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れんこんを使った離乳食後期のメニュー。下ごしらえの仕方と簡単レシピを紹介
れんこんをいつから与える?ペーストの作り方など
れんこんはいつから離乳食に使えるのでしょうか。離乳食後期のメニューとして活用したいけれど、アク抜きなどの下ごしらえが面倒そうと悩むママも多いのではないでしょうか。今回はれんこんの下ごしらえの方法や保存方法、離乳食後期のれんこんを使った簡単レシピを紹介します。
れんこんはいつから離乳食に使える?
れんこんをいつから離乳食に使えるのかと悩むママも多いのではないでしょうか。1日3回食に移行する生後9カ月~11カ月頃の離乳食後期から徐々に与えているというママが多いようです。
離乳食後期は歯や歯ぐきで食べものを潰すことができるようになる時期なので、すりおろして噛みやすくしたり子どもが食べやすい固さを工夫しながらメニューを考えるとよいでしょう。
れんこんを使う時のポイント
離乳食後期ではれんこんをどれくらいの固さで調理すればよいのでしょうか?れんこんの旬についてもお伝えします
下ごしらえをする
れんこんはアクが強い食材なので、離乳食ではきちんとアク抜きをしましょう。切り口が空気に触れることで酸化して色が変わってしまいます。切ったあとのれんこんはすぐに水にさらし、れんこんの変色を防ぎましょう。
れんこんをよく洗いピーラーなどで皮をむいたあと、れんこんが浸る程度の水に10分ほどさらしてアクを抜きます。水1リットルに大さじ1杯程度の酢を入れた酢水でれんこんのアク抜きをすると、よりシャキシャキとした食感になるようです。
市販のれんこんの水煮を使うと、皮むきやあく抜きなどの下ごしらえが不要なので時短になるようです。水煮になったホールタイプのれんこんや、薄切りタイプなどさまざまな物が販売されているので、作りたいレシピに合わせて選ぶとよいでしょう。
すりおろして使う
離乳食後期の赤ちゃんに与える食材の目安は、歯ぐきでつぶせるくらいの固さといわれています。離乳食後期にれんこんを与える場合は茹でてからすりおろし、ペースト状にして調理すると赤ちゃんが食べやすいでしょう。
でんぷんが多く含まれているれんこんは、すり下ろして焼くことでもちもちとした食感が楽しめます。
旬を考えて買う
れんこんはほぼ通年出荷されていますが、れんこんは寒くなり始める11月頃から本格的な寒さを迎える2月頃が旬の食材です。
いろいろな味を覚えていく離乳食後期の赤ちゃんに、おいしいれんこん料理を作ってあげましょう。
れんこんペーストの作り方と保存方法
離乳食後期はまだ歯でしっかり噛めない場合もあるため、まずれんこんをペースト状にしてから料理に活用するというママが多いようです
れんこんペーストの作り方
- アク抜きしたれんこんを柔らかく茹でる
- れんこんをおろし金ですりおろす
食材を混ぜたり潰したりできるブレンダーは普段の料理にも活用できます。おろし金の代わりに食材を混ぜたり潰したりできるブレンダーは普段の料理にも活用できます。おろし金の代わりにブレンダーを使ってすりおろすと、離乳食作りでも調理時間が短縮できそうです。
れんこんペーストの保存方法
れんこんペーストは冷凍保存が可能です。多めに作って冷凍保存しておくと、とろみのある離乳食を作りたいときにすぐに使えて便利かもしれません。
製氷機に入れて凍らせたものを保存袋に入れ替えて冷凍保存したり、1食ごとの量を棒状にラップにくるんで冷凍保存するママもいるようです。鮮度を考えて、冷凍保存をしてもなるべく早めに使いきるようにしましょう。
離乳食後期の簡単れんこんレシピを紹介
れんこんには多くのでんぷんが含まれているので、れんこんペーストを料理に使うことでとろみのある食感が楽しめます。ほかの野菜や豆腐と混ぜたりいろいろアレンジを楽しんでみてはいかがでしょうか。
れんこんの麻婆豆腐風
- 柔らかく煮た人参と鶏ひき肉を炒める
- れんこんペーストと豆腐を加えて、醤油、砂糖、味噌を少量ずつ混ぜて炒める
味付けは濃くなりすぎないように気をつけましょう。みじん切りにした長ネギを加えていっしょに炒めてもよいですね。
れんこんのおやき
- れんこんをすり下ろす
- 片栗粉とめんつゆ少々を入れて混ぜる
- 形を作りフライパンで両面を焼く
れんこんのおやきはもちもちした食感がお餅に似ているため、れんこん餅と呼ばれることもあるようです。豆腐を加えたり、めんつゆの代わりに塩で味付けをしてもよいですね。手づかみできるので赤ちゃんもたくさん食べてくれるかもしれません。
れんこんハンバーグ
- れんこんをすり下ろし、ひき肉と混ぜる
- 片栗粉と醤油少々を入れて混ぜる
- 形作りフライパンで両面を焼く
れんこんをすり下ろして使えば定番のハンバーグにも活用できます。玉ねぎや人参、ほうれん草など、いろいろな野菜を入れて作ってみてはいかがでしょうか。ひき肉を豆腐に変えるとまた違った食感が楽しめます。
離乳食後期にれんこんペーストを活用しよう
れんこんをいつから離乳食に使えるのか悩むママも多いと思いますが、手づかみ食べがスタートする離乳食後期から徐々にレシピに加えてみましょう。れんこんはすりおろして使うとふわふわもちもちの食感が楽しめるようです。いろいろな料理に混ぜて活用してみてはいかがでしょうか。
今回紹介したおやきは、豆腐や野菜を加えることでいろいろな味が楽しめます。市販のれんこん水煮やブレンダーを使うとアク抜きやすりおろしなどの行程が楽になるので、上手に活用してみてはいかがでしょうか。
離乳食後期の食事の時間が楽しくスムーズに進むとよいですね。
※今回の記事でご紹介したものは、離乳食の一例です。新しい食材をとり入れる場合は、お子様の消化機能の発達に合わせた適当な食材・調理法を選びましょう。
※記事内で使用している参照内容は、2019年7月12日時点で作成した記事になります。