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おくるみは必要?ママたちがおすすめする代用アイディア
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おくるみが必要かどうかや、別アイテムで代用できるのか気になるママもいるでしょう。今回の記事では、おくるみを別アイテムとして代用するアイディアや、バスタオルをおくるみとして代用する方法など、ママたちの体験談をご紹介します。
おくるみは必要?
出産祝いにいただいたり、出産準備リストに入っていることも多いおくるみ。出産を控えるママのなかには、このおくるみが本当に必要かどうか気になる方もいるかもしれません。実際に、おくるみが必要だったかどうかについてママたちに聞いてみました。
「我が家ではおくるみを使って、生まれたばかりの新生児から首がすわる生後3~4ヵ月頃まで、子どもをおひな巻きにして寝かせていました。おひな巻きをすると安心してぐっすり眠ってくれるので、おくるみは必須アイテムでした」(30代ママ)
「授乳ケープに使ったり、抱っこ紐ケープに使ったりと、おくるみは持っているととても便利です。汚れてもすぐに洗えて乾くので、外出先ではオムツ替えシートの代わりとしても利用していました」(30代ママ)
「出産祝いにいただいたのでおくるみを持っていましたが、バスタオルなどで代用できるため、あまり使用頻度はありませんでした」(30代ママ)
必要だという声やあったら便利という声、持っていなくても代用品でカバーできるといった声など、さまざまな体験談が聞かれました。このように、ママたちのライフスタイルによってもおくるみが必要かどうかは変わってくるのかもしれません。
おくるみを別アイテムに代用する方法
ママの声にもあったように、おくるみは持っているといろいろな育児アイテムに代用できて便利なようです。そこで、ママたちの体験談をもとに、どのようなアイテムとして代用できるかまとめてみました。
授乳ケープ
「人気のおくるみを出産準備をするときに購入しました。デザインもかわいく、外出時は授乳ケープとして大活躍しました。実家へ帰省するときの飛行機のなかやママ友と食事するときなども、すぐに首にかけて使えて便利でしたよ」(30代ママ)
先輩ママからのおすすめで使いやすいと、人気ブランドのおくるみを出産準備に購入したママがいました。赤ちゃんが生まれてもさまざまなシーンで役立ったようです。
抱っこ紐ケープ
「赤ちゃんと外出するときは必ず抱っこ紐だったので、冬の少し肌寒い時期に、抱っこ紐の上から赤ちゃんを包み込むのに使用していました」(30代ママ)
おくるみはサイズが大きいものも多く、抱っこ紐を使うママの心強い味方になりそうです。通年で使えそうな布や生地で、通気性のよいものを選ぶと抱っこ紐のなかの赤ちゃんも気持ちよく過ごせるかもしれません。
ブランケットやベビーケット、タオルケット
「出産後、退院してからずっと赤ちゃんがお昼寝するときなどは、掛け布団のようにふんわりとかけてあげていました」(30代ママ)
ブランケットやベビーブランケットは70センチから120センチ程のサイズで、綿やウール、ポリエステルなどで作られた小さな毛布のことです。種類によってはおくるみとも呼ばれるようです。さまざまな種類のなかから赤ちゃんが快適にお昼寝できる素材を選んだという声もありました。
スワドルやアフガン
「赤ちゃんが安心して寝られると先輩ママから聞いて、スワドルを購入しようか迷いましたが、出産祝いにおくるみをいくつかいただいたので、代用してみました」(30代ママ)
スワドルとおくるみは、どちらも赤ちゃんを包む布のことを指しますが、日本では服のように着るタイプを「スワドル」、一枚の布で作られたタイプを「おくるみ」と呼ぶ傾向にあるようです。ママたちは赤ちゃんがより安心できる環境を作れるように、いろいろなアイディアで対応していますね。
ベビーラップ
「新生児期を過ぎてようやく外出できるというときに、家の敷地内をおくるみでベビーラップのように赤ちゃんを包み込んで抱っこしながら散歩しました」(30代ママ)
おくるみでベビーラップのように赤ちゃんを抱っこする方法もあるようです。新生児期など、赤ちゃんがまだ小さいときはおくるみで代用することもできるかもしれません。
おくるみはバスタオルで代用できる?
