こちらの記事も読まれています
年賀状の返事はいつまで?7日以降になったときの寒中見舞いの文例
寒中見舞いを書くときに意識したこと
年賀状への返事は、いつまで出すことができるのかや、7日以降になった場合の寒中見舞いの書き方など気になることもあるのではないでしょうか。今回の記事では、7日以降に寒中見舞いを送るときのマナーや文例、寒中見舞いの内容で意識することについて、ママたちの体験談を交えてご紹介します。
年賀状への返事が7日以降になるとき
年賀状は、新年のあいさつとして、元旦に届くように送ることがマナーとなっているようです。帰省している間に、出していない人から年賀状が届いたときなど、返事が遅れてしまうこともあるかもしれません。
返事が松の内にあたる1月7日以降になる場合は、年賀状ではなく寒中見舞いとして出す必要があるようです。寒中見舞いを送るときには、どのようなマナーやルールがあるのでしょうか。
7日以降に寒中見舞いを送るときのマナー
7日以降に寒中見舞いを送ることになった場合、どのようなことに気をつけるとよいのでしょうか。
いつまでに出すとよいのか
30代ママ
年賀状を7日以降、立春までの間に出す場合は寒中見舞いとして、立春を過ぎてからは余寒見舞いとして出すとよさそうです。いつまで出せるのかを意識しつつ、できるだけ早めに返事をするように心がけるとよいかもしれません。
ハガキの選び方
30代ママ
年賀状の返事が遅れて、7日以降に寒中見舞いを出したことがありますが、年賀ハガキは使いませんでした。胡蝶蘭の官製ハガキを用意して、寒中見舞い用に別途プリントしたのを覚えています。
7日以降に寒中見舞いを出すときは、年賀状ではなく官製ハガキか私製ハガキを使用するのがマナーのようです。相手が喪中で、年賀状の代わりに寒中見舞いを送る場合は、お祝いを連想させるようなデザインは避けて、落ち着いた雰囲気のものを選ぶように心がけているというママ声もありました。
年賀状の返事を7日以降に出すときの文例
年賀状の返事が7日以降になった場合、どのような文章を書けばよいのか気になるママもいるかもしれません。シーン別に寒中見舞いの文例をご紹介します。
返事が遅れた場合の文例
帰省していたり、旅行に出かけたりしていて年賀状の返事が7日以降になった場合の寒中見舞いには、どのような文章を書けばよいのでしょうか。返事が遅れてしまったときの文例をご紹介します。
「寒中お見舞い申し上げます
ご丁寧な年賀状をいただきありがとうございました。
新年のごあいさつが遅れてしまい申し訳ございません。
おかげさまで家族みんな風邪ひとつひかず元気でおります。
寒い日が続きますがかわらずご自愛ください。
本年もよろしくお願い申し上げます。」
年賀状の返事が7日以降になった場合は、「寒中お見舞い申し上げます」のような季節の挨拶からはじめ、年賀状へのお礼と返事が遅れたことへのお詫びの言葉を入れ、最後に相手の健康を気遣う言葉や近況報告などを簡潔に書くのが基本的な文章の流れとなるようです。基本的な構成を押さえていれば、相手との関係性によって、書き方や内容を変えてもよいかもしれません。
自分が喪中の場合の文例
喪中にも関わらず、年賀状が届いたときの返事に寒中見舞いを送るときの文例をご紹介します。
「寒中お見舞い申し上げます
ご丁寧な年始のごあいさつをいただきありがとうございました。
〇〇の喪中のため年頭のごあいさつを控えさせていただきました。
ご連絡が行き届かず 誠に失礼いたしました。
本年もどうぞよろしくお願いいたします。」
自分が喪中の場合で年賀状が届いたときは、喪中ハガキが出せなかった旨をお詫びする文章を加えるとよいかもしれません。複数人宛てに送る場合は、どのような相手にでも通用する文章でプリントしておき、必要に応じて手書きのメッセージを添えるようにしたというママの声がありました。
相手が喪中の場合の文例
喪中の相手への気遣いで、寒中見舞いを送るときの文例をご紹介します。
「寒中お見舞い申し上げます
ご服喪中とのことで新年のごあいさつは控えさせていただきました。
大切な〇〇が亡くなられてご家族は力を落とされていることと思います。
ご家族のみなさんに穏やかな日常が戻ることを願っています。
寒い日が続きますので風邪などひかぬようご自愛ください。」
相手が喪中の場合に、年賀状にかえて寒中見舞いを送るときは、思いやりや気遣いの気持ちを込めた文章を入れるとよいようです。相手との関係性によっては、形式にこだわりすぎず、気落ちしているであろう相手を気遣う気持ちを伝えることに、重きを置いているというママの声もありました。
寒中見舞いの内容で意識すること
寒中見舞いを書くときに、意識したことについてママたちに聞いてみました。
新年のあいさつは入れない
30代ママ
寒中見舞いを7日以降に出すときは、新年のあいさつではなく季節のあいさつを入れるというルールがあるようです。元旦や謹賀新年などの言葉も使わないように気をつけています。
本来寒中見舞いは、季節のあいさつをするためのものなので、新年のあいさつとして送る年賀状とは目的が異なるようです。そのため、寒中見舞いを書くときは、季節のあいさつを入れる他、正月を連想するような言葉を使わないようにしているというママの声もありました。
7日以降になった理由は書かない
30代ママ
7日以降に寒中見舞いを送るときは、遅くなった理由は明記しないようにしています。年賀状をいただいたことへの感謝の気持ちと、返事が遅れてしまったことへのお詫びを一言を添えるようにしました。
年賀状への返事が遅れてしまい、7日以降に送る場合でも、遅れた理由は書かないほうがよさそうです。相手によっては、言い訳のように感じることもあるかもしれません。
年賀状への感謝の気持ちとお詫びの言葉だけは、必ず入れるように意識しているというママの声もありました。
ルールやマナーを守って寒中見舞いを送ろう
年賀状の返事が7日以降になる場合や、相手や自分が喪中のときに出す寒中見舞いは、2月4日ころまでに出すというルールがあるようです。いつまでに出すかを意識して、できるだけ早めに送れるとよいかもしれません。
寒中見舞いに使うハガキは、年賀状を使わないようにしたり送るシーンによって目立つデザインのものを選ばないようにしたりすることも、マナーとして知っておくとよいかもしれません。基本的な文章の構成を意識しつつ、相手に気持ちが伝わるような心のこもった寒中見舞いを送れるとよいですね。
出産で帰省しており、友だちから年賀状が届いていたにも関わらず返事ができなかったので、寒中見舞いを1月8日に送りました。立春のころにあたる2月4日を過ぎた場合は、余寒見舞いとして出すようですよ。