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共働きで幼稚園。夏休みや平日行事はどうする?無理しないコツや選び方を紹介
共働きだけど子どもを幼稚園に通わせたい、そう思うママやパパも多いのではないでしょうか。夏休みや平日行事はどうしているのか、参加の割合など、気になることも多いですよね。実際に子どもを幼稚園に通わせているワーママに、夏休み中の過ごし方や幼稚園の選び方について聞いてみました。
幼稚園の夏休みの対応
幼稚園の夏休みは1カ月近くありますが、それに合わせて仕事を休むのは難しいですよね。共働きのママたちはどのようにしているのでしょう。
預かり保育を利用
「夏休みの預かり保育を利用していました。いつも通り仕事ができたのでありがたかったです」(30代ママ)
「夏休み期間中も幼稚園に預かってもらっていました。預かり時間や料金は少し異なりましたが、仕事を休まずにすんだのでよかったです」(20代ママ)
最も多く声が上がったのは預かり保育の利用でした。ワーママの幼稚園選びでは最も大切な部分なのかもしれませんね。
祖父母に子どもを預ける
「夏休みの間は私の実家に子どもを預けていました。実家は保育園よりも遠く送迎の時間はいつもよりかかりましたが、子どもたちも楽しく過ごせていたようです」(40代ママ)
「義理の両親が自宅近くだったので、夏休み中は預かってもらっていました。義両親とのやり取りは基本パパにお願いしていましたが、夏休みが終わったあとは夫婦そろってお礼を言いに行きました」(30代ママ)
夏休み中の預かり保育がない園の場合、祖父母に子どもを預けている場合も多いようです。慣れ親しんだの家なら、子どももリラックスして過ごせそうですよね。母方に預けるならママが、父方に預けるならパパが連絡するなど役割分担している場合もあるようです。
ママ友にお願いする
「祖父母などに預けることもありましたが、都合が合わない日はママ友にお願いする日もありました。逆に私が子どもを預かる日もあったので、よい関係を続けられたと思います」(30代ママ)
「隣の家の子が同じ幼稚園に通っているので、夏休み中は預かってもらうこともあります。お迎えのときにお菓子を持って行ったり、そのままいっしょに外食する日もあるので、子どもたちも嬉しそうです」(20代ママ)
共働きのママたちは子どもの預け先をいくつか用意しているようです。その中のひとつとして、仲のよいママ友にお願いするという声がありました。相手に負担をかけすぎないよう気にしつつ、子どもたちが楽しめる時間が増えるとよいですね。
職場に連れていく
「仕事の時間が短いときは5歳の子どもといっしょに職場へ向かう日もあります。職場の人には事前に伝え、子どもが飽きないようおもちゃやお菓子を用意して乗り切っています」(30代ママ)
「夏休み中は子どもの預け先がなく職場へ相談したら、私の席の隣に子ども用の席を用意してもらえました。当時3歳で最初は落ち着きがない様子でしたが、徐々に慣れて静かに過ごせるようになりました」(40代ママ)
子どもを連れて仕事をしている場合も多いようです。職場の雰囲気や就業時間によってことなりますが、他に方法が見つからないときは相談してもよいかもしれませんね。子連れ出勤の場合は職場で子どもが騒がないよう、おもちゃを用意するなど工夫できるとよいでしょう。
平日行事の対応
運動会や発表会、保護者会など、幼稚園にはさまざまな平日行事がありますよね。共働きのママやパパはどのように乗り切っているのでしょう。
夫婦で協力し合う
「仕事を調整して、できるだけ私か夫が参加するようにしていました。行事の内容や保護者会での内容は細かく連絡し合い、夫婦で情報共有できるよう心掛けました」(40代ママ)
「シフト勤務のため、基本的に日程調整をして平日行事も参加してました。ただ私も仕事に専念したい日は、事前にパパにお願いして参加してもらうようにしています」(30代ママ)
平日行事はママの参加が多いイメージがありますが、仕事も大切にしたい気持ちはママも同じですよね。パパと協力しあって参加しているご家庭もあるようです。
仕事の休みを調整する
「頻繁に参加するようしてましたが、仕事が忙しいときは半休を利用して対応しています。仕事を1日休むより気が楽ですし、効率よく仕事もできていると思います」(20代ママ)
「シフト制での勤務なので、平日行事に合わせてお休みをもらっています。予め先生や保護者会に事情を話し、園から行事連絡がくる前に行事日程を聞いてシフトを提出しています」(30代ママ)
平日行事をあらかじめ把握しておいて、休みを調整しながら参加しているママもいるようです。仕事と幼稚園のバランスをみながら、無理なく参加できるとよいですね。
参加できるときに誠意をもって対応する
「保護者中心の集まりにいつも行けるわけではないので、行ったときは真面目に取り組むよう心掛けています」(30代ママ)
「共働きをしつつ卒対の委員を引き受けました。毎月の会議は参加できない日もあったので、必ず参加できる謝恩会では司会をやりました。他のママから感謝の言葉を頂いたので、一生懸命やってよかったです」(30代ママ)
仕事によってはどうしても平日行事に参加できない場合もあるでしょう。仕方のないことではありますが、参加できた日は一生懸命取り組むことで周りの理解を得やすい場合もあるでしょう。保護者同士の信頼関係も大切にできるとよいですね。
共働きでも無理せず通える幼稚園は?
共働きで幼稚園に通わせているママたちに話を聞くと「幼稚園選びが何よりも大切」という声が多くありました。幼稚園を選ぶときは何に気をつけたらよいのでしょう。ママたちの声を集めました。
預かり保育、夏休み中の預かり有無
夕方過ぎまで幼稚園で過ごせる預かり保育や、夏休み中の預かり保育の有無は確認できるとよいでしょう。預かり保育を利用するための条件は幼稚園によって異なるようです。預かり保育を利用できそうか、事前に確認しておくと安心ですね。
預かり保育中の活動内容
預かり保育を利用していても、保育の質に疑問を感じてしまう場合もあるようです。「テレビを見ているだけで楽しくない」と子どもから言われ、保育時間を短縮するよう勤務時間を見直したという声もありました。部屋の中で過ごしたい子どももいれば、外遊びをしたい子どももいるでしょう。どのような活動をしているかまで気にかけられるとよいですね。
幼稚園内でできる習い事
サッカーや英語など、幼稚園で習い事をしている場合もあるようです。ママたちはいつものように幼稚園にお迎えに行けばよいので負担も少ないですよね。習い事を通じて子どもの世界が広がるかもしれません。習い事があるかどうかも、幼稚園選びの基準にしてみてはいかがでしょうか。
行事の開催日と参加率
幼稚園の運動会など、なるべく夫婦で参加したい行事もありますよね。行事をいつ行っているかは幼稚園によってさまざまです。幼稚園見学などをした際に聞いてみてはいかがでしょう。平日行事がある場合、保護者の参加率などを聞いてもよいかもしれません。入園後に困らないよう、できるだけ情報は集めておいてもよさそうですね。
共働きでも幼稚園の選択ができるように
共働きでも子どもを幼稚園に通わせているママに話を聞くと、通いやすい幼稚園を選んだり夫婦で協力し合いながら通わせている場合が多いようです。「夏休み中や行事の度に仕事を休めない」「共働きでは幼稚園は無理」と思うかもしれませんが、通い続けられる方法もあるかもしれません。共働きでも幼稚園の選択ができるよう、事前に調べてみてはいかがでしょうか。