こちらの記事も読まれています
寝返りはいつから?したきっかけやしないときに試した練習方法
初めて寝返りしたときのエピソード
赤ちゃんのママやパパにとって、寝返りをいつするかは大きな関心事の一つかもしれません。なかなかしないことに不安を感じている場合や、寝返りの練習とはどのようなことをすればよいか知りたい場合もあるでしょう。寝返りをいつ頃したかや練習の方法、寝返り後に注意したことなどについてママやパパに聞いてみました。
寝返りはいつからする?
寝返りとは、寝たままの姿勢で仰向けからうつぶせ、またはその逆に体の向きを変えることを言います。赤ちゃんが寝返りをはじめる時期には個人差がありますが、なかなかしないと不安を感じているママやパパもいるかもしれません。
寝返りをいつからしたのか、初めて寝返りを見たときのエピソードとあわせてママやパパに聞いてみました。
20代ママ
30代ママ
生後3カ月の頃、ベッドの上で大泣きしながら体を反らした勢いで寝返りをし、腕も抜けました。すごくうれしかったのですが、それ以降は全くしない時期が続き、生後6カ月くらいになってからよく寝返りするようになりました。
30代ママ
初めて寝返りしたのは生後5カ月頃だったと思います。添い乳のくせで体を横にしたときに、そのまま勢いで寝返りできました。初めて見たときは夫婦で盛り上がり、SF映画の名作でサルが進化するときの曲にあわせて寝返りを見て感動していました。
今回話を聞いたなかでは、生後5・6ヶ月頃だったという声が多くありました。寝返りの練習をしていたかはそれぞれでしたが、なかにはうつぶせで顔をあげる練習を2カ月後半くらいからするように、自治体の子育て支援の方に言われたというママもいました。
寝返りの練習方法
寝返りのために練習をしていたママやパパは、どのようなことを行っていたのでしょうか。
おもちゃで気を引く
30代パパ
お気に入りのおもちゃなどで気を引き、仰向けの姿勢で手を伸ばしたり体をよじったり積極的に動くよう促していました。寝返りの練習とは考えていませんでしたが、結果的に寝返りにつながる動きをして体の力を鍛えられたかなと思います。
普段の遊びのなかで、自然と寝返りの練習をしていたというパパがいました。まずは体を動かす力を伸ばすところから始めてみるとよいかもしれません。
寝返りの動きを体験させる
30代ママ
子どもの機嫌がよいときに、ベッドの上で仰向けからうつぶせにして、腕を抜く練習をしていました。
30代ママ
リビングのカーペットの上で転がってすごしているときに、手足や背中を動かして寝返りの動きを手伝い、仰向けからうつぶせに体勢を変える感覚を体験させていました。
子どもが寝返りを始める前から、ママやパパが手伝って寝返りの動きを体験させるのも一つの方法のようです。まずはうつぶせになる感覚を覚えて、自分で寝返りするイメージができるようにと考えていたママがいました。
背中を支える
30代ママ
横向きになったときに枕やタオルを背中側に挟み、後ろに倒れないようにして、前にコロンと転がりやすいようにしていました。
寝返りのきっかけとして、横向きの姿勢からうつぶせになるというものも多いようです。子どもがうつぶせになりやすい環境を工夫していたというママの声がありました。
寝返りを打つようになったら気をつけること
寝返りとはうれしい成長の一つですが、寝返りをするようになったら注意すべきこともあるようです。どのようなことに気をつけてすごしていたか、ママやパパに聞いてみました。
窒息に注意する
30代ママ
就寝中に寝返りすると、息が苦しくなってしまいそうで心配でした。布団だと顔にかかってしまいそうだったので、スリーパーだけで寝かせていた時期もあります。
寝返りを打つようになると、子どもの窒息を心配するママやパパは多いようです。うつぶせのまま眠ってしまった場合は少しして仰向けにしたり、呼吸を確認するなど気をつけていたというママの声がありました。
ベッドですごすときは毛布や枕などの子どもの顔を塞ぐ可能性のあるものをよけたり、ぬいぐるみや柔らかいおもちゃを近くに置かないようにするなど、注意した方がよいかもしれません。
姿勢に注意する
30代パパ
寝返りをするようになった始めの頃は、うつぶせになった後で体の下から腕が抜けずに泣いてしまうことが多かったので、様子を見て必要なときは助けるようにしていました。寝返りをリビングのテーブルの脚に阻まれて、変な姿勢のまま固まっていることもたびたびありました。
寝返りが始まるとそれまでにはとらなかった姿勢になることも増えるようです。成長とともに苦しい姿勢になっても自分で立て直せるようになりますが、始めのうちはしっかり様子を見守り手助けすることが必要でしょう。
行動範囲に注意する
30代ママ
寝返りが始まるまではハイローチェアに乗せていたのですが、ハイローチェアの上でも寝返って少しずつに足の方に下がってくるので、乗せているときはローの状態にし、目を離すときはハイローチェアから降ろすようにしていました。
30代ママ
床にものを置かないようにしたり、電気の配線隠しや家具の角の保護などで子どもが安全にすごせるように配慮しました。床掃除も念入りに行うようになりました。
寝返りや寝返り返りをするようになると、上下左右に動き回ることができ行動範囲が広がるようです。ソファなどの高さのあるところに寝かせない、周囲のスペースを広く確保するなど気をつけていたママがいました。
寝返りで世界が広がる赤ちゃんを見守ろう
寝返りがいつ始まるか気になるママや、なかなかしないことが心配なパパは、少しずつ赤ちゃんの体を動かす練習から始めるとよいかもしれません。
赤ちゃんが心地よくすごせるように用意した枕やタオルが窒息の原因にならないよう、ベッドやリビングなど周囲の環境を整えることも大切なようです。
寝返りとは赤ちゃんにとっても自分の世界が広がる大きなできごとでしょう。寝返りを打つようになった赤ちゃんが安全に楽しく毎日を送れるよう、見守ってあげられるとよいですね。
生後5カ月のときに寝返りしました。リビングに敷いたマットの上でよいしょよいしょと頑張っていたので、見守っていたらころんと寝返りしました。生後2カ月くらいからうつぶせにして頭を上げる練習はしていました。