生後9カ月の赤ちゃんが夜寝ないときはどうする?夜中の授乳や日中のすごし方について

生後9カ月の赤ちゃんが夜寝ないときはどうする?夜中の授乳や日中のすごし方について

2018.04.29

赤ちゃんが生後9カ月になると、夜なかなか寝てくれなかったり、夜中に目が覚めてしまう赤ちゃんもいるかもしれません。夜中のミルクの飲ませ方や授乳について悩むママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、赤ちゃんが夜寝ない理由や昼間のすごし方、寝てくれないとイライラしてしまうときの気持ちの落ち着かせ方についてママたちに聞いてみました。

生後9カ月の赤ちゃんが夜寝ないときの悩み

生後9カ月になると離乳食が進み生活のリズムも整ってくるので、まとまった睡眠時間がとれるようになる赤ちゃんもいるかもしれません。一方で、赤ちゃんが夜寝ないことや夜中に起きることで悩んでいるママもいるようです。

赤ちゃんが夜に寝ないときの悩みをママたちに聞いてみました。


寝つきにくい

30代ママ
30代ママ

夜寝る時間を決めていたのですが、遊んでしまってなかなか寝てくれないことがありました。この時期は睡眠退行だったのか、寝つきにくいのと夜中に起きてしまうことに悩んでいました。

20代ママ
20代ママ

ちょうど寝る頃にパパが帰ってくると、目が覚めてしまって夜寝ないことがありました。

30代ママ
30代ママ

保育園でたっぷりお昼寝をしているのか、就寝時間になっても赤ちゃんがなかなか寝てくれないので困りました。

生後9カ月の赤ちゃんは、毎日決めた時間に寝られないときもあるようです。家族が仕事から帰ってきて寝るタイミングがずれたときや保育園でたっぷりお昼寝をしたときに、寝つきにくくなることもあったというママの声がありました。


夜中に起きる

夜中
©naka- Fotolia
30代ママ
30代ママ

7カ月くらいから睡眠退行なのか、夜中に起きることが増えました。ときには何度も起きてしまうことがありました。

30代ママ
30代ママ

静かに寝ていたかと思いきや急に泣き出して起きることが多く、仕方がないことと思いながらもイライラとしてしまうことがありました。

生後9カ月の頃は、突然夜中に泣いて起きたり、目が覚めてしまう赤ちゃんもいるようです。以前はよく眠ってくれたのに、9カ月になったら夜中に起きてしまうようになったというママもいました。

生後9カ月の赤ちゃんの睡眠パターン

生後9カ月の赤ちゃんの睡眠パターンについて、こども家庭庁の資料を見てみましょう。

生後9カ月頃から、睡眠時間の7~8割を夜間に眠るようになるといわれています。この頃には昼夜の区別もはっきりしていて、1日に1~2回、2~4時間程度のお昼寝をするとされています。

ただし、睡眠パターンには個人差が大きく、日中は家で過ごすか保育園で過ごすかによって生活リズムも異なるため、あくまで目安です。

出典:「未就学児の睡眠指針」/こども家庭庁

ママたちが考える夜寝ない理由

生後9カ月の赤ちゃんが夜寝ない理由を、ママたちはどのように考えているのでしょうか。


遊び足りなくて寝られない

20代ママ
20代ママ

昼間雨が降ってお散歩に行けないなど日中のスケジュールが変わってしまった日は、夜寝ないことがありました。遊び足りないためかと思いました。

30代ママ
30代ママ

家事で忙しくしていて赤ちゃんと遊ぶ時間が少なかった日は、夜寝ないように感じました。

生後9カ月になるとハイハイやおすわりができるようになり、赤ちゃんの動きも活発になってくるようです。昼間に遊び足りなかったことが夜寝ないことにつながったのではないかと考えたママがいました。


部屋が明るくて寝られない

30代ママ
30代ママ

夕方から夜にかけて部屋が明るすぎると、赤ちゃんの目が冴えてしまって夜寝ないことがあるように感じました

生後9カ月の赤ちゃんは、部屋の明るさや照明の光によって目が覚めてしまうことがあるかもしれません。朝は早めにカーテンを開けて部屋を明るくして日の光を部屋に入れ、夜は照明の明るさを調節するように意識したというママの声もありました。


