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共働き家庭での料理の時短アイデア。食事を準備するときの工夫
料理できないときの工夫や時短レシピ
共働き家庭では、料理の時短方法や食事を準備できないときはどうすればよいのか気になるママもいるのではないでしょうか。今回は、夫と妻が共働きをしている家庭の食事の準備の工夫や、料理の時間が取れないときのアイデア、ママたちに聞いた時短レシピなどを体験談を交えてお伝えします。
共働き家庭の食事はどうしている?
共働き家庭のママは、家族への食事の準備を簡単に行いたいと考えることもあるのではないでしょうか。ママたちに聞くと、料理の時短方法が気になるという声や、時間が取れず料理ができないときのアイデアが知りたいといった声が聞かれました。
実際に、共働き家庭のママたちは毎日の食事をどのように作っているのでしょう。
【時間帯別】共働き家庭の食事の準備の工夫
共働き家庭のママたちに、朝ご飯や夜ご飯などそれぞれの時間帯の家族の食事を準備するときの工夫を聞いてみました。
朝ご飯
「夫の出勤時間が早く朝食が用意できないので、自分で卵かけご飯を用意して食べて行ってもらうようにしています。夫が朝起きてすぐに食べられるよう、前日の夜に炊飯器の予約や果物を切っておくなどの準備をしています」(20代ママ)
「まず家族の人数分のお皿を並べ、茹で野菜などの常備菜を盛りつけます。おにぎりやパン、果物を盛りつけると10分程でワンプレートの朝ご飯が完成します。洗い物を減らしたいので、朝ご飯は火は使わずに作っています」(30代ママ)
出勤時間にあわせてパパが自分で食べられるよう準備しておいたり、洗い物が減るよう火を使わずに朝ご飯を作ったりと工夫しているママがいるようです。他にも、朝ご飯は早く食べられるよう、できるだけ子どもの食べやすいメニューを作っているというママの声もありました。
夜ご飯
「私の帰宅が遅くなってしまったときは子どもたちに早く食べさせてあげたいので、麺類にすることが多いです。野菜や肉など、いろいろな栄養がとれるよう具をたっぷり入れて作るようにしています」(20代ママ)
「夜ご飯には、具だくさんの汁物をよく作ります。豚汁やシチューの中に食材を多く入れることで、品数も少なくて済み時短になっていると思います」(20代ママ)
夜ご飯にできる工夫として、あらかじめ作る料理を決めておいたり、一品でさまざまな栄養がとれる料理を取り入れたりしているママがいるようです。夜ご飯に汁物をよく作るママからは、翌日の朝ご飯にも食べられるよう多めに作っているという声も聞かれました。
共働きで料理の時間がとれないときのアイデア
共働き家庭のママたちに、忙しく料理の時間がとれないときや料理できないときのアイデアを聞いてみました。
時短レシピを活用
「忙しく料理できないときは、カット野菜を活用して時短しています。野菜を切ってあるだけでも包丁やまな板を使わずに調理ができるので、時短になっています」(30代ママ)
「料理の時間が取れないときは、圧力鍋を使ったメニューを作っています。煮魚やカレーなどが時短で作れるだけでなく、よく煮込んだような本格的な味わいになるので家族にも好評です」(30代ママ)
カット野菜を活用したり、圧力鍋を使ったメニューを作ったりしているママがいるようです。ママのなかには、時間のあるときに自家製カット野菜を作り、大根やキャベツなどを1回分ずつビニール袋にいれた「味噌汁セット」を準備しているという声もありました。
作り置きを使う
「お肉を切ってジッパーつきポリ袋に入れ、生姜焼き用やタンドリーチキン用など、調味料で下味をつけて冷凍しています。朝冷蔵庫に移し帰宅後すぐに調理できるので、当日の手間や洗い物も減り時短になっています」(40代ママ)
平日の夕方に料理できない場合に備えて、下味つきのお肉を冷凍しておくなど、休日に常備菜を作り置きしているママもいるようです。時間をかけて手の込んだおかずを作れない場合には、季節の野菜を茹でておくだけでもドレッシングなどを足せば一品になるので便利かもしれません。
料理しない日を作る
「仕事で疲れたときは、無理をせず料理しない日もあります。子どもたちが好きなお惣菜を用意すると、たまにしか食べられないおかずに喜んでくれています」(20代ママ)
「仕事で遅くなり料理できないときは無理をせず外食する場合もあります。なるべくたくさんの食材をバランスよくとりたいので、定食屋さんが我が家の定番の外食です」(30代ママ)
お惣菜や外食サービスを活用して、無理に料理しない日を作っているママもいるようです。他にもカットされた食材が届く宅配キットを使うことで、時間をかけないで準備したというママの声もありました。
ママたちに聞いた時短レシピ
子どもが喜ぶ時短レシピを知りたいママもいるかもしれません。共働き家庭のママたちに聞いた、時短レシピをご紹介します。
ばくだん丼
「納豆やめかぶ、しらすやおくらなどの食材をご飯の上に盛りつけ、卵の黄身を丼の中央に乗せたばくだん丼は簡単なのでよく作ります。きゅうりやたくあん、まぐろのお刺身などその日によって家族の好きな食材を追加すると子どもも喜んでくれます」(20代ママ)
ご飯の上に、納豆やおくらなどねばねばした食材を盛りつけるばくだん丼を作っているママがいるようです。ばくだん丼は、具材を切ってご飯の上に盛りつけるだけでよく比較的簡単なので、夫の帰りが早い日はお願いして作ってもらっているというママの声もありました。
時短ミートソース
「みじん切りにした玉ねぎとにんじん、合い挽き肉やトマト缶を圧力鍋に入れて加圧調理します。圧が抜けたら、最後にケチャップやコンソメなどで味を整えるとミートソースの完成です」(30代ママ)
野菜やお肉などを短時間で柔らかくできる圧力鍋を使って、時短でミートソースを作っているママもいるようです。ミートソースを作っているママからは、1度にたくさん作っておいて冷凍保存したり、翌日に溶けるチーズといっしょにご飯に乗せてドリア風にリメイクしたりして工夫しているという声も聞かれました。
れんこんサラダ
「切ってから電子レンジで加熱して水にさらしたれんこん、きゅうりやツナをマヨネーズで和えたサラダは子どもたちが好きなレシピのひとつです。すりごまやかつお節を足すと、野菜から出た水分を吸ってくれるので食べやすくなるように感じます」(20代ママ)
時短レシピとしてれんこんサラダを作っているママもいるようです。野菜を電子レンジで加熱することでコンロでは他のおかずも作れるので、料理時間の時短になりそうですね。
共働き家庭は料理を時短で作ろう
共働きをしているママたちは、料理の時間を短縮できるようさまざまに工夫しているようです。疲れてしまった日などご飯作りができないと感じた日には、無理をせず料理しない日も作っているというママの声もありました。
時短レシピも活用しながら、夫とも協力して無理なく仕事と家事の両立ができるとよいですね。