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雨の日の「子乗せ自転車」。ママたちに聞く、レインカバーの選び方と雨対策
子育てをしていると、不安定な天候であっても子乗せ自転車で出かけなければいけない機会はあると思います。自転車の雨具で代表的なのはレインカバーやレインコートですが、具体的に何を選べば良いのか?雨の中どんなことに気をつけて運転すれば良いのか?子乗せ自転車の雨対策について調査しました。
道路交通法により、傘を差しながらの自動車運転は禁止されています。
雨の日でも子乗せ自転車を運転するには、傘以外の方法で対策を取らなくてはなりません。では実際に、みなさんどうやって雨対策を行っているのでしょうか?子乗せ自転車を日頃から使っているという方に、アンケートを取ってみました。
雨の日の子乗せ自転車
「子どもはレインカバー、運転者はレインコート」という方が大半
・子どもは前か後ろの座席に乗せ、チャイルドシート用のレインカバーをかける
・運転者はレインコートを着用する
アンケートを取ったところ、上記の方法で対策をしているという方が数多くいました。では実際にどのようなアイテムを選べばよいのでしょうか?ママたちに聞いた使い心地と、選ぶポイントについてまとめていきます。
チャイルドシート用レインカバーの使い心地&選び方
レインカバーの使い心地
「雨の日は子どもの座席にレインカバーをかけていますが、けっこうな土砂降りでも子どもは快適そうです。ほとんど雨に濡れずにすみます」
「前も横もビニールの素材を使った、透明なコックピットのようなレインカバーを使用しています。視界が開けて雨の雰囲気を直に感じられるので、子どもは楽しそうです」
「子どもの乗せ降ろしのしやすさを考え、ファスナーやボタンで窓の部分がガバッと開閉できるものを選びました」
これらの意見を総合すると、レインカバーを選ぶときのポイントが見えてきます。
子乗せ自転車のレインカバーの選び方
・取り外しがしやすい
・窓が開いて、子どもの乗り降りがしやすい
・視界が開けている
・通気性がある
これらの点に気をつけて、子乗せ自転車のレインカバーを選ぶとよいでしょう。
また、子どもにはレインカバーではなく、レインコートを着せて対策をしているという意見もありました。
「購入したレインカバーの取り外しが面倒なことと、中が曇って子どもが怖がってしまったためレインカバーをやめました。親子でレインコートを着て運転していますが、短い外出くらいならほとんど濡れることはありません」
1~3歳くらいだと、子どもによってはレインカバーを嫌がるかもしれないので、レインコートで対策をしているママも多いようです。次は、運転者の雨対策についてまとめていきます。
運転者用レインコートの使い心地&選び方
レインコートの使い心地
「視野を確保するため、どうしても顔を覆うわけにはいかず、いつも顔面がびしょ濡れになります。メイクが崩れてしまうのが嫌です」
「自分(運転者)のレインコートをケチって安物にしてしまいました。最初は大丈夫だったのですが、自転車をこぐうちにフードが後ろに飛んでしまい、意味のない状態に。そでの部分も破れてきて、散々な目にあいました」
筆者も雨の日の子乗せ自転車を何度も経験しているので、これらの意見には激しく共感してしまいました。なるべく不快な思いをしないよう、少しでも上質なものを選びたいですよね。
運転者用雨具の選び方
レインコート以外に子乗せ自転車の運転者が雨をよけられるアイテムはないのか?調べてみました。
・レインポンチョ
フードがあってそでがなく、頭からすっぽりはおるタイプの雨具。通気性が良く、リュックを背負ったまま着用できるのが利点です。
・レインスーツ
上着とズボンに分かれており、普通のアウターのように着れる雨具。頭から足元までしっかり雨をガードできますが、目的地に着いたあと着替えるのが少し大変という意見もあるようです。
レインコート以外にも、用途に応じて使い分けができるといいですね。ほかにも、以下のようなアイテムがあります。
・レインバイザー
サンバイザーのツバの部分を、透明な素材で作ったものです。これをかぶれば顔が雨で濡れるのを避けることができ、視界も確保できます。
・ハンドルカバー
雨で手が滑ると、どうしてもハンドル操作が難しくなります。持ち手部分にハンドルカバーをつければ、安全な走行が期待できそうです。
子どもの安全が第一
雨具は身動きしやすく、目立つものを
これまでの話を総合すると、子乗せ自転車の雨具選びの主なポイントは、
1.親子ともに視界が開けている
2.身動きがしやすい
3.ドライバーの注意をうながせるよう、目立つ色を選ぶ
の3つが考えられます。少しでも安全に走行するため、雨具は慎重に選ぶことをおすすめします。
また、レインカバーにたまった雨が後ろの座席に流れてしまったり、用事を済ませて戻ったときにサドルが濡れていたりすることが多いので、なるべくタオルを持参しましょう。
雨の日は、きちんと対策をしてから子乗せ自転車に乗りましょう
雨の日でも、子乗せ自転車に乗るためにざまざまな対策ができることがわかりました。自転車でとくに転びやすいと言われているのが、マンホールや白線、側溝のふたの部分、そして段差だそうです。
大事な子どもを乗せながら、雨の日に自転車に乗るのは注意が必要です。運転する方は大変だと思いますが、案外子どもは雨の日のお出かけを楽しんでいたりもします。きちんと対策をして、無理のない子乗せ自転車で安全運転しましょう。
※記事内で使用している参照している内容は、2017年9月1日時点で作成した記事になります。