1歳半の子どもに作る食事のメニュー。食事の量やバランスを考える工夫

1歳半の子どもに作る食事のメニュー。食事の量やバランスを考える工夫

2018.10.26

1歳半の子どもが、食事の時間に食べ物を口から出すときや椅子から降りて遊ぶなど自分で食べないとき、どう対応したらよいのか悩むママもいるのではないでしょうか。今回は、1歳半の子どもの食事の時間や量と作り置きもできる食事のメニュー、食事をさせるときの工夫を体験談を交えてご紹介します。

1歳半の子どもが食事をするときの悩み

1歳半の子どもが食事を食べないとき、どうしたらよいのか考えるママもいるかもしれません。1歳半の子どもの食事に関して、ママたちにはどのような悩みがあるのでしょう。

「うちの子は食べさせてもらうのを待つばかりで、なかなか自分で食べないことに悩んでいました。どうしたら自分で食べるようになるのかわからず困っています」(20代ママ)

「食事の途中で飽きてしまうのか、椅子から立ち上がることがありました。そのまま食卓から離れて遊ぶので、どうしたら落ち着いて食事ができるのかが悩みです」(40代ママ)

「食事を飲み込まずに口から出すことが悩みです。どのような工夫をしたら子どもが食事を食べてくれるのかわかりません」(30代ママ)

1歳半の子どもが自分で食事を食べないことや、食事中に椅子から立って遊ぶことで悩むママもいるようです。離乳食から幼児食に移行するときに、用意した食事を口から出すことがあり、どうしたらよいのか困ったというママの声もありました。

1歳半の子どもの食事の時間や量

1歳半の子どもにあわせて、食事の時間や量を考えるとき、どのようなことを意識するとよいのでしょうか。ママたちに、1歳半の子どもの食事時間や量を聞いてみました。


食事の時間

時計
iStock.com/Multiart

「7時、11時、18時に食事をするように意識しました。毎日同じ時間に食事をすると、私も子どもも1日の流れがつかみやすいように感じました」(20代ママ)

「大人の食事時間にあわせて7時半、12時、19時に食べさせました。10時と15時におやつを食べさせると、食事の間隔が空いてもお腹が空かないようでした」(30代ママ)

1歳半の子どもの食事の時間を考えたとき、毎日なるべく同じ時間になるよう意識したママもいるようです。おやつは食事の1時間から2時間前に食べ終わるようにし、食事もしっかり食べられるようにしたというママの声もありました。


食事の量

「子どもの様子を見て、ご飯は子ども用の茶碗に1杯を目安に盛りつけていました。パンは食パン1枚、うどんは半玉程度など、子どもにあった量を意識しました」(20代ママ)

「主食やおかずなどは、子どもが完食できる量を盛りつけるように意識しています。食事を残さずに食べられると、子どもも自信に繋がって食事が楽しめると思いました」(30代ママ)

子どもにあわせた食事の量を盛りつけ、完食できることを意識したママもいるようです。子どもによって食べる量に違いがあるようなので、子どもの様子を見ながら、その子にあった量を意識できるとよいかもしれませんね。

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1歳半の子どもに作った食事のメニュー

1歳半の子どもにはどのような食事を作るとよいのでしょうか。食事の準備を簡単に済ませたい日には、作り置きできるメニューがあると助かるママもいるかもしれません。実際に、ママたちが作った1歳半の子どもの食事のメニューをご紹介します。


ミートソースパスタ

「ご飯やパンよりも麺類が好きだったので、1歳半の頃はよくミートソースパスタを作っていました。苦手な玉ねぎやピーマンをみじん切りにしてミートソースを作ると、気にならないようでたくさん食べてくれました」(40代ママ)

子どもの苦手な野菜は、見た目がわからないように細かくすると食べやすくなるかもしれません。作り置きしたいときはまとめて作り、フリーザーバッグに入れて冷凍保存したというママの声もありました。


炊き込みご飯

炊き込みご飯
© kikisora - Fotolia

「にんじんと油揚げ、ひじきを入れた炊き込みご飯を作りました。作り置きするときは、1食分ずつ蓋つきのタッパーに入れたり、おにぎりにして冷凍したりすると温め直してすぐに食べられて便利でした」(20代ママ)

具だくさんの炊き込みご飯を作ったママもいるようです。鶏肉やごぼう、きのこ類などを入れて作ると、ご飯といっしょに、さまざまな食材を食べてもらうことができたというママの声もありました。


鶏だんごスープ

「1歳半の頃、お肉のパサパサした食感が苦手で口から出すことがありました。水切りした絹豆腐を加えて混ぜるとふわふわとした食感のやわらかい鶏だんごができるので、自分で完食してくれました」(40代ママ)

食感が気に入らないなどの理由で、食事を食べない子どももいるのではないでしょうか。作り置きした鶏だんごは、表面を焼いてつくね風にしたり、ミートボールにアレンジしてメニューのバリエーションを増やしたというママの声もありました。

1歳半の子どもが食事をするときに意識したこと

1歳半の子どもが食事を食べないことで悩むママもいるのではないでしょうか。ママたちに、1歳半の子どもが食事をするときに意識したことや調理の工夫を聞いてみました。


栄養バランスを考えたメニューにする

「子どもが好物ばかり食べないように気をつけました。いろいろな種類の栄養がとれるように、日替わりで肉や魚を交互にしたり、苦手な野菜は好きなものに混ぜて食べやすくなるようにしたりしました」(30代ママ)

さまざまな食材からバランスよく栄養をとれるように気をつけたママもいるようです。毎食バランスを意識した食事を作ることが難しい場合は、1日単位で考えるとメニューを考えやすくなるかもしれませんね。


素材の味を活かした味つけにする

「大人用の味つけはまだ濃いと思い、薄味を心がけたメニューを作りました。ベビー用のケチャップやソースを使い、素材の味がわかるような食事作りをしました」(30代ママ)

ベビー用で薄味の調味料を使い、素材の味を活かした味つけを意識したママもいるようです。濃い味つけに慣れてしまうと、薄味に戻すのは難しいと思い、この時期は薄味を意識していたというママの声もありました。


食事の環境を整える

「食事中椅子から立って遊ぶことがありました。子どもの席から見えているおもちゃが気になるのかもしれないと思い、席を移動させおもちゃを背にすると、集中して食事を食べられれるようになりました」(40代ママ)

子どもが食事に集中できるように、食卓の環境を整えたママもいるようです。楽しく食事ができるように、ランチマットを敷いたり、子どものお気に入りのコップを用意したりすると子どもも喜んで食事ができたというママの声もありました。

食事の時間を子どもと楽しもう

赤ちゃんと食事するママ
© buritora - Fotolia

1歳半の子どもは、食事の時間に料理を口から出すことや椅子から降りて遊ぶこともあるかもしれません。子どもが自分で食事を食べないときは、苦手な食材を好物に混ぜたり、食事の環境を整えたりしたママもいるようです。

子どもの食べ切れる量を意識したり、作り置きできるメニューを活用したりして、1歳半の子どもが楽しく食事しやすい工夫ができるとよいですね。

2018.10.26

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