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子ども乗せ自転車の選び方。グラつかない安心なママチャリを見つけよう
あると便利な子ども乗せ自転車。購入したいと思っても、種類が豊富で何を選んだらよいのか悩みますよね。そんなママのために、安心して乗れる、グラつかないママチャリの選び方をお伝えします。
1.子ども乗せ自転車のタイプを決める
乗せる子どもの人数や年齢によって、自転車のタイプを選びます。
子どもが1人(1歳頃~3歳頃)の場合
前乗せ自転車を選びましょう。前乗せ自転車の目安は、以下のようになっています。
・1歳以上4歳未満・目安身長100㎝以下・体重15㎏以下
子どもが1人(2歳頃~6歳頃)の場合
後ろ乗せ自転車を選びましょう。後ろ乗せ自転車の目安は、以下のようになっています。
・1歳以上6歳未満・目安身長115cm以下・体重22kg以下
子どもが2人(2人とも6歳未満)の場合
前後に子ども乗せ座席を「幼児2人同乗用自転車」設置した自転車を選びましょう。6歳未満の幼児2人までなら、同時に乗せることができます。
子どもが3人の場合
子どもが3人の場合、同時に乗せるのは難しいです。道路交通法により、車両の乗車装置を超えた人数を乗せることはできません。
安全面を考慮しても、子ども3人を同時に自転車に乗せるのは控えた方が良さそうです。
2.電動自転車か非電動自転車かを選ぶ
実際に子ども乗せ自転車を使用している方に、体験談を聞きました。
電動自転車のメリットとデメリット
・メリット
「とにかく楽。子どもを乗せても坂道を楽々こげて便利。いったん電動に慣れてしまうと、もうほかの自転車には戻れません」
・デメリット
「バッテリーが切れると、とたんに前に進みにくくなります」
非電動自転車
・メリット
「家の近くにほとんど坂がなかったので、非電動のママチャリを選択しました。電動に比べて価格が大幅に安く、車体が倒れたときにも自分で持ち上げられるので安心です」
・デメリット
「坂道はつらいです。子どもを2人乗せると進まなくなります」
お住まいの地域にもよると思いますが、価格よりは利便性を考慮して、電動を選ぶ方が多いようでした。
3.自転車の大きさ(インチ)を決める
前と後ろでタイヤインチの大きさが違うなど、ママチャリでも今はたくさん種類があるようですが、ここでは代表的な2つのサイズを比較していきます。
小口径20インチの子ども乗せ自転車
車高が低くなるため、運転者の身長が低いときにおすすめです。こぎだしが楽。子どもが成長してからも乗せ降ろしがしやすいのが利点です。
大口径26インチの子ども乗せ自転車
運転者の身長が高い、パパなどにおすすめです。グラつかない、安定感のある走行が期待できます。
大きさに関しては実際に乗ってみないと分からないことが多いので、可能なら、お店で試乗してから、どのインチにするか決めることをおすすめします。
4.そのほか確認したいポイント
・子どもの座席が後付けできるか?
子どもが成長したあと前乗せから後ろ乗せに変更する可能性がある方や、第2子を検討中の方は、前もって、座席の後付けが可能なママチャリを選ぶと安心です。
・ハンドルロックができるか?
前に座る子どもを乗せたり、降ろすときに必須です。ロックがないとハンドルがグラついてしまい子どもが転落する危険があるので注意しましょう。
・ギアチェンジがついているか?
電動自転車の場合、ギアを変えて走行することでバッテリーの節約になるそうです。
・チャイルドシート用レインカバーの購入は?
雨の日でも自転車を使用する可能性がある方は、やはりご用意があると安心かと思います。レインカバーは雨をよける以外に、風や砂をさえぎってくれたり、防寒にもなるので意外と便利です。
楽しいママチャリライフを送りましょう
これまで、さまざまな子ども乗せ自転車の選び方を紹介してきました。大きなお子さんを持つママにお話を聞いたところ、小学校の低学年のうちに、多くの子どもはママチャリを卒業してひとりで自転車に乗り始めてしまうそうです。
これから選ぶ子ども乗せ自転車は、きっと家族にとって思い出の1台になると思います。自転車を試乗する際には、ぜひ子どもといっしょに足を運び、安心して運転できるグラつかないものを選んでください。
ベストな子ども乗せ自転車を手に入れて、楽しいママチャリライフを送りましょう。
※記事内で使用の参照内容は、2017年8月23日時点で掲載した記事になります。
※出典元リンクを修正しました(2019年11月12日)