室内温度が暑い・寒くて寝られない

20代ママ
20代ママ

夏の暑い日の夜にエアコンのタイマーが切れてしまって起きてしまい、しばらく寝ないことがありました。寝室の室内温度が上がってしまいたくさん汗をかいていたので、着替えをして授乳をしました。

30代ママ
30代ママ

冬の寒い日は体が冷えているのか、なかなか寝つかないように感じました。敷布団に暖かいマットを敷いたり、スリーパーを着せて温度を調整できるようにしました。

生後9カ月の赤ちゃんは、寝室の室内温度によって寝られなくなってしまうことがあるようです。エアコンなどを使って室内温度の調整したり、布団などで赤ちゃんが快適に眠れるようにしてあげましょう。たくさん汗をかいてしまっている場合は、着替えをしているママもいるようです。


お昼寝の時間が長くて寝られない

夜寝ない原因
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30代ママ
30代ママ

お昼寝の時間が長すぎると夜寝ないように思いました。夕方寝てしまったときも、夜の寝つきが悪いようでした。体内時計も変わってしまうのではないかと、お昼寝の時間が長い日が続かないように気をつけています。

お昼寝のタイミングによって夜寝ないことがあるのではないかと考えたママがいました。お昼寝を始める時間や長さが、夜の寝かしつけに関係があるのかもしれません。体内時計が変わってしまわないよう、お昼寝のスケジュールに気をつけているというママの声もありました。


お腹が空いていて寝られない

30代ママ
30代ママ

寝る前にミルクを飲む量が少ないと、夜中にお腹が空いて起きるのではないかと思いました。

20代ママ
20代ママ

寝る前の授乳であまり量を飲んでくれないときに、夜中に起きそうな気配を感じることがありました。様子を見て起きてしまうようなら、長めに授乳をするようにしていました。

離乳食が後期に入り、ミルクや母乳の量や飲む回数が減ってくることで、夜中にお腹が空いて目が覚めるのではないかと考えたママもいました。生後9カ月の頃は、離乳食の量や授乳の回数などに工夫が必要になってくるのかもしれません。

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生後9カ月の赤ちゃんの夜中の授乳

生後9カ月の赤ちゃんが夜中に泣いて起きてしまったとき、授乳をして寝かせるべきかどうか悩むママたちもいるかもしれません。赤ちゃんが泣いて起きたときなどの夜中の授乳の方法などについてママたちに聞いてみました。


母乳での授乳

30代ママ
30代ママ

そろそろ断乳をする時期なので添い乳をしてもよいのか迷いましたが、赤ちゃんが夜に泣きやまないときは添い乳をして寝かせるようにしていました。

30代ママ
30代ママ

そろそろ夜中の授乳をしないようにと考えていたので、赤ちゃんが泣いてなかなか寝ないときも、できるだけ添い乳せず、他の方法で寝かせるようにしていました。

生後9カ月の赤ちゃんに、いつまで添い乳をしてよいのか悩むママもいるかもしれません。ママが疲れているときは、横になりながら添い乳で赤ちゃんを寝かしつけたという声もありました。


夜中のミルク

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夜中のミルク
20代ママ
20代ママ

寝る前に飲むミルクの量が少なかったときは、夜中に赤ちゃんが泣いて起きたときにミルクを飲ませることもありました。

20代ママ
20代ママ

9カ月になってからは夜中のミルクはやめようと思い、起きて泣いたときには白湯を飲ませたり、背中をトントンして寝せたりしていました。

生後9カ月の赤ちゃんが起きてしまったときは、赤ちゃんの様子を見てミルクを飲ませるかどうかの判断をしたというママの声がありました。断乳に進むために、離乳食をしっかり食べさせたり、寝る前に決められた量のミルクを飲ませたりしたというママもいるようです。

ママがイライラしたときに行ったこと

赤ちゃんの寝つきが悪く、冷静に対応したくてもイライラしてしまうというママもいるかもしれません。ストレスを抱えてしまうとき、どのような方法で気持ちを落ち着かせていたのかママたちに聞いてみました。

