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共働きをするときは家事を協力してこなそう。分担表の利用など
時短家事を取り入れるときの工夫
共働きでの家事を考えたとき、夫婦での分担や時短テクが気になることがあるかもしれません。今回の記事では、分担表を使うなどの家事の分担の仕方や時短家事の工夫、時間のないときや家事をしたくないときに夫婦で協力して家事をこなすコツについて、ママやパパの体験談を交えてご紹介します。
共働きのママパパは家事を分担している?
共働きをしているママやパパは家事をどのように行っているのでしょう。実際にママやパパに聞いてみました。
「家事は特に分担を決めず、どちらかできる方がやっています。例えば、夕飯の支度は先に帰ったほうが始め、遅れて帰ってきたほうは洗濯ものを畳む作業をするというようにしています」(40代ママ)
「2人とも仕事の時間が同じくらいなので、家事は分担して行っています。できるだけ片方の負担にならないように、しっかり相談して決めています」(30代パパ)
共働き家庭ではママもパパも家事に参加しようと考えることがあるようです。ママのなかには、お互いの家事の負担を偏りのないようにするために分担を決めているといった声もありました。実際に、共働きの家庭で毎日の家事をどのように分担しているのでしょう。
共働き家庭の家事分担の仕方
共働き家庭で家事を分担する場合、どのような方法があるのでしょう。実際にママやパパが行っている分担の仕方を聞いてみました。
分担表を使う
「我が家では家事の分担表を使って、お互いに気もちよく家事をこなすようにしています。分担表は曜日毎に朝と夜に分け、私と夫の家事を色分けして見やすくなるよう工夫したところ、家事のし忘れがないように作ることができました」(30代ママ)
色分けなどで見やすくした家事の分担表があると、どの家事をいつどちらが行うのかがわかりやすいかもしれません。日曜日は家族でゆっくりすごすために家事をしたくないので、分担表にも大きく「家事をしない日」と記入してあるというパパの声もありました。
家事のルールを共有する
「夫婦で家事を分担するときには、初めにやり方や道具などの片づけ方などを共有するようにしています。洗濯ものの干し方やたたみ方、掃除道具の置き場所などを決めておくことで、家事の分担をスムーズに交代することもできます」(20代パパ)
共働きの家庭で家事を分担するときには、家事のやり方や片づけ場所などのルールを共有しておくとよさそうです。ルールを決めた家事については、お互いに相手を尊重する意味で、しっかり任せるようにしているというママの声もありました。
仕事と家事のバランスを取る
「我が家では家事の分担をするときに、お互いの仕事の時間や忙しい時期などのことも考えて決めています。出勤時間が遅い夫が朝の家事を多く行い、帰宅時間が早い私が夕方からの家事の分担を多くするなど、お互いの状況にあわせてバランスを取っています」(40代ママ)
共働きで働いているママやパパは、仕事の時間や忙しさにあわせて家事の分担を考えるのもよいかもしれません。忙しい時期が異なる場合は、家事の分担を見直してバランスを取るようにしているといったママの声もありました。
共働き家庭の時短家事の工夫
共働き家庭で家事の負担を減らすために、家事の時間について考えてみるものよいかもしれません。時短家事の工夫について、ママやパパに聞いてみました。
時短家電を使う
「共働きをしていると朝の時間が足りないことや夜疲れて家事をしたくないことがあるので、時短家電をいくつか利用しています。特に調理用の時短家電は、短い時間で栄養のバランスの取れた煮物なども作りやすいので便利です」(30代ママ)
共働きで忙しい毎日の便利グッズとして時短家電を利用しているママがいました。時短家電は調理道具の他にアイロン台のいらないスチームアイロンや、お掃除ロボットなどもあるようなので、夫婦で相談して必要に応じたアイテムを選べるとよいですね。
作り置きや下ごしらえをする
「毎日の料理の時間を短くするために、週末におかずの作り置きや下ごしらえをしています。忙しい朝に電子レンジで温めるだけのおかずを用意しておくことで、ご飯作りの負担を減らすことができます」(30代ママ)
週末などの時間のある時にできるだけ作り置きをしておけば、料理の時間を減らすことができそうです。家族でいっしょに下ごしらえをすることで、子どもとコミュニケーションを取りやすかったというママの声もありました。
こまめに掃除をする
「我が家では掃除の時間を減らすために、気づいたときに埃を取ったりゴミを取ったりしています。また、物が散らかると休日の掃除が大変になるので、使ったらその都度元の場所に片づけるということで時短家事につなげています」(40代パパ)
おもちゃを使ったら片づける、ゴミを見つけたら拾うなどの行動も時短家事の工夫のひとつのようです。ママやパパが使い終わった物を決められた場所に片づけるということを繰り返すことで、子どもにも片づけや掃除の習慣が身につくかもしれませんね。
協力して家事をこなすコツ
共働きをしながら家事を行なうために、どのようなことに気をつけるとよいのでしょう。夫婦で協力して家事をこなすコツをママやパパに聞いてみました。
お互いに感謝の言葉を伝える
「分担している家事も分担していない家事も、夫がやってくれたときには一言『ありがとう』と使えるように意識しています。夫も私がやった家事に対して『ありがとう』と言ってくれるので、お互いに気もちよく家事をこなすことができます」(20代ママ)
分担した家事であっても、お互いに感謝の言葉を伝えあうことを心がけているママやパパもいるようです。共働きで忙しいときほど、ちょっとした心づかいで温かい気持ちになれるかもしれませんね。
ときどき分担を見直す
「我が家では分担表を利用して家事を分担していますが、子どもが成長すると育児や家事の内容が変わってくるために、ときどき分担に偏りがないか見直しています。保育園に入園してから子どものための妻の仕事が増えたので、家事は私の分担を増やしました」(30代パパ)
子どもの成長や仕事の内容によって、ときどき家事の分担を見直すとよいかもしれません。子どもが入園したり下の子が生まれたりすることでママの負担が増えそうなときは、分担表を見ながら夫婦で相談してみるのもよいですね。
無理をしない
「仕事で疲れたり体調がすぐれなかったりして家事をしたくないときは、お互いに無理をしないようにしています。どうしてもしなければいけない家事以外は少し手を抜くことも、共働きをしながら家事をするコツだと思います」(40代ママ)
共働きをしていると、ときには家事をしたくないことや家事ができないこともあるかもしれません。そのようなときはお互いに無理をしないことも大切な家事のコツと考え、夫婦で好きなことをする時間をもつのもよさそうです。
夫婦で家事の分担の仕方を考えよう
共働きの家庭では分担表などを使って協力して家事をこなしているママやパパもいるようです。毎日の忙しい時間のなかでは家事をしたくない場合もあるかもしれませんが、夫婦で時短の工夫や家事の分担の仕方を考えて無理なくすごせるとよいですね。