を決めるのもポイントのひとつのようです。なかには、午前のお昼寝は1時間、午後は3時間と決め、お昼寝が長くなる場合は赤ちゃんを起こすようにしているという声も聞かれました。赤ちゃんの状態に合わせて柔軟に対応することが大切です。

ねんねルーティンを確立する

30代ママ
30代ママ

赤ちゃんが寝ないことに悩んでいたとき、友人から寝る前は毎回同じ行動をする「ねんねルーティン」を作るとよいと聞きました。寝かしつけのときは授乳したらげっぷをさせて、そのまま赤ちゃん専用布団に横になるという行動を毎日繰り返しています。


30代ママ
30代ママ

ねんねルーティンに赤ちゃんの大好きなぬいぐるみを使っています。授乳後にいつも同じぬいぐるみをお布団の上で抱かせるようにすると、赤ちゃんが安心して眠りにつきやすくなりました。


毎回同じような行動パターンで寝かしつけることを考えたママもいるようです。絵本を読んだりスキンシップをとったりと、赤ちゃんが安心するような行動をするとよいかもしれませんね。このようなねんねルーティンを作ることは、赤ちゃんの生活リズムを整えるのにも役立ちます。


お昼寝をしない場合の対応の仕方

お昼寝のとき赤ちゃんがなかなか寝つかず、どのようにしたらよいのか気になる方もいるかもしれません。赤ちゃんがお昼寝をしないときの保護者はどのように対応しているのでしょう。


背中をトントンする

20代ママ
20代ママ

離乳食でおなかいっぱいになってもなかなか寝ないときは、赤ちゃん専用のお布団で背中や胸をトントンします。赤ちゃんの呼吸にあわせて優しく行うようにしています。


30代ママ
30代ママ

赤ちゃんのお気に入りのぬいぐるみを使って、ぬいぐるみの手を使って赤ちゃんの背中をトントンしています。赤ちゃんが興奮状態のときでもこうすると落ち着くのか、布団の上でリラックスして寝てくれるようです。


ママやパパが背中や胸などを優しくトントンしてくれると、赤ちゃんは安心するかもしれませんね。なかには、ぬいぐるみを使ったり、赤ちゃんの背中や頭を撫でる、手足を握るという声もありました。

抱っこをする

40代ママ
40代ママ

赤ちゃんがお昼寝しないときは、お布団に寝かせるのではなく抱っこをしてすごしています。長時間抱っこするときは抱っこ紐を使うと便利です。

30代ママ
30代ママ

赤ちゃんが寝てくれない時、パートナーと交代で対応しています。パパが抱っこをしながら部屋を歩き回ると、足音のリズムで眠くなるようです。


赤ちゃんがお昼寝しないときに抱っこをしているママもいるようです。赤ちゃん専用布団に寝かせるより、ママとくっついた状態の抱っこは赤ちゃんも心地よく感じるかもしれません。パパと交代で抱っこすることで、ママの負担も軽減できそうです。

お散歩をする

20代ママ
20代ママ

生後5カ月の娘がなかなかお昼寝しないときは、ベビーカーに乗せてお散歩をすることにしました。赤ちゃんはベビーカーに揺られているといつの間にか眠ってしまうことがあります。


20代ママ
20代ママ

お散歩の際は、パートナーと風通しのよい静かな公園に行くようにしています。新鮮な空気を吸うことで、赤ちゃんもリラックスしやすくなるようです。


赤ちゃんがお昼寝しないときは、お散歩に出かけてみるのもよいかもしれません。なかには車でドライブをするという声もありました。外出することで赤ちゃんの気分転換にもなり、生活リズムを整えるのに役立ちます。

ベビーシッターを利用する 

40代ママ
40代ママ

仕事で忙しい時期は、ベビーシッターさんにお昼寝の時間をお願いしています。プロの方なので、赤ちゃんの寝かしつけも上手で安心です。


30代ママ
30代ママ

ベビーシッターさんに来てもらうことで、自分の休息時間も確保できます。赤ちゃんの世話で疲れていると、上手く寝かしつけられないこともあるので助かっています。


ベビーシッターを利用することで、専門的なアドバイスを受けられたり、ママやパパの負担を軽減したりすることができます。特に赤ちゃんが寝ない状態が続いて疲れが溜まっているときは、検討してみるのもよいでしょう。


