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家づくりで後悔したことは?失敗談から学ぼう
ママやパパが考える後悔ポイント
家族のために住みやすい家づくりをしようと考えているママやパパもいるかもしれません。今回の記事では家づくりの資金面や環境面での後悔ポイントや失敗談、家づくりを成功に導き後悔しないためのコツなどを、家づくりを経験したママやパパたちの体験談を交えてご紹介します。
家づくりで心配なこと
これから家づくりを始めようと考えたとき、どのようなことが心配になるのでしょう。ママやパパが気になっていることを聞いてみました。
「家づくりをどのようなタイミングでするとよいのかわからず悩んでいます。住宅ローンの返済のことなども考えると、家づくりをいつ頃から始めるとよいのか知りたいと思います」(20代パパ)
「家族で長く住む家をつくるために子育てにもよい環境を探したいと思いますが、どのような場所がよいかよくわかりません。住んでから後悔しないような家づくりをしたいので、土地選びなどが心配です」(30代ママ)
家づくりをしようと考えるママやパパは、資金面や環境面で心配なことがあるようです。実際に、家づくりを経験したママやパパが後悔したことや失敗したことはどのようなことなのでしょう。
資金面の後悔ポイント
家づくりの資金面での後悔ポイントにはどのようなことがあるのでしょう。ママやパパに失敗談などを聞いてみました。
購入のタイミング
「子どもが小学校に入学する前に新しい家に引越しをしたいと思い、予算を上回る家を購入してしまいました。後で近くに予算内で購入できる家があったとわかり、急いで決めて失敗したと思いました」(30代ママ)
子どもの入学に間にあわせようと家の購入を急いでしまい後悔しているママがいました。結婚や出産などのタイミングで家づくりをすることもあるようですが、さまざまな条件や物件をしっかり確認しないで決めることで購入のタイミングを失敗してしまうこともあるかもしれません。
想定外の費用がかかった
「夫婦で話しあった家づくりの条件にあう場所がみつかり土地の購入を決めましたが、後で土の入れ替えが必要になるとわかりました。入れ替えの費用が土地の代金とは別にかかり、予定外の出費になってしまいました」(40代パパ)
家づくりをするときには想定外の費用がかかることもあるようです。購入した土地が低い場合は雨水対策で盛り土が必要になる場合があるかもしれません。設計をする段階になって水道管の本管から遠いことがわかり、かなりの費用がかかって後悔したというママの声もありました。
ローンの返済計画を失敗
「ローンを組むときには毎月の返済額を銀行の担当者とよく相談したつもりでしたが、実際に返済が始まると思った以上に大変だと思いました。子どもにかかる費用などが当初予想していたより多くなったので、もう少し綿密な計画を立てればよかったと後悔しました」(30代ママ)
家づくりのためのローンの返済計画を失敗したと後悔しているママがいました。住宅を購入して生活スタイルが変化することで返済計画を立てた頃より生活費や教育費などがかかり、ローンの返済が大変になることもあるかもしれません。
環境面の後悔ポイント
家づくりの環境面での後悔ポイントにはどのようなことがあるのでしょう。ママやパパに土地選びなどで失敗したことを聞いてみました。
周辺道路の交通事情
「家を購入する前には気づかなかったのですが、住み始めてから周辺の道路が通勤時間帯に抜け道になっていることがわかりました。道路が混雑する時間と子どもの通園通学や自分たちの通勤の時間帯が重なるので、安全に関する心配が増え失敗したと感じています」(30代ママ)
土地を探すときや家づくりをしているときには、周辺の交通事情がよくわからないこともあるかもしれません。パパのなかには、休日と平日の交通事情の違いなどをしっかり確認せず後悔しているという声もありました。
病院やスーパーが遠い
「結婚のタイミングで家づくりをしたので、子育ての環境についてあまり考えなかったことを後悔しています。小児科などの病院が家から遠く、子どもが急に発熱したときなどには子育てのことまで考えて家を建てればよかったと思いました」(20代ママ)
病院などが近くにある子育てしやすい環境に家づくりをすればよかったと後悔しているママがいました。子どもに関係のある学校や施設、毎日の生活に必要なスーパーなどが遠いことも、家づくりにおける環境面での後悔ポイントかもしれません。
日当たりなどの自然環境
「病院や駅が近くて便利だと思い土地を選んだのですが、設計をするときになって土地の向きが西よりになっていることに気がつきました。朝日が当たりにくく日が短い冬期の日当たりも悪いので、家のなかが薄暗くなってしまう時間があり失敗したと感じています」(40代ママ)
家づくりをするときに便利さを中心に考えて土地を決めると失敗することもあるようです。土地がどちらを向いているのかやどのような形になっているのかなども、確認するポイントかもしれません。他には、風が強いために洗濯物を外に干しにくいことが住んでみてからわかり後悔したという声もありました。
後悔しない家づくりのコツ
家づくりや住宅の購入で失敗しないためにどのようなことを意識するとよいのでしょう。ママやパパに後悔しないコツを聞いてみました。
立地条件を確かめる
「家づくりを始めるときには住みたい地域の不動産業者などを回って、できるだけ多くの土地を見てみるとよいと思います。購入する前に季節や時間帯で変化する自然環境や文化的環境などの立地条件を確かめておくと、家づくりの成功につながるのではないかと思います」(40代パパ)
家づくりをすることが決まったら立地条件などについて夫婦で話しあったり業者に相談したりして、条件にあう物件かどうかをしっかり確かめるとよさそうです。子どもが寝る時間には静かになるかなどの子育ての環境面についても確認しておくとよいかもしれません。
担当者としっかり話しあう
「私たちは初めての家づくりでわからないことが多く、後から銀行や工務店の担当者に聞いておけばよかったと後悔したことがいくつかありました。気になることはその都度メモして納得のいくまで聞いておくことが家づくりを成功させるコツではないかと思います」(30代ママ)
家づくりをするときには工務店や銀行の方の他に、電気関係や外回りの工事関係、手続き関係などさまざまな業務の方にお世話になることがあるようです。それぞれの工程などで気になることは担当者としっかり話しあうことが家づくりの成功につながるかもしれませんね。
失敗を活かして家づくりを成功させよう
家づくりをしたときに資金面や環境面で失敗したことや後悔したことがあるママやパパがいました。後悔しない家づくりをするためには、家づくりでの後悔ポイントがどのような点なのかをしっかり調べてみるとよいかもしれません。さまざまな失敗から学んだことで家づくりを成功させられるとよいですね。