30代ママ
30代ママ

イライラとしてしまうときは「すぐ戻ってくるから待っててね」と赤ちゃんに声をかけてキッチンに行き、温かい飲み物を飲んで心を落ち着かせるようにしていました。

20代ママ
20代ママ

赤ちゃんが夜寝てくれないときは、「明日赤ちゃんといっしょにお昼寝しよう!」と赤ちゃんに話しながら自分の気持ちを落ち着かせていました。夜眠れないことは仕方がないことだと割り切って、明日ゆっくり眠ろうと自分に言い聞かせて乗り切っていました。

赤ちゃんが夜寝つけないときは、パパと協力し合いながら対応していたというママの声もありました。どうしてもイライラしてしまうときは、赤ちゃんの周囲に危ないものがないか確認をして、少し離れて赤ちゃんの様子を見ると、ママの気持ちも落ち着くかもしれません。

赤ちゃんがスムーズに眠るための昼間の過ごし方

生後9カ月は、離乳食をよく食べるようになったりお出かけをする機会も増えたりして、赤ちゃんの生活のリズムが整ってくる頃かもしれません。赤ちゃんがスムーズに眠るために、昼間どのように過ごすようにしたのか、ママたちに聞いてみました。


体を動かして遊ぶ

30代ママ
30代ママ

ハイハイができるようになったので、部屋の中でたくさん動いて遊べるようにしました。おもちゃを離れた場所に置いて取りに行くなど、赤ちゃんが体を動かすような工夫もしてみました。

40代ママ
40代ママ

生後9カ月でハイハイができるようになってからは、日中近くの子育て支援センターなど外に遊びに行くようにしていました。体を動かしたり他の子どもからの刺激もあるので、夜はすぐに寝ていました。

生後9カ月の赤ちゃんは、ハイハイやつかまり立ちなどで体を動かすことが増えてくるようです。体操などでたくさん体を動かしたり、外に遊びに行った日は、夜の寝つきがよく、夜中に起きることもなかったというママの声もありました。


起きる時間を決める

40代ママ
40代ママ

夜早く寝かせるために、朝起こす時間を決めました。よく眠っていても決められた時間にはできるだけ起こすようにしました。

30代ママ
30代ママ

お昼寝の時間が長くなると夜寝ないことがあったので、午後のお昼寝から起こす時間を決めていました。

赤ちゃんが夜スムーズに寝られるようにするために、起床時間やお昼寝から起こす時間を決めていたというママがいました。生後9カ月の頃は起きる時間を決めることで、一日のスケジュールや夜の寝かしつけがスムーズになるのかもしれません。


生活リズムを整える

40代ママ
40代ママ

夕方からはしゃいで遊んだり長時間のお出かけをしたりすると夜寝ないことがあったので、1日のスケジュールを決めて過ごすようにしました。また、夕方からは徐々に部屋に入る光を減らして静かに遊ばせるように意識しました。

生後9カ月の頃は、生活リズムを整えることがスムーズな睡眠につながると考えたママがいました。特に夕方からの過ごし方を意識したというママの声もありました。

夜寝ないときは夜中の授乳など工夫して

夜中の授乳
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今回の記事では、赤ちゃんが夜寝ない理由や昼間のすごし方、寝てくれないとイライラしてしまうときの気持ちの落ち着かせ方についてママたちの体験談をご紹介しました。

生後9カ月になると離乳食が後期に入り生活の様子も変わってくるようです。赤ちゃんが夜寝ない日が続いたり夜中に起きてしまったりするときは、夜中のミルクの飲ませ方や昼間の生活リズムなどを工夫するとよいかもしれません。

赤ちゃんの寝つきが悪く、どうしてもイライラしてしまうときは、パパと協力したり、赤ちゃんといっしょに外の空気を吸ったりして気持ちを落ち着かせているというママの声もありました。

ママたちが実際に行っている対応を参考にしながら、赤ちゃんを寝かしつけられるとよいですね。

2018.04.29

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