一方で、おくるみが必要なかったというママたちから、代用アイディアとして一番多くの声があったバスタオルについて考えます。バスタオルをおくるみ代わりで使っていたママたちの声をご紹介します。
「知りあいの方に出産祝いとしてプレゼントでもらった赤ちゃん用のバスタオルがあったので、おくるみとして使いました。おくるみとの違いも気にならなかったので、おくるみを新たに購入はしませんでした」(20代ママ)
「おくるみもバスタオルも両方使っていました。使うタイミングや用途、気分にあわせておくるみとバスタオルを使い分けていました」(30代ママ)
バスタオルとおくるみの両方を使っていたというママもいれば、バスタオルで代用していたというママもいるようです。おくるみとバスタオルの違いはどういうところなのかを考えながら、使いやすい方を選べるとよいかもしれませんね。
おくるみとして使うバスタオルの選び方
では、おくるみ代わりとして使いやすいバスタオルには、どのようなものがあるのでしょうか。実際に使っているママたちに選ぶときにこだわったポイントについて聞いてみました。
サイズや大きさ
「おくるみ代わりとして使ったのは縦60センチ横120センチの長方形のバスタオルです。長方形の方がお風呂で体を拭くなどいろいろな使い方ができるかなと考えたのでこのサイズを選びました」(20代ママ)
「おくるみとして使いやすいかなと思い120センチの正方形のバスタオルです。正方形のものは赤ちゃんをくるんだり、赤ちゃんの下に敷いて寝かせるのにもちょうどよいサイズかなと思いました」(30代ママ)
サイズや大きさをポイントにして選んだママもいるようです。小さい赤ちゃん用バスタオルは赤ちゃんを包みやすく、大判バスタオルは子どもが成長したときも使うことができるなど、どのような使い方をするのかを考えて選べるとよさそうです。
素材
「赤ちゃんの肌が直接触れるものなので、毛足が短い綿100%の素材のバスタオルを使っていました。使い心地もさらりとしていて、夏の暑い時期などは重宝しました」(20代ママ)
「寝かしつけにも使いたかったので、肌触りのよいガーゼタオルにしました。洗濯してもすぐに乾くのでとても使い勝手がよかったです」(30代ママ)
赤ちゃんの体に直接触れるものなので、素材にこだわって選ぶママもいるようです。表面がガーゼ、裏面がパイルのバスタオルを選び、季節によって使いわけできるようにしていたというママの声もありました。
デザイン
「毎日使うものなので気分のあがるかわいいデザインのものを選びました。色はパステルピンクで花柄のデザインのものを選んだところ、使うたびにとても楽しい気持ちになれてよかったです」(20代ママ)
「フード付きの赤ちゃん用バスタオルを使っていました。頭から足の先まですっぽりと包み込むことができたので、おくるみのように赤ちゃんが安心できるのではと考えました」(30代ママ)
デザインを重視しておくるみを選んだママもいるようです。二人目のときに使うことも考えて男女どちらでも違和感なく使えるような色や柄のものを選んだというママの声もありました。
おくるみとしてバスタオルを使うときの巻き方
おくるみの代用としてバスタオルを使うときは、どのような巻き方をすればよいのでしょうか。ママたちに巻き方のコツを聞いてみました。
正方形のバスタオルを使うとき
「正方形のバスタオルをひし型になるように置いて、頂点の部分を内側に折り、赤ちゃんの首を折り目の上あたりに乗せるようにしました。あとは右手、足もと、最後に左手を赤ちゃんに体に沿って巻き込むような形にすれば完成です」(30代ママ)
正方形のバスタオルをおくるみ代わり使う場合、おくるみのようにひし形に置いてから使うという声がありました。赤ちゃんの足が苦しくないように、足の形を整えながら巻くようにしていたというママもいました。
長方形のバスタオルを使うとき
「長方形のバスタオルは赤ちゃんの体を巻くには少し大きいので、途中ほどけないように工夫しながら巻いていました。上の両端を赤ちゃんの脇にめがけて対角に折り下げ、その後下の両端を対角に折り上げるような形で巻きます」(30代ママ)
長方形のバスタオルをおくるみ代わりに使う場合は、巻くときにコツが必要となってくるかもしれません。長方形の長い辺に赤ちゃんの肩のラインをあわせて巻いてあげると、赤ちゃんの首が苦しくなくてよいかもしれません。
バスタオルを代用してよかったこと
バスタオルをおくるみ代わりに代用したママたちに、バスタオルを使ってよかったところを聞いてみました。
長く使える
「おくるみ代わりに大きいサイズのガーゼタオルを使いました。赤ちゃんが大きくなっておくるみが必要でなくなったあともバスタオルとして使うことができたので、長い期間使うことができました」(20代ママ)
おくるみとして使える期間は短いので、その後もいろいろな使い方ができるものを選ぶと長く使えてよいかもしれません。バスタオルであれば一年中を通して使うことができるので何枚あっても困らなかったというママもいました。
濡れたときすぐ対応できる
「赤ちゃんの頃はよだれや汗などで服などが濡れてしまうことも多いのですが、そのようなときでもバスタオルだと赤ちゃんのよだれなどをすぐ拭き取ることができ、とても便利でした」(30代ママ)
バスタオルなので汚れる心配をせず、拭いてあげることができるかもしれませんね。薄手のバスタオルは洗濯をしたあとも乾きやすいので重宝したというママの声もありました。
ライフスタイルにあわせておくるみの必要性を考えよう
おくるみが必要かどうかは、ママによってさまざまのようです。おくるみを別の育児アイテムとして代用したり、おくるみの代わりにバスタオルを利用したりと、アイディアはたくさんあるようです。
一番大切なのは、赤ちゃんが快適に安心して過ごせるかどうか。ママたちのおすすめアイディアを参考にしながら、自分のライフスタイルにあわせて、赤ちゃんにとっておくるみが必要かどうか考えられるとよいですね。