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生後11カ月の赤ちゃんの睡眠リズム。睡眠時間やお昼寝の回数など、1日のスケジュール例
生後11カ月の赤ちゃんはどのような生活リズムで過ごすようになるのでしょうか。就寝時間や起床時間などの睡眠リズムが一定でなかったり、夜間授乳や夜泣きも日によって違ったり、生活リズムが乱れてしまうこともあるようです。今回の記事では、生後11カ月の赤ちゃんが生活リズムを整えるチェックポイントや一日のスケジュールをママたちの体験談でご紹介します。
生後11カ月の赤ちゃんはどういう時期?
生後11カ月の赤ちゃんは、どのような成長があり、どのような特徴がある時期なのでしょうか。
「うちの赤ちゃんは女の子でしたが、おもちゃなどでだんだんとひとり遊びもするようになっていました。お気に入りのぬいぐるみをいつも持ち歩いていました。」
「生後10カ月頃に保育園に入ったこともあり、できることがどんどんできてきました。言葉が少しずつ出てきたり、ばいばいをしてくれることもありました」
生後11カ月は言葉がだんだんと出るようになったり、ばいばいなど大人とのコミュニケーションが取れるようになったりした、というママの声もありました。中には、ぬいぐるみや積み木などでひとり遊びができたり、食べ物や遊びの好き嫌いが出てくる子もいるようです。
生後11カ月の赤ちゃんの生活リズム
一日の生活リズム
生後11カ月の赤ちゃんはどのような生活リズムで一日を過ごしているのでしょうか。
「7時に起きて、20時に寝るという生活リズムで、日中は家で過ごすことが多かったです」(30代ママ)
「離乳食は3回食になっていて、昼食後は授乳をして昼寝を1時間半ほどすることが多かったです」(20代ママ)
生後11カ月頃になると、離乳食は朝昼夕と3回食になり、夜の睡眠時間が長くなるなど、大人の生活に近い生活リズムになる赤ちゃんもいるようです。お昼寝の回数が少なくなったり、時間が短くなってきたというママの声もありました。
生活リズムに関する悩み
赤ちゃんの生活のリズムが整ってきたと感じるママがいる一方で、悩みを抱えていたママもいるようです。
「生後11カ月頃は日によって起きる時間がまちまちで、おでかけの予定が立てにくかったです。外にいるとベビーカーでお昼寝を長くしてしまったりして睡眠リズムが崩れると、家に帰ると興奮して夜泣きがあることもありました」(20代ママ)
「赤ちゃんの生活リズムが整っていなかったためか、離乳食や授乳の時間に寝てしまい、ご飯を食べ損ねてしまうことが何度かありました」(30代ママ)
決まった時間に起きられなかったり、昼寝の時間が定まらなかったり睡眠リズムが整わない赤ちゃんもいるようです。この他、保育園入園を意識して生活リズムを合わせようと練習したがうまくいかずに夜泣きが増えたなどの悩みの声もありました。
一日の生活リズムを整えるときにチェックするポイント
生後11カ月の赤ちゃんの一日の生活リズムを整えるために、ママたちはどのような工夫をしたのでしょうか。
離乳食と授乳
「赤ちゃんには離乳食を3食きちんと食べて欲しかったので、家にいるときは離乳食の時間を毎日同じ時間にするようにしていました」(30代ママ)
「生後11カ月頃から離乳食をたくさん食べるようになったら授乳の回数が減ってきたので、授乳のタイミングも大体決まってくるようになりました。夜間授乳も1回になりました」(30代ママ)
毎日同じ時間に離乳食を食べさせたり、授乳頻度を減らしたりすることで、離乳食と授乳のリズムを整えるようママたちは工夫していたようです。
遊び
「天気がよければ、できるだけ家で過ごさず外に出て遊ぶようにしました。外で体をいっぱい動かすと疲れるのか、外遊びした日の夜はいつもより早く寝てくれました」(30代ママ)
「午後に外遊びをしたら興奮したのか夜なかなか眠れず、夜泣きをしたことがありました。午後は家でゆっくり遊んで早めにお風呂に入るようにしたところ、夜は落ち着いた様子で寝てくれるようになりました」(30代ママ)
赤ちゃんの生活リズムを整えるため、外遊び時間と家でゆっくり遊ぶ時間を上手に調整していたママもいるようです。
昼寝と就寝起床
「午後のお昼寝で長く寝すぎると夜の睡眠に影響してしまうので、お昼寝は2時間までにして、15時を過ぎたら起こすようにして赤ちゃんの睡眠リズムを整えていました」(30代ママ)
「20時就寝を目標にしていたので、お風呂の後はテレビを消したり、部屋の電気を徐々に暗くしたりすることで、赤ちゃんが睡眠に入りやすい環境になるように意識していました」(30代ママ)
「赤ちゃんの保育園入園を控えていたので7時くらいには起床してもらいたいと思い、朝はカーテンを開けて日の光を入れたり、『おはよう、起きる時間だよ』と声がけしたりすることで睡眠リズムを整え、毎日決まった時間に起きられるようにしていました」(20代ママ)
昼寝の長さや時間帯を調整することで、夜の早い時間に寝かしつけられるよう工夫したママが多くいました。就寝時間が早まると、自然と早寝早起きの睡眠リズムになるのかもしれません。
生後11カ月の一日のスケジュール
生後11カ月の赤ちゃんは一日をどのように過ごしていたのでしょうか。ママたちが書いていた育児日誌を参考に、一日のスケジュールの目安を考えてみました。
朝のスケジュール
7時頃 赤ちゃん起床
8時頃 離乳食1回目
9時~10時頃 外出(散歩、公園遊びなど)
10時半~11時頃 昼寝
家族の時間に合わせて、赤ちゃんを起こしたり離乳食を食べさせることを意識しているママが多いようです。午前中に外遊びでしっかり体を動かすと、お昼の離乳食前にお昼寝をする赤ちゃんもいるかもしれませんね。ママたちは赤ちゃんが起きる前に洗濯などの家事を済ませていたようです。
昼のスケジュール
12時頃 離乳食2回目
13時半~15時頃 昼寝
15時以降 室内遊び
12時頃に2回目の離乳食を食べさせるようにしていたママが多くいました。午後は赤ちゃんに長めのお昼寝をさせたり、室内遊びをしたりと、ゆっくり時間をすごすようにしたというママもいます。ママにとってもほっと一息つける時間となるかもしれませんね。
夕方のスケジュール
18時頃 離乳食3回目
19時頃 お風呂
20時頃 就寝
夜は就寝時間に合わせて、離乳食やお風呂の時間を決めていたというママの声がありました。ママたちは、赤ちゃんの就寝後に残った家事をしているようです。
赤ちゃんが今どのようなリズムで過ごしているのか育児日記などで把握しておくことも、生活リズムを整えるよい方法となるかもしれませんね。目安を知っておくことで、一日のスケジュールも立てやすくなるのではないでしょうか。
一日のスケジュールを工夫して赤ちゃんの生活リズムを整えよう
生後11カ月になると、昼の活動時間が長くなったり、夜もまとまって寝るようになったりと、大人の生活に近いリズムで過ごすようになる赤ちゃんもいるようです。
就寝時間が遅くなったり、離乳食の時間がずれ込むなど、生後11カ月の赤ちゃんの生活リズムの乱れを心配しているママも、今回ご紹介したポイントや一日のスケジュールを参考に、赤ちゃんの生活リズムを整えてみてはいかがでしょうか。