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ひな祭りの離乳食はどうする?初期、中期、後期、完了期のアレンジ方法
女の子が誕生して初めてのひな祭りに、特別なお祝いをしたいと考えるママもいるのではないでしょうか。大切な記念日でもある、ひな祭りにアレンジした離乳食を作ってみませんか?ひな祭りにぴったりのアレンジや盛り付け方、デザートの作り方を初期、中期、後期、完了期と離乳食の段階に分けてご紹介します。
ひな祭りも離乳食でお祝いしたい!
ひな祭りを離乳食でお祝いしたいけれど、どんな盛り付けにしたらよいのか分からない、離乳食初期は使える食材もが少なくアレンジが難しそう、と悩むママもいるかもしれません。
初期、中期、後期と離乳食の段階によって、赤ちゃんの食べられる量や食材の硬さ、使える食材も違ってきますよね。初期、中期、後期ではそれぞれどんな離乳食のアレンジが適しているのでしょうか。
離乳食初期から中期
離乳食初期から中期は、なめらかにすりつぶした状態の離乳食から、舌でつぶせる固さを目安に離乳食を作るとよいようです。使える食材が限られている離乳食初期も、カラフルな野菜の彩りを使えば華やかなひな祭りプレートが作れそうです。
デザインプレート
離乳食で作るデザインプレートには、お粥や野菜ペーストでひな祭りらしいモチーフを描いてみてはいかがでしょうか。ひな人形の絵は、お粥を顔のベースにして小松菜ペーストで目や口を、にんじんペーストで飾りや着物を描いてみましょう。
野菜のペーストで周りに花の絵を描いて飾りつけてもかわいいですね。オーブンシートで作ったコルネに入れてしぼると、細かい線も描きやすくなるようです。
カラフルお粥
やわらかくゆでてすりつぶした野菜ペーストをまぜて、カラフルお粥を作ってみてはいかがでしょうか。離乳食初期は、にんじん、トマト、かぼちゃ、ブロッコリーの葉などが彩りもよいでしょう。
盛り付けには藍色や鮮やかな朱色の器を使うと、お粥の優しい色合いもよく映えてきれいな盛り付けになるのではないでしょうか。
筆者は、小分けにして冷凍しておいた野菜ペーストをお粥に混ぜて使いました。野菜ペーストはまとめて作ったものを冷凍しておくと、すぐに使うことができて便利かもしれませんね。
離乳食後期
離乳食の後期は、舌や歯ぐきでつぶせる硬さの離乳食が食べられるようになってくるようです。やわらかい食べ物をかじる動作ができるようになる離乳食後期におすすめのメニューをご紹介します。
カラフルマッシュポテト
じゃがいもをやわらかく茹でてつぶし、マッシュポテトを作ります。ピンク色のマッシュポテトは加熱してほぐした鮭を混ぜて、緑色は青海苔を混ぜて作ることができます。一口サイズに小さく丸めて、3色団子のように並べて盛り付けてもかわいいのではないでしょうか。
小さなおせんべいのように薄くのばしてからオーブンで焼くと、離乳食後期の赤ちゃんも手づかみで食べやすくなるようです。
3色ゼリー
離乳食後期に食べられるゼリーはヨーグルトに水溶き片栗粉を混ぜて、レンジでとろみがつくまで加熱するだけで簡単に作ることができます。緑色はやわらかくゆでて裏ごしした枝豆で、ピンク色はすりつぶしたいちごをヨーグルトに混ぜて3色を作れば、ひな祭りにぴったりのデザートになります。
筆者はカラフルなゼリーを盛り付ける器は、鮮やかな色の層が見えるようにガラスなどの透明なものを使っていました。見た目がきれいな盛り付けをすると、赤ちゃんも喜んで食べてくれるかもしれません。
離乳食完了期
完了期は、歯ぐきで噛める硬さの離乳食が食べやすくなり、手づかみ食べも増えるようです。また離乳食完了期はお粥からご飯が食べられるようになるので、ケーキやちらし寿司も立体的な盛り付けができ、アレンジの幅が広がりそうです。
ひな祭りケーキ
離乳食完了期にぴったりのひし餅風ケーキのアレンジをご紹介します。まずはプレーン、にんじんペースト入り、ほうれん草ペースト入りの3種類のパンケーキ生地を作ります。テフロン加工のフライパンで焼き、ひし形に切って重ねるとひな祭りにぴったりのケーキになります。
デコレーションに使えるひな人形も、横に2つに切ったいちごの間に、輪切りにしたバナナをはさんで作ることができます。小さく切った海苔で目と口をつけて余ったバナナで作った扇や冠をつければ完成です。
ちらし寿司
離乳食の完了期は、形があるものを食べられるようになるので、立体的な盛り付けも楽しめるでしょう。そこでひな祭りに定番のちらし寿司も、ひな人形風にアレンジしてみてはいかがでしょうか。
小さく丸めた寿司飯を雪だるまのように重ねて作ることができます。顔のパーツを海苔で作り、着物は黄身のみを使った薄焼き卵、冠などはやわらかく茹でた野菜で飾りつけましょう。
周りには、薄く輪切りした魚肉ソーセージやきゅうりを花びらのように5枚置き、中央にコーンを飾ればひな祭りらしいデコレーションプレートになります。
赤ちゃんの喜ぶ離乳食でお祝いしよう
初期、中期、後期、完了期でさまざまな離乳食のアレンジができるようです。初節句には赤ちゃんの健やかな成長を願いたいですよね。
見た目をカラフルにしたり、盛り付けを工夫したりして、赤ちゃんが喜んでくれるような離乳食やデザートで、ひな祭りを家族でお祝いしてみてはいかがでしょうか。
離乳食の進み具合や子どもの様子を見ながら、メニューを決められるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2018年1月29日時点で作成した記事になります。