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【体験談】離乳食のときに泣く、えずく、むせるなどママたちの悩み。離乳食を食べないときの工夫
離乳食の時間に、赤ちゃんが泣くときやぐずるときはどうしたらよいのでしょうか。偏食があり、体をのけぞる場合はどう対応したらよいのか気になるママもいるかもしれません。今回は、離乳食のときに赤ちゃんがえずくといったママたちの悩みや、むせるときや離乳食をずっと食べないときの工夫を体験談をもとにご紹介します。
ママたちの離乳食の悩み
離乳食を始めると、赤ちゃんがなかなか食べてくれないなど、思うように進まないこともあるのではないでしょうか。離乳食の時間に赤ちゃんが泣くことや、離乳食を口に入れたときにえずく、むせるという経験のあるママもいるかもしれません。
実際に、ママたちは離乳食を始めてからどのようなときに悩んでいたのか聞いてみました。
離乳食の時間に泣く
「機嫌よく遊んでいたのに、離乳食を食べ始めたら泣くことがありました。無理に口に入れようとするとさらに泣くため、様子を見てずっと食べないときはミルクをあげることもありました」(6カ月の赤ちゃんのママ)
「初めて食べる食材を離乳食に出すときは、よく泣くことがありました。いろいろな食材を食べてほしいのですが、泣きながら体をのけぞることもありました」(8カ月の赤ちゃんのママ)
離乳食の時間になると、赤ちゃんが泣くことに悩むママもいるようです。機嫌が悪くて泣くときは、ママが抱っこしたり、離乳食のかわりに授乳をしたりと工夫してみるのもよいかもしれません。
離乳食を飲み込むときにえずく
「7倍粥から5倍粥にしたとき、えずくことが多かったです。まだ粒を荒くするのは早かったかなと感じました」(10カ月の赤ちゃんのママ)
「水分が少ない離乳食は食べにくいせいか、飲み込むときにえずくことやむせることがありました。とろみをつけるなどの工夫が必要だったのかもしれないと感じました」(8カ月の赤ちゃんのママ)
離乳食の粒が荒い状態のものやパサパサした食材を飲み込むとき、えずくことやむせることがある赤ちゃんもいるようです。赤ちゃんの様子を見て、食材を細かくしたり、水分を足したりすると飲み込みやすくなるかもしれません。
偏食がある
「うちの子は野菜や魚を食べず、お粥ばかり食べていました。苦手なものを食べさせようとするとのけぞることがあり悩みました」(7カ月の赤ちゃんのママ)
「さつまいもやバナナ、りんごなど甘みのある食材は喜んで食べてくれるのですが、それ以外の食材は進んで食べてくれません。偏食にならないか心配していました」(8カ月の赤ちゃんのママ)
赤ちゃんが決まった食材しか食べないことで、偏食にならないかと悩んでいるママもいるようです。まずは離乳食を食べることに慣れながら、苦手な食材と好きな食材を混ぜて離乳食を作るなどの工夫をしていたというママの声もありました。
離乳食が進まないときに確認したこと
ママたちは、赤ちゃんの離乳食が思うように進まないとき、どのようなことを確認したのでしょうか。ママたちの体験談をご紹介します。
味付け
「離乳食を食べないでぐずるときは、味が濃すぎないか味付けを確認しています。野菜を茹でるときにだし汁を使うなど、薄味を意識するとよく食べてくれました」(7カ月の赤ちゃんのママ)
「離乳食後期に入った頃、今まで食べていたものを食べたがらなくなったので、自分でも味見をしてみました。薄味すぎたかのなと思い、塩やしょうゆをほんの少し入れて、味付けを変えてみるとよく食べてくれるようになりました」(11カ月の赤ちゃんのママ)
赤ちゃんの離乳食が進まないときに、ママたちは味付けを確認していたようです。食べることに慣れてくると、それまでと同じ味付けでは物足りないと感じる赤ちゃんもいるかもしれません。離乳食の段階や赤ちゃんの様子に合わせた味付けができるとよいかもしれませんね。
温度
「離乳食をあげるときは、温度を確認しています。子どもがお粥を食べたがらないときに味見をしてみると冷たくなっていたことがあったので、適温になるように調整しています」(6カ月の赤ちゃんのママ)
「口に入れたものが冷たすぎると、赤ちゃんがむせることがありました。離乳食にヨーグルトをあげるときは、しばらく常温に置いてからあげるようにしています」(7カ月の赤ちゃんのママ)
離乳食の温度が熱くないか、冷たすぎないかを確認していたママがいるようです。離乳食をあげる前には、赤ちゃんに合った温度になっているかを確認しておくとよいかもしれません。
食感
「うちの子は、口に入れて飲み込もうとするとえずくことがありました。離乳食の食感を確認すると、パサパサして飲み込みにくいかなと感じたので、とろみをつけて調理しました」(8カ月の赤ちゃんのママ)
「お粥を軟飯に変えたときは、食べることを嫌がりずっと食べないでいたことがありました。ご飯の食感が嫌で食べにくかったのかもしれません」(11カ月の赤ちゃんのママ)
飲み込みにくい食感のものを口に入れると、えずくことや離乳食を嫌がりずっと食べない赤ちゃんもいるようです。離乳食の段階に応じて、赤ちゃんが食べやすい食感なのかを確認しながら、滑らかにするなどの工夫ができるとよいかもしれません。
赤ちゃんが離乳食を食べないときの工夫
味付けや食感を工夫しても、赤ちゃんが離乳食を食べないときもあるかもしれません。赤ちゃんが離乳食を食べないときに、ママたちはどのようなことをしていたのか聞いてみました。
食器を変える
「離乳食ではシンプルな食器を使っていましたが、離乳食にもっと興味を持ってくれたらという思いからカラフルな食器に変えました。食器の色が変わると見た目も楽しめるからか、赤ちゃんも離乳食を食べてくれました」(10カ月の赤ちゃんのママ)
食器を変えることで、赤ちゃんも離乳食に興味をもつようになるかもしれません。目で見ても喜んでくれるように、赤ちゃんの好き動物柄の食器を用意したというママの声もありました。
大人といっしょに食べる
「離乳食の時間に合わせて、大人もいっしょに食べるようにしています。『おいしいね』と話しかけながら楽しい時間になるように心がけています」(1歳の子どものママ)
赤ちゃんも一人で食べるより、ママやパパといっしょに食べると離乳食の時間が楽しいと感じるかもしれません。ママがおいしそうに食べる姿を見ると、赤ちゃんも真似をして離乳食を食べるようになったというママの声もありました。
機嫌のよいタイミングであげる
「離乳食をずっと食べないときは、しばらく様子を見ています。しばらくして機嫌のよいタイミングで離乳食をあげるとよく食べてくれました」(9カ月の赤ちゃんのママ)
赤ちゃんの機嫌が悪いときは離乳食が進まないこともあるようです。泣くときやぐずるときは、赤ちゃんの様子を見ながら、機嫌のよいときに離乳食をあげるのもよいかもしれません。
離乳食の時間に泣くときは赤ちゃんの様子に合わせて
離乳食を始めると、離乳食の最中に赤ちゃんが泣くことやぐずることに悩むママもいるのではないでしょうか。食べることに慣れない頃は、離乳食を嫌がり体をのけぞることもあるかもしれません。
赤ちゃんが離乳食を飲み込むときにえずくときや、むせるとき、偏食があるときは、味付けや食感を確認して食べやすい工夫をしていたママもいるようです。赤ちゃんが離乳食をずっと食べないときも、様子を見ながら離乳食を進められるとよいですね。