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オムツを洗濯してしまったときの対処法。衣服や洗濯機の洗い方や失敗しないための工夫
誤ってオムツを洗濯してしまったとき、ポリマーがついてしまった衣服や洗濯槽をどのようにきれいにしたらよいのか、塩や重曹やお湯、ドラム式洗濯機の乾燥機能や掃除機は使ってもよいのかを知りたいママもいるのではないでしょうか。今回は、オムツを洗濯してしまったときの対処法や洗濯機に入れないための工夫を、ママたちの体験談をもとにご紹介します。
オムツを洗濯してしまった
オムツを洗濯ものといっしょに洗濯してしまい、衣服や洗濯機にポリマーがついた経験のあるママやパパもいるのではないでしょうか。ママたちの失敗談を聞いてみました。
「上の子が下の子の服を脱がすお手伝いをしてくれているときに、オムツもいっしょに洗濯機に入れてしまったようです。洗濯機を開けたら服がキラキラとしていて、一瞬何が起きたのかわかりませんでした」(40代ママ)
「後で片づけようと思い、オムツを脱いだ服の上に置いておいたのですが、そのことを忘れてオムツもいっしょに洗濯してしまいました。服にオムツの切れ端やポリマーがたくさんついていて、取り除くのが大変でした」(30代ママ)
子どもが知らずに洗濯機の中に入れてしまったり、洗濯物に混ぜてしまったなどの理由で、オムツを洗濯してしまうことがあるようです。オムツを洗濯してしまった場合は、どのように対処するとよいのでしょうか。
オムツを洗濯したときの衣類の対処法
オムツを洗濯して衣類に切れ端やポリマーがついてしまった場合は、どのようにするとよいのでしょう。オムツを洗濯したときの衣類の対処法をまとめてみました。
1.ポリマーやオムツの繊維を落とす
手で振り払う、ブラシや粘着テープを使うなどして、衣類についたポリマーやオムツの繊維をできるだけ取り除きます。床に新聞紙などを引いておくと後始末に便利なようです。浴槽などでゆすぐ場合は、ポリマーが排水口に詰まるのを防ぐために排水口ネットなどを利用するとよいかもしれません。
洗濯機に衣服を入れたままポリマーやオムツの繊維を取り除く場合は、水を多めにためた状態でスタートボタンを押してゆすぎます。洗濯槽の中で浮くタイプのくず取りネットなどを使うとポリマーが取れやすくなるかもしれません。
2.自然乾燥させる
衣類をハンガーなどにかけて自然乾燥させます。ポリマーが残っている場合は再度ブラシなどを使って落とします。時間的に余裕があれば、洗濯機をきれいにした後にもう一度洗濯をするとよいようです。
オムツを洗濯したときの洗濯機の対処法
オムツを洗濯してしまった後、洗濯機の掃除はどのように行うとよいのでしょう。オムツを洗濯したときの洗濯機の対処法をまとめてみました。
1.ポリマーを拭き取る
ティッシュペーパーや布などを使って、洗濯槽についたポリマーをできるだけ取り除きます。くず取りネットの中や排水ホース、排水口にたまったポリマーは、捨ててきれいにします。
2.高水位、長時間に設定して洗う
1番高い水位、長い洗濯時間を設定したら、スタートボタンを押して洗濯を始めます。1~5分回したら一時停止し、洗濯槽の中に浮いているオムツの切れ端やポリマーを取り除きます。何度か繰り返してポリマーが残らないようにします。
洗濯槽を洗浄するコースを使う場合は、長時間に設定し、洗浄中に何度かフタを開けてポリマーを取り出すとよいかもしれません。
3.脱水をする
脱水をして、洗濯槽、排水口などにポリマーが残っていないか確認します。残っている場合はもう一度水をためてゆすぐか、布で拭き取るなどしてきれいにします。
ドラム式の洗濯機の場合やメーカーによって洗濯機の操作方法が違う場合もあるようなので、オムツを洗濯してしまったときは、どのような対処法があるのかを使っている洗濯機の説明書や家電メーカーのホームページを見て確認するとよいかもしれません。
ママたちが取り入れてみたその他の対処法
オムツを洗濯してしまったとき、他にはどのようなもの対処法があるのでしょうか。ママたちに実際に行った対処法を聞いてみました。
「塩を入れるとポリマーが小さくなると聞いたので、浴槽に張ったお湯に塩を混ぜてから服をゆすぎました」(30代ママ)
「ドラム式洗濯機の乾燥機能で乾燥させてからポリマーを振り払いました。洗濯機に残ったポリマーは掃除機で吸い取りました」(30代ママ)
お湯に塩や重曹を入れて衣服を洗ったというママや、ドラム式洗濯機の乾燥機能を使ったというママの声がありました。洗濯機に塩を入れてゆすぐ場合は、取り扱い説明書を確認したり、サビの原因にならないよう使用後に洗濯機をよく洗う必要がありそうです。
オムツを洗濯機に入れないための工夫
オムツを間違って洗濯してしまわないためにどのようなことができるのでしょうか。オムツを洗濯機に入れないための工夫をママたちに聞いてみました。
みんなで確認しあう
「洗濯のたびに確認する意識を持つために、子どもに『おむつのかくにん』と書いてもらって、洗濯機の前に張りだしました。張り紙があるので私も夫も気をつけられるし、子どもも『ママ、おむつは?』と言ってくれるので助かっています」(30代ママ)
オムツを洗濯しないように、みんなで確認しあうようにしているというママもいるようです。家族みんなで確認ができると、誰かがオムツを洗濯しまいそうになっても未然に防ぐことができそうね。
衣服を一度洗濯かごに入れる
「服は直接洗濯機に入れず、洗濯かごにためてから1枚1枚洗濯機に移すようにしています。洗濯機に入れる前に一度チェックできるので、今のところオムツを洗濯せずに済んでいます」(30代ママ)
衣服を一度洗濯かごに入れ、洗濯機に入れる前にオムツがないか確認しているというママもいるようです。細かくチェックできると、オムツが服に紛れて気づかなかったということもなくなりそうですね。
脱衣所にもオムツ用のごみ箱を置く
「服にオムツが紛れないように、脱衣所にもオムツ用のごみ箱を置くようにしました。オムツを脱いだあとすぐにゴミ箱へ入れることができるので、服といっしょにオムツを洗濯することはなくなりました」(40代ママ)
リビングなどの他に、脱衣所にもオムツ用のごみ箱を置いたというママもいるようです。ごみ箱のフタに動物の顔を書いて動物がオムツを食べるようにしたら、子どもがオムツを洗濯機に入れなくなったというママの声もありました。
オムツを洗濯してしまっても慌てずに
オムツを洗濯して衣服にポリマーが付着したときは、洗濯機の機能を使いながら慌てずに対処するとよさそうです。お湯に塩や重曹を入れたり、ドラム式洗濯機の乾燥機能を使う、掃除機で吸い取るなどの方法をとる場合は、洗濯機の説明書などをよく読んでから行うとよいかもしれません。
みんなで確認しあったり洗濯かごやオムツ用のごみ箱を用意するなどして、オムツを洗濯機に入れないための工夫ができるとよいですね。