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離乳食の豚肉について。離乳食時期別に見る豚肉の進め方や保存方法
さまざまな食材と組み合わせよう
離乳食に豚肉を使いたいママやパパもいるのではないでしょうか。豚肉は料理に使いやすく、ビタミンなども含まれているので大人にも嬉しい食材ですよね。今回は、離乳食に豚肉が使えるのはいつからなのかや進め方、さまざまな食材と合わせた離乳食レシピについてご紹介します。
離乳食に豚肉を取り入れよう
豚肉は栄養があり、比較的安価な食材のため、大人の料理にもよく使うというママやパパも多いのではないでしょうか。
豚肉を離乳食に取り入れるときには、どのようなことに気を付ければよいのでしょうか。
豚肉の離乳食の開始時期や保存方法についてまとめました。
離乳食の豚肉はいつから?
豚肉はいつから離乳食に使えるのでしょうか。
豚肉は離乳食後期から取り入れることができる食材のようです。最初は脂肪の少ない赤身から始め、店頭に並んでいるものの中から選ぶときは、新鮮なものを選ぶようにしましょう。
下処理をするときは、脂肪部分を取り除き、熱湯の中に入れて下茹ですると、子どもに与えるときも安心ですね。
豚肉の保存方法
離乳食を作るときは少量から進めていくため、すべてを使いきれない場合もあるかもしれません。豚肉はどのように保存すればよいのでしょうか。
豚肉は、空気に触れると鮮度が落ちるため、すぐに使わないときはラップに包んで冷凍保存するとよいようです。豚肉の水分をペーパーでふき取り、ラップに包むときは空気が入らないようにしっかり包むことを意識しましょう。
また、保存する場合は早めに使い切りましょう。
【時期別】豚肉を取り入れた離乳食の進め方
離乳食の時期によって、豚肉の調理方法も変わるのでしょうか。
離乳食の時期にかかわらず、新鮮な豚肉を選ぶことと、下処理を行うことは忘れないようにしましょう。形状ややわらかさに気をつけることも調理の大事なポイントかもしれません。
離乳食後期
離乳食後期は、子どもが食べることに慣れてくる時期かもしれませんが、豚肉は調理すると、パサついたり、噛みにくくなったりすることもあるようです。
子どもの様子を見ながら、とろみを付けたり、細く切って食べやすくなるように工夫しましょう。
離乳食後期は、手づかみ食べの練習をする子どもも多いようなので、ハンバーグなどの手でつかみやすいレシピにするのもよいでしょう。
離乳食完了期
離乳食完了期は、子どもが食べることに慣れ、食事のリズムも1日3回になる時期です。
大人といっしょに食事をすることで、同じメニューを食べたがる子どももいるかもしれません。大人用に作るメニューも食材を細かく切ったり、味付けをする前に煮込んだものを取り分けることで、アレンジできるようです。
家族みんなが同じメニューを食べることで、子どもが食事をすることの楽しさを覚えてくれるとよいですね。
さまざまな食材と豚肉を組み合わせよう
豚肉はいろいろな食材と合わせやすく、他の食材と合わせることで、子どもが食べやすくなるようです。豚肉と合わせたい食材と離乳食のレシピをご紹介します。
豆腐
離乳食初期から手軽に取り入れることができる豆腐は、加熱するとパサつく豚肉と合わせると舌ざわりがよくなって食べやすくなるようです。
スープやうどんなどのメニューは、忙しいママやパパも手軽に作ることができて、喉ごしもよく、子どもが食べやすくなるかもしれません。
また、豆腐と豚肉を使ったハンバーグは、手づかみ食べする子どもにぴったりなだけでなく、ふわふわの食感で喜んで食べてくれそうです。
じゃがいも
常備野菜としても活躍するじゃがいもは炭水化物を含むため、主食としてもおいしく食べられますよね。
じゃがいもは、調理する前に変色した皮や芽を取り除き、あく抜きすることが大切のようです。食べやすい大きさに切ると火が通りやすく、調理しやすいかもしれません。
じゃがいもの他に、いろいろな野菜を取り入れると栄養が摂れて、彩りもよくなり、子どもの食欲が増しそうです。
トマト
豚肉の離乳食に、さっぱりとしたトマトを取り入れてみてはいかがでしょうか。トマトの鮮やかな赤色が入ることで、食卓も華やかになるかもしれません。
離乳食でトマトを使うときは、子どもが飲み込みやすくするために、調理する前に皮と種を取り除きましょう。加熱時間を加減することで、仕上がるトマトのやわらかさを調整できるようです。
豚肉でおいしい離乳食を作ろう
離乳食に豚肉を使うときは、子どもが食べやすくなるように、大きさや形状などに気をつけ、味付けを工夫することで、おいしいメニューが作れそうです。
また、離乳食で豚肉が使えるようになる時期は、子どもがさまざまな食材を食べられるようになっている時期ですよね。いろいろな食材や野菜と組み合わせながら、豚肉の離乳食を楽しんで作りましょう。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
※記事内で使用している参照内容は、2020年1月30日時点で作成した記事になります。