共働きのメリットとデメリット。年金や年収の考え方や共働きのコツ

共働きのメリットとデメリット。年金や年収の考え方や共働きのコツ

2018.10.06

共働きをするとき、メリットとデメリットにはどのようなことがあるのか、年収や将来受け取る年金がどう変わるのかなど気になるママもいるのではないでしょうか。今回は、共働きのメリットとデメリットや共働きをするときのコツをママたちの体験談を交えながらご紹介します。

共働きのメリットとデメリットとは

結婚や出産を機に専業主婦になったとき、仕事復帰をして共働きをしようか迷うママもいるのではないでしょうか。共働きをすると、メリットはあるのかデメリットになることはないのか知りたいと感じることもあるかもしれません。共働きのママたちは、どのようなことをメリットとデメリットだと感じているのでしょうか。

共働きのメリット

ママたちは、共働きすることにどのようなメリットがあると感じているのでしょうか。


収入源が2つになる

「共働きを始めたことで、夫婦の合計年収が増えました。お金に余裕ができたので、家族旅行に行ったり、貯金がしやすくなったりしました」(20代ママ)

「収入源が2つあることで、安心感を感じられることがメリットだと思います。夫が入院して仕事ができない期間がありましたが、私も正社員として一定の収入があったので、生活に困りませんでした」(30代ママ)

共働きをすると収入源が2つになることで、お金に余裕ができたり、いざというときの安心感につながったりすることもあるようです。世帯の合計年収が増えたことで、子どもが生まれたときも貯蓄がしやすかったというママの声もありました。


老後に受け取るお金が増える

老夫婦
iStock.com/byryo

「共働きを始めてから、私も厚生年金に加入しました。夫の扶養に入っているときと比べ、老後に受け取れる年金の金額が増えることがメリットだと感じています」(30代ママ)

「子どもが小学校に入学したタイミングで、正社員として働き始めました。定年まで勤めると退職金がもらえるので、老後の生活を考えたときにも共働きをしていた方がよいのではと感じます」(30代ママ)

老後に受け取る年金などのお金が増えるといったメリットを感じるママもいるようです。ある程度まとまったお金を受け取れることを考えると、家の購入など大きな買い物の計画も立てやすくなったというママの声もありました。


やりがいを感じられる

「職場では、毎日さまざまなことを経験できます。家庭以外でも、自分が必要とされていると思うことで、やりがいを感じて活き活きと働くことができます」(20代ママ)

仕事にやりがいを感じ、自分の生活が楽しく感じられることもあるかもしれません。これまでのスキルを活かせる職場で働いているので、取得した資格などが無駄にならず、毎日が充実しているというママの声もありました。

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共働きのデメリット

共働きには、メリットだけでなくデメリットを感じることもあるかもしれません。ママたちは、どのようなことをデメリットと考えているのでしょうか。


毎月の社会保険料が増える

「私の年収が一定額以上あるため、夫の扶養から外れることになりました。年金や健康保険などの社会保険料を自分で支払うことになり、夫婦で合計すると毎月支払う社会保険料が増えました」(30代ママ)

ママの年収が一定額以上になると、年金などの社会保険料を自分で支払う必要があるようです。夫の扶養の範囲内になるように、年収を計算しながら働いているというママの声もありました。


ママが働くことによる出費がある

オフィス内
iStock.com/beijingstory

「子どもが1歳になったタイミングで職場復帰しました。仕事復帰をしてしばらくすると、私の収入が増えたことで、毎月の保育料も高くなりました」(20代ママ)

「産後、営業職として働くことになりました。スーツでの勤務するので、季節にあわせてスーツやシャツを揃えたり、パンプスを買い足したりといった支出が増えました」(30代ママ)

保育料が上がったり、職場に着ていく洋服代がかかったりと、ママが働くことで新たな出費が生じることもあるかもしれません。職場の飲み会などのおつきあいによる出費は、参加する回数を減らすなどして工夫したというママの声もありました。


家事や育児との両立が難しい

「仕事をすることで、家事の時間が取りにくくなりました。帰宅してから料理をする時間がないと、外食の回数も増えてしまい、食費がかかることもデメリットに感じます」(30代ママ)

「子どもがまだ小さく手がかかるので、育児との両立が大変です。保育園に子どもをお迎えに行ってからは、休む間もなく子どものお世話をしているので、なかなか疲れが取れません」(20代ママ)

共働きを始めたことで、家事や育児との両立が難しくなったというママもいました。自分の時間が取れなくなることで、共働きのメリットを感じにくくなることもあるかもしれません。

共働きをするときのコツ

無理なく共働きを続けるために、どのような工夫をしたらよいのか知りたいママもいるかもしれません。ママたちに、共働きをするときのコツについて聞いてみました。


家事の時短を考える

「共働きすることで家ですごせる時間が減ったので、家事の時短を意識しています。週末に料理を作り置きしたり、お掃除ロボットを使って掃除の時間を短縮したりと工夫しています」(30代ママ)

共働きするようになってからは、家事の時短を考えるようになったママがいました。家事を時短することで、自分の趣味を楽しむなど気分転換する時間もできたというママの声もありました。


夫婦で役割分担をする

「共働きを始めた頃は、一人で家事や育児もやろうと考えて体調を崩すこともありました。掃除と子どものお風呂は夫が担当するなど、夫婦で役割分担を決めてからは、無理なく家事や育児との両立ができるようになりました」(30代ママ)

何でも自分でやろうとせず、夫と協力することも共働きを続けるコツかもしれません。夫婦の役割分担を決めたことで、お互いの大変さがわかり、思いやりの気持ちを持つことができたというママの声もありました。


休日は子どもとの時間を作る

「平日は、私も夫も仕事でなかなか時間が取れないので、土日は子どもとたくさん遊ぶようにしています。子どもと遊んでいると、自分の気分転換にもなり仕事をがんばろうと思います」(20代ママ)

仕事をしている日は子どもと接する時間が少ない分、休日は子どもとの時間を大切にしているというママの声もありました。子どもとすごす時間は、共働きをがんばるママにとって励ましの時間にもなるかもしれません。

メリットとデメリットを知った上で共働きしよう

ママパパ子ども
iStock.com/Yagi-Studio

共働きのメリットとデメリットを知りたいママもいるのではないでしょうか。共働きには、夫婦の年収や将来の年金が増えるといったメリットや、家事や育児との両立が難しいといったデメリットを感じるママがいるようです。共働きするときは、夫婦で役割分担するなどの工夫をして、ママも楽しく仕事ができるとよいですね。

2018.10.06

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