寒中見舞いをメールで送るのは失礼?寒中見舞いをメールで送るときの文面と返信の仕方

寒中見舞いをメールで送るのは失礼?寒中見舞いをメールで送るときの文面と返信の仕方

2018.09.06

寒中見舞いをメールで送るのは大丈夫なのか、失礼にあたるのではないかと気になるママもいるのではないでしょうか。今回の記事では、友達などにメールで寒中見舞いを送るときの文面や返信の書き方についてご紹介します。

寒中見舞いとは

寒中見舞いとは、一年で最も寒さが厳しい時期に、相手の健康を気遣って出すお見舞い状のことをいうようです。

寒中見舞いを送る時期は松の内である1月7日が過ぎたころから、立春である2月4日頃までとされています。そのため、年賀状を出すのが遅くなってしまった場合などに、年賀状の代わりに寒中見舞いを送る場合もあるようです。また、喪中の方に新年の挨拶状として、こちらが喪中と知らずに年賀状をくれた相手への返信として寒中見舞いを送るのもよいそうです。

寒中見舞いをメールで送るのは失礼?

スマホのシルエット
iStock.com/Blackzheep

寒中見舞いは、はがきや手紙で送ることが一般的とされていますが、メールで送るのは失礼にあたるのでしょうか。

「昔からの友達とは年賀状もメールでやりとりすることがあるので、寒中見舞いもメールで送ることもあります。メールだと近況報告も詳しく書けたり、その後もやりとりが続いたりして嬉しくなります」(30代ママ)

「年賀状の返信が遅くなってしまったので、寒中見舞いを送ることにしたのですが、あまり遅くなりすぎないようメールで送りました」(30代ママ)

「喪中はがきが届いた方へ送る新年のあいさつは、メールでは少し失礼になるかもしれないと思い、寒中見舞いのはがきを送ることにしました」(30代ママ)

親しい友達や昔からつきあいのある方に送る寒中見舞いは、メールで送ることもあるというママがいました。寒中見舞いは、相手のことを気遣う季節の挨拶状なので、思いやりが伝わるのであればメールでもはがきでもどちらでもよいようです。
喪中の場合や上司、目上の人など送る相手によっては、メールではなくはがきの方がより丁寧な印象を持ってもらえることもあるかもしれません。

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寒中見舞いをメールで送る場合の文面

寒中見舞いをメールで送る場合はどのような文面で送るとよいのでしょうか。はがきで送る場合との違いはあるのでしょうか。寒中お見舞いの基本的な構成と文例についてご紹介します。


寒中見舞いの基本的な構成

・季節の挨拶(寒中見舞いの言葉)
・時候の挨拶
・相手の健康を気遣う言葉
・自分の近況報告
・結びの言葉

基本的な構成ははがきの場合でもメールの場合でも大きな違いはないようです。はがきでは最後に日付を入れるようですが、メールの場合は送信日時が表示されるので、日付はいれなくてもよさそうです。

寒中見舞いをメールで送る場合、迷惑メールなどと勘違いされることを防ぐためにも、件名に寒中見舞いのメールであることがわかるようにきちんと記入するとよいかもしれません。また、文章を打つ場合、長々と書くのではなく簡潔な文章でまとめ、空白行をいれるようにすると、相手が読みやすくてよいようです。


一般的なメールでの文例

にじみ絵 青
iStock.com/zoom-zoom

「寒中お見舞い申し上げます。寒い日が続きますが、お変わりありませんか。こちらは珍しく積雪が続いていて、車を運転するのもままならないような状況です。暖かくなったらぜひそちらに遊びに行きたいと思っています。その際はよろしくお願いします。寒さはこれからが本番です。ご自愛ください」

最近の身の上での変化や、相手との共通の話題について触れるのもよいかもしれません。はがきで書く場合と同じように丁寧な言い回しで書くとよさそうです。


親しい友達への文例

「寒中お見舞い申し上げます。毎日寒いけど、みんな体調崩したりしてませんか?こちらは子どもたちが風邪をひいてしまい、看病にてんてこまいです。暖かくなったらまた遊びましょう。これからもっと寒くなるので、お互い体調には気をつけましょうね」

親しい友達へ送る寒中見舞いは、気軽な内容にしながらも、言葉に気をつけながら文章を書き込むとよいかもしれません。

年賀状への返事として寒中見舞いを送る場合は、季節の挨拶のあとに年賀状をいただいたお礼と返信が遅くなったことをお詫びする一文を入れるとよいようです。

寒中見舞いの返信をメールするときの文面

寒中見舞いをメールでもらった場合、返信はどのように送ればよいのでしょうか。


返信をするときに気をつけること

寒中見舞いを受け取って、返信する場合には、時期にあわせた挨拶をすることを気をつけるとよいようです。2月4日の立春の頃までに送るのであれば「寒中見舞い」でよいのですが、それ以降になる場合は季節の挨拶を「余寒見舞い」とするとよいそうです。返信が遅れた場合はそのことをお詫びする一言も添えるとよいかもしれません。


返信メールの文例

「寒中お見舞い申し上げます。丁寧な寒中見舞いをいただきありがとうございます。厳しい寒さが続く毎日ですが、お元気でおすごしのようで安心しました。こちらもおかげさまで変わりなくすごしています。しばらく寒さも続きますが、お互い風邪などひかないように気をつけましょう」

寒中見舞いの返事であっても、最初は「寒中見舞い(余寒見舞い)申し上げます」という一文をいれたほうがよいようです。寒中見舞いをいただいたお礼を書き、最後は相手の健康を祈る文で締めくくるとよさそうです。

寒中見舞いは相手を気づかう気持ちで

赤ちゃんを片手に抱っこしてパソコンに向かうママ
iStock.com/Yagi-Studio

親しい友達などに寒中見舞いをメールで送るのは失礼にはならないようです。目上の方や喪中のときなどははがきで送るほうがより丁寧な印象をもってもらえそうです。寒中見舞いをメールで送る際や返信するときは、相手を気づかう気持ちで、文章が軽くなりすぎないよう文面を考えながら送るとよいかもしれませんね。

2018.09.06

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