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幼稚園への途中入園。転園したい理由やタイミングは?手続き方法や転園の挨拶について
幼稚園を転園したいと考えたときに、手続方法のほか、退園する園への手紙も含めて挨拶をいつ言うか、転園先では面接があるのかなど気になるママもいるかもしれません。今回の記事では、転園の理由や途中入園の手続きなど、年少、年中、年長で転園した経験のあるママの体験談を交えてご紹介します。
幼稚園を転園する理由は?
今いる園を転園して途中入園をするときに、不安を感じるママもいるかもしれません。子どもが年少、年中、年長で転園した経験のあるママは、どのような理由で転園したいと考えたのでしょうか。
引越し
「子どもが年長になったときに夫の転勤が決まりました。家族で引越しをすることになったので、通っていた幼稚園に転園したい旨を伝えて手続きをしました」(5歳児のママ)
転園したい理由には、引越しにより今までの園から遠くなるからという声が聞かれました。家を購入することになり、新居の近くにある幼稚園に転園したいと考えたママもいるようです。
兄弟を同じ園に通わせたい
「保育園に預けていた下の子が、年少になるタイミングで上の子と同じ幼稚園に通わせたいと思い転園しました。手続きの手間はありましたが、別々のところに通わせるといった負担は軽くなりました」(3歳児と5歳児のママ)
仕事をしているママのなかには、2歳までは保育園に預けて、年少になるタイミングで幼稚園に転園したいと考えることもあるようです。すでに兄弟が通っている幼稚園に途中入園する場合は、園の雰囲気などが把握しやすいといったメリットもあるかもしれません。
園の雰囲気があわない
「年少のときに子どもが登園を嫌がることが続き、何度か先生方に相談をしていました。しばらく様子を見守っていましたが、子どもが今の園の雰囲気とあわないのかもと感じ、転園したいと思いました」(4歳児のママ)
保育園や幼稚園の雰囲気が子どもとあうかどうかは、実際に園での生活が始まってみてから気づくこともあるかもしれません。同じ小学校の学区にある幼稚園に途中入園する場合は、転園したい理由の伝え方も周りに配慮するというママの声もありました。
転園から途中入園までの流れ
転園したいと決めてから実際に途中入園するまでの必要な手続きには、どのような流れがあるのでしょうか。実際に転園を経験したママに聞きました。
希望する幼稚園の空きを確認
幼稚園には定員が決まっている場合もあるので、まずは途中入園を希望する幼稚園の空きを確認しましょう。手続きのひとつとして面接が必要になる場合もあるかもしれないので、面接可能日のスケジュール確認もしておくとよいでしょう。
また、希望する幼稚園に空きがない可能性も考えて、いくつか候補を考えておくとよいかもしれません。
途中入園の手続き
見学や面接なども終えて途中入園する幼稚園が決まったら、入園の書類や入園費用の準備など、具体的な手続きに進みましょう。
入園手続きには入園願書提出が必要になることもあるようなので、提出の時期やほかに必要な書類があるかなど、幼稚園に聞きたいことは忘れずに確認しておくとよいかもしれません。
退園の手続き
新しい幼稚園が決まったら、今まで通った園の退園の手続きをしましょう。まずは、いつまで在園するかを明確にして通っている園に早めに伝えるとよいようです。転園する旨を伝えて、退園届や途中入園した先で必要になる書類などを受け取りましょう。
引越しなどで別の自治体の幼稚園へ転園する場合、住民票を移す前に転園の申し込みができるか、手続きに違いがあるのかなどを、転園先の幼稚園に確認しておくとスムーズに動けるかもしれません。
転園するときの挨拶はいつ言う?
お世話になった園への挨拶はいつ言うか悩むママもいるかもしれません。また、途中入園した先での挨拶はどのようにしているのでしょうか。
退園する園への挨拶
「いつ言うか迷ったのですが、退園する前日にお迎えの時間とずらして保育園の先生方に挨拶しました。当日は担任の先生に手紙を渡して、お世話になったことへの感謝の気持ちを伝えました」(3歳児のママ)
「引越しが決まったあとの参観日の懇談会で、お母さんたちに挨拶をしました。退園する園のお友だちには、登園最後の日に子どもから手紙を渡しました」(4歳児のママ)
先生や周りのママへの挨拶は、お迎えの時間や懇談会などのタイミングを選ぶママもいるようです。顔をあわせる時間がとれない場合は、お世話になった先生方に手紙を書いたというママの声もありました。
途中入園する幼稚園への挨拶
「初めて挨拶する際は、笑顔で自分の苗字と子どもの名前を伝えて『◯月から途中入園しました、よろしくお願いします』と伝えていました」(5歳児のママ)
「年少で途中入園する前に園長先生や先生方には挨拶をしました。クラスのママへは、懇談会で先生が紹介してくださったタイミングで改めて挨拶しました」(3歳児のママ)
途中入園したあとの懇談会などで、自己紹介や挨拶をするママもいるようです。どのように話しかけてよいか悩む場合も、日常の挨拶は笑顔で行うとよいかもしれません。
途中入園の際に気をつけたこと
転園して新しい幼稚園へと途中入園する場合、子どもが新しい園に馴染めるかや、気持ちのフォローなど不安に思うママもいるかもしれません。途中入園を経験したママたちは、どのようなことに気をつけていたのでしょうか。
「年中で途中入園しましたがすぐは慣れないのか、家に帰ってから甘えて離れないことがありました。子どもの気持ちに寄り添ってあげたいと思い、家では子どもの話を聞く時間をしっかりとるように意識しました」(4歳児のママ)
「年中で転園するときに、入園前から子どもと新しい園に何度か足を運び『あの遊具楽しそうだね』と前向きな気持ちになれるような言葉をかけました」(4歳児のママ)
ママたちは、子どもが新しい幼稚園に慣れるまでじっくり話を聞く時間を作ったり、前向きな言葉をかけているようです。新しい場所に慣れるまで、焦らず子どものペースにあわせてあげられるとよいかもしれません。
転園は子どものフォローも大切に
転園したいと考えるときは、引越しや園の雰囲気といった理由もあるようです。年少や年中、年長など途中入園するタイミングも家庭によってさまざまなようなので、年齢にあわせて転園のこといつ言うか、子どものフォローなど考えられるとよいかもしれません。
退園や途中入園の手続き、新しい幼稚園に面接がある場合は服装や持ち物についても確認しておけるとよいでしょう。退園する園への挨拶や手紙でお世話になったことへの感謝を伝え、新しい幼稚園へスムーズな転園ができるとよいですね。