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出産前後の引越しのタイミング。産前や産後の引越し理由や必要な手続き
妊娠を機に引越しをしようと考えたとき、出産前と後どちらのタイミングで引越しをするとよいのか気になるママもいるかもしれません。今回の記事では、間取りや保育園のことなど妊娠を機に引越しを考えた理由や、病院の転院など産前や産後に必要な手続きについて、ママたちの体験談を交えてご紹介します。
妊娠を機に引越しを考える理由
妊娠を機に引越しを考える場合、どのような理由があるのでしょうか。ママたちに聞いてみました。
「子どものいる生活を想像すると、今住んでいるアパートが手狭だと感じました。赤ちゃんを迎えるときには間取りの広い家に引越していたいと考えました」(30代ママ)
「仕事をしていたので、生まれてくる赤ちゃんの保育園の入園について考えていました。なるべく入りやすそうな地域を調べ、職場との距離などからも検討し引越しました」(30代ママ)
「職場の近くに住んでいましたが、実家の近くへ引越しました。子育てしやすそうな環境と何かあったとき親のサポートがある安心感があります」(30代ママ)
ママたちが引越しを考える理由にはさまざまあるようです。実際に引越しをする場合、産前と産後どちらのタイミングがよいのか気になる方もいるようです。また、引越したときに必要になる手続きについて知っていると、引越すタイミングを家族で相談しやすいかもしれません。
引越したタイミング
引越しを出産前と出産後どちらにしていたか、引越すタイミングやその時期を選んだ理由について、実際に引越しを経験したママたちに聞いてみました。
出産前
「赤ちゃんが生まれる前なので荷造りも自分のペースで行えます。ただ、妊娠中なので重い荷物を運ぶなどの力仕事は夫に頼むなどして無理をしないように気をつけていました」(30代ママ)
「赤ちゃん用品をそろえる前なら荷物が少ないと考え、妊娠7カ月頃に引越しをしました。引越し先の間取りや物の配置などを確認してから、ベビーベッドなどの赤ちゃん用品を準備することができました」(20代ママ)
「安定期に入った妊娠5カ月頃に引越しをしました。手続きのため市役所に足を運ぶときなどはお腹もまだあまり大きくなく、身軽で動きやすかったです」(30代ママ)
荷造りや手続きを自分のペースで身軽に行えることから、出産前に引越したというママもいるようです。出産前だと赤ちゃんのお世話がなかったので、引越し先での荷解きもスムーズにできたというママの声もありました。
出産後
「赤ちゃんとの生活に慣れてきた出産後3カ月のタイミングで引越しました。このくらいの時期から赤ちゃんと外出できる時間が増えてきたので、遠出の引越しも大丈夫と考えました」(30代ママ)
「おすわりができる時期を待って、産後6カ月に引越しをしました。離乳食が始まり、母乳がなくてもすごせる時間が増えたので引越しに集中できました」(20代ママ)
「ママ友から、赤ちゃんが動き回るようになってからの引越しは、荷造りしたものを出されてしまうので大変だと聞いていました。子どもが8カ月の頃はハイハイはできますが、まだ動き回る前だったのでこの時期に引越しをしました」(30代ママ)
赤ちゃんの様子にあわせて出産後の引越しのタイミングを決めているママがいるようです。他にも、妊娠中から診てもらっている病院を転院したくなかったので、赤ちゃんを産んで生活が落ち着いた頃に引越したというママの声もありました。
出産前に引越したときの必要な手続き
出産前に引越したときの必要な手続きにはどのようなものがあるのでしょうか。妊娠中に関する手続きで必要なものを調べてみました。
妊婦健診の補助券
妊婦健診の補助券は自治体によって助成金額が違うので、別の地域の補助券を使うことができないようです。未使用の補助券が引越し先でも使えるように、自治体で交換手続きを行う必要がありそうです。手続きを行う際に必要なものは、母子手帳と未使用の補助券、印鑑などですが自治体によって持ち物が違うようなので、事前に必要なものを確認しておくとよいかもしれません。
病院の転院
転院先を見つけ、転院前の病院で紹介状などを書いてもらうなど、引越しが決まったら早めに手配しておくとよさそうです。また、引越し先の病院の探し方には、現在通っている病院に紹介してもらうという方法もあるようなので、心配な場合は早めに先生に相談してみるのもよいかもしれません。
出産後に引越したときの必要な手続き
出産後に引越したときの必要な手続きにはどのようなものがあるのでしょうか。生まれた子どもに関する手続きで必要なものを調べてみました。
乳児健診の健診票
赤ちゃんが生まれたら、住んでいる自治体の病院で無料の乳児健診が受けられるようになるようです。受診には自治体から送られてくる「乳児一般健康診査受診票」という名前の健診票が必要のようなので、引越した場合には新しい自治体で健診票を交換または新しく発行してもらう手続きが必要となりそうです。また、乳児健診を行っている病院を事前に調べておくと安心かもしれません。
予防接種の予診票
赤ちゃんが受ける定期的な予防接種には、乳児健診と同じく住んでいる地域で発行される予診票が必要になってくるようです。出産後に引越した場合は、新しい自治体に交付申請をするとよさそうです。また、引越しをする前に、予防接種を受けていた病院で接種済のものやこれから接種が必要なものを確認し、ママもしっかり把握しておくことで、引越し先でもスムーズに予防接種の続きが始められるかもしれません。
乳幼児医療費助成制度
乳幼児を始め、子どもの医療費を自治体が助成してくれる制度があり、制度の詳細は自治体によって違うようです。この制度は病院などで診察を受けた際、健康保険が適用されるときに助成されるようですが、対象となる年齢や助成の方法、制度の名称などは各自治体によってさまざまなようです。引越し先の自治体での手続き方法などを確認しておくとよさそうです。
児童手当
引越し後も引き続き児童手当を受給する場合は、転居先もしくは転居先の自治体で児童手当の変更手続きをする必要がありそうです。手続きが遅れると手当を受け取れない期間が発生してしまうこともあるようなので、引越しが決まったら、事前にそれぞれの自治体へ必要なものを確認するなどしておくと安心かもれません。
子どもに関する手続きは転入届の提出と同時に行えるとよいかもしれません。確認書類などは各自治体によって異なるようなので、事前に確認しておくとよさそうです。
家族にとってよいタイミングで引越しを
妊娠を機に引越しを検討する理由はさまざまあるようで、子育てしやすい間取りや保育園のことなどを考えているママもいました。引越しのタイミングを決める際、出産前か後かによって、病院を転院する手続きや子どもに関する各種手続きなど、必要な手続きが変わってくるようです。引越しに必要なことを事前に調べて、家族にとってよいタイミングで引越しができるとよいですね。