パパの協力を得る

30代パパ
30代パパ

仕事から帰ってきたら、必ず赤ちゃんの寝かしつけを手伝うようにしています。ママとは違う抱き方やあやし方があるので、赤ちゃんも新鮮に感じるようです。


40代パパ
40代パパ

休日は離乳食や昼寝の時間も含めて、赤ちゃんの世話を担当するようにしています。パートナーにゆっくり休んでもらうことで、家族全体の生活リズムが整いやすくなりました。


赤ちゃんの寝かしつけは、ママだけでなくパパの協力も重要です。パパの参加により、ママの負担が軽減されるだけでなく、赤ちゃんとパパの絆も深まります。

パパの参加は、赤ちゃんの寝かしつけだけでなく、家族全体の生活リズムを整えるのにも役立ちます。ママとパパがパートナーシップを発揮して協力することで、赤ちゃんの寝かしつけに取り組めるとよいでしょう。


夜間の寝かしつけについて

生後5カ月の赤ちゃんは、昼夜の区別がついてきて夜間の睡眠時間が長くなる時期です。しかし、個人差も大きいので、夜間の寝かしつけに悩むママやパパも多いようです。


20代ママ
20代ママ

夜間授乳の後、赤ちゃんが興奮状態になってしまい、なかなか寝てくれないことがあります。そんな時は、赤ちゃん専用のナイトライトで部屋を暗くして静かな環境を作り、足音などささいな物音にも気をつけています。


30代ママ
30代ママ

夜間に赤ちゃんが起きてしまったときは、パパと協力して、できるだけ刺激を与えないようにしています。授乳やおむつ替えは必要最小限にとどめ、あまり話しかけたりせずに再び布団に寝かせるようにしています。


30代ママ
30代ママ

うちの子はなかなか生活リズムが整わず、お昼寝スケジュールも守れないくらい寝ないのですが、夜はある程度長く寝てくれます。夜間授乳の後、げっぷをさせてからそのまま静かに縦抱きの姿勢でいるとすぐにスヤスヤ……。しかしお昼寝のときはねんねルーティンを狙って同じようにしても一向に寝てくれないのが不思議です。


夜間の寝かしつけでは、昼間とは異なるアプローチが必要です。静かで落ち着いた環境を作り、赤ちゃんが昼夜のリズムを理解できるようサポートすることが大切です。赤ちゃんが興奮状態にならないように注意し、夜間授乳とげっぷの後は必要最低限の動作で再び寝かせるようにしているという声もありました。

赤ちゃんの生活リズムを整え、パートナーと協力しながらねんねルーティンを作って実行するという方もいました。パパなど家族といっしょに対策することで、夜間の睡眠もスムーズに進むようです。


赤ちゃんにあわせたお昼寝をしよう

眠る赤ちゃん
leungchopan/Shutterstock.com

生後5カ月の赤ちゃんのお昼寝事情を聞くと、一日2回程のお昼寝をし、リビングや寝室などで寝ているという声がありました。赤ちゃんの寝かしつけをするときは、お昼寝しやすい環境を整えることや昼寝スケジュールを決めるなどがポイントのようで、お昼寝時間が長いときは赤ちゃんを起こすこともあるようです。

また、夜間授乳とげっぷの後など、赤ちゃんの寝かしつけはお昼寝に限らず個々の状況に応じて柔軟に対応することが大切です。ママやパパの体調や生活リズムも考慮しながら、家族全体で協力して取り組みましょう。

必要に応じてベビーシッターを利用したり、夜は季節にあわせて風通しや足音などの就寝環境にも注意して、赤ちゃん専用のナイトライトなどを利用するのもよいようです。赤ちゃんがお昼寝しないときは抱っこやお散歩なども試して、赤ちゃんにあったお昼寝ができるとよいですね。

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