こちらの記事も読まれています
おせち料理の中華アレンジ。ママたちが作った簡単レシピ
子どもも食べやすい中華おせちを作るコツ
いつものおせち料理から気分を変え、中華料理を使ったおせちを作りたいと考えているママもいるかもしれません。今回の記事では、ママたちがおせちに作った中華料理のレシピやおせち食材を中華風にアレンジしたレシピ、中華料理を子ども向けに作るポイントについてママたちの体験談を交えてご紹介します。
お正月のおせち料理
お正月に食べるおせちには、どのような料理があるのでしょうか。ママたちに聞いてみると、紅白なますや昆布巻き、錦玉子や黒豆などの声が聞かれました。あわせて聞かれた声として、毎年似たような料理のおせちではなく、たまには気分を変えて違う料理でおせちを作ってみたいと考えているママもいるようです。
そこで今回は、中華料理でおせちを作ったママたちに、どのような中華料理を作ったのか聞いてみました。
おせちに作った中華料理レシピ
ママたちがおせちに作った中華料理とレシピをご紹介します。
シュウマイ
「豚ひき肉と調味料、みじん切りにした玉ねぎをよく混ぜあわせます。混ぜあわせたらシュウマイの皮で包みます。油をしいたフライパンに並べ、水を入れて10分ほど蒸し焼きしたら完成です。蒸し器ではなくフライパンを使ったので、手軽に作ることができました」(30代ママ)
自宅に蒸し器がない場合に、フライパンを使ってシュウマイを作ったママもいるようです。また、シュウマイは1度でたくさん作ることができるので、ボリュームのあるおかずになり家族で集まるお正月料理にぴったりだったというママの声も聞かれました。
えびのチリソース
「むきえびに片栗粉をまぶし、みじん切りにした長ねぎといっしょに油をしいたフライパンで1分ほど炒めます。調味料を入れたら、とろみがつくまで混ぜあわせます」(20代ママ)
中華料理の定番でもある、えびのチリソースをおせちに作ったというママがいました。食材にえびを使うことによって見た目の華やかさが増し、盛りつけたときの色も鮮やかでよかったと感じたママもいるようです。あらかじめ殻むきされているえびや冷凍のえびなどを使うと、より簡単に作ることができるかもしれません。
八宝菜
「野菜や豚肉などの食材を一口大に切り、ごま油を熱したフライパンで炒めます。調味料で味を調え、水溶き片栗粉でとろみをつけたら完成です。おせち料理なので華やかに仕上げたいと思い、食材に大きなむきえびを使いました」(40代ママ)
数種類の食材を使って八宝菜を作ったというママの声がありました。さまざまな食材をつかうことで彩りがよくなり、見た目も鮮やかでよかったと感じたママもいるようです。中国では『八』や『宝』という文字は縁起のよいものと考えられているようなので、八宝菜もおめでたい料理のひとつとして用意してみてもよいかもしれません。
ゴマ団子
「ボウルに白玉粉と砂糖を入れ、水を少しずつ加えながら手で混ぜます。生地を均等に分け、あんを包んだら、ゴマをまぶします。150度に熱した油でゆっくりと転がしながら揚げたら完成です」(30代ママ)
おせちの栗きんとんのように、甘味としてゴマ団子を作ったというママの声がありました。作り方もさまざまで、油で揚げる代わりにオーブンやトースターなどを使って調理したというママもいるようです。あんこの代わりに茹でたかぼちゃやチーズを使うなど、子どもが喜ぶ材料でアレンジしてみてもよいかもしれません。
おせちの中華風アレンジレシピ
おせちに使う食材を中華風にアレンジしたママもいるようです。レシピを聞いてみました。
数の子のピリ辛あえ
「薄口しょうゆとごま油、一味唐辛子を混ぜあわせます。あわせた調味料に塩抜きした数の子を入れて味を絡ませ、お皿に盛りつけます。最後にかつお節をふりかけて完成です」(30代ママ)
そのまま食べることが多い数の子を、中華風にアレンジしたママもいるようです。数の子だけでなく、茹でた青大豆や角切りにしたハムなどもいっしょに混ぜあわせたというママの声も聞かれました。使う調味料を工夫して、辛さや塩加減を調節するとよさそうです。
栗きんとんの春巻き
「栗きんとんを春巻きの皮で巻き、少量の油で焼き揚げにしました。いつもとは少し違う栗きんとんに、子どもたちも喜んで食べてくれました」(30代ママ)
おせち料理のひとつとして食べる栗きんとんを、中華風にアレンジしたというママの声がありました。春巻きの皮で巻くことで食べやすくなり、揚げることで食感も楽しめたと感じたママもいるようです。
子ども向けに作るポイント
中華料理を作るとき、子ども向けに作るコツなどはあるのでしょうか。ママたちに作るときのポイントや心がけたことを聞いてみました。
辛味を抑える
「えびのチリソースを作るときは、子どもが食べやすいようにケチャップとしょうゆで味つけしました。また、にんにくやしょうがも少なめにしました」(20代ママ)
子どもが食べやすいように、辛味を抑えた味になるよう心がけたというママの声がありました。チリソースを使う場合は、ケチャップやスイートチリソースを使うと辛味を抑えやすいかもしれません。
食べやすい固さにする
「八宝菜を作るとき、にんじんや白菜の芯などの固い部分は、一番初めに火を通すようにしました。柔らかく調理することで、子どもが野菜をたくさん食べてくれます」(30代ママ)
野菜など葉の部分と芯の部分とで固さが異なる食材は、固さが同じくらいになるよう時間差で調理したというママの声が聞かれました。また、とろみを多めにつけることによっても、食べやすさが増すようです。
小さめのサイズに作る
「子どもが食べやすいよう、シュウマイを小さめに作りました。春巻きや酢豚のお肉なども小さくカットして盛りつけました」(40代ママ)
子どもが食べやすいよう、料理を小さめのサイズに作ったり食べやすいサイズにカットしたりして盛りつけているママもいるようです。他にも、春巻きを作るときは中に入れる具材を少なくして、細く巻くよう心がけたというママの声も聞かれました。
中華料理のおせちを楽しもう
ママたちが中華料理でおせちを作りたいと考えたときに実際に作ったレシピには、シュウマイやえびのチリソース、八宝菜やゴマ団子などがあるようです。また、栗きんとんの春巻きなど、おせちに使う食材を中華風にアレンジして楽しんだというママの声もありました。
中華料理でおせちを作るときは、子どもが食べやすいよう辛味を抑えたり食べやすい固さに調理したりして、家族みんなでお正月を楽しめるとよいですね。