「片づけられない」は勘違い? 子どもへのイライラを解消する片づけの魔法

「片づけられない」は勘違い? 子どもへのイライラを解消する片づけの魔法

「子どもが片づけてくれない……」と悩む保護者は多いもの。しかし、片づけがうまくいかない理由は子どもだけではなく、保護者の片づけに対する考え方や伝え方に問題があるのかもしれません。親・子の片づけ(ファミ片)教育研究所理事の橋口真樹子さんに、子どもに片づけを教える際のポイントや、片づけでどのような力が育めるのか教えてもらいました。

幼児期の教育は、学習や運動能力、音楽など感覚を鍛えるものまで多岐にわたります。しかし、基本的な生活能力や生活習慣を身に付けるためには家庭が最も重要な学び場となることでしょう。

日々家庭内で行なわれる「お片付け」から、子どもは何を学ぶことができるのでしょうか。

片づけを通じて得られる学びについて、Sunny Days代表/親・子の片づけ(ファミ片)教育研究所理事の橋口真樹子さんと共に探ってみましょう。

橋口真樹子さんのプロフィール画像
橋口 真樹子(はしぐち・まきこ)/Sunny Days代表 / 親・子の片づけ教育研究所 理事。家庭運営を頑張る女性の永遠の悩みである「片づけ」と「子育て」を、整理収納アドバイザー と 7つの習慣J®ファシリテーターとしての両面からサポート。 講演会や片づけサービスでは、家族が動いてくれる声かけまでアドバイス、人生の智慧である『7つの習慣』の小学生向け講座は「子どもがすごく変わりました!」と好評。 著書に「ひと声かければ5分で片づく!子どものお片づけ」(青月社)、「親が知っておきたい大切な事①子どもが片づけるようになる整理整頓」(旺文社)など。

親の勘違いが「片づけられない子」を生む?

――何度言っても出しっぱなしだったり、なかなか片づけてくれなかったり……子どもにとって片づけは難しいものなのでしょうか。

実は、私はそうは思っていないんですよね。片づけのプロとしてさまざまな年齢・性別のお子さんのいるご家庭に行くのですが、子どもたちは決して片づけができないわけではありません

子どもたちは、幼稚園や保育園、学校で「片づけの時間だよ」と声をかければ一斉に片づけ始めます。つまり彼らは、物の場所がはっきり決まっていて、どうすればよいかわかっていれば片づけているのです。

おうちの中でそれが難しいのは、私たち親が子どもにとってわかりやすい仕組みを作れていなかったり、そもそも多すぎる量の物を与えていたりすることが多いです。あるいは、集中して遊びを楽しんでいる真っ最中に親から突然、「今すぐ片づけて!」と言われて納得できず、気乗りしない事もあります。

ご家庭によって理由は様々ですが、「我が子は片づけられない」と親が一方的に勘違いしているだけ、と実感しています。

床におもちゃを広げる子ども
※写真はイメージ(iStock.com/AaronAmat)

――片づけてくれない子どもに対してイライラするのは、親が理想を押し付けてしまっているということでしょうか。

いいえ、家族が片付けてくれない時におうちの中で家事を一番担っている人(主婦・主夫)がイライラするのは、ある意味当然です。

そもそも家事は暮らしを運営するための作業全般であり、「家族が心地よく暮らせるため」の作業でもあります。片づけ以外にも家事は山ほどありますし、掃除などは片付いていないと更に時間がかかります。

ですから家族の誰かが片づけないと、ただでさえ家族のために家事を頑張っている人がさらに大変になるという、非常に不公平な構図になります。「せめて自分で出した物ぐらい自分で片づけてほしい」と思うのは、当たり前だと思いませんか。

ただ、子ども達は自分の好きなおもちゃが散らかっていても不愉快じゃないし、家事をしないから不便も感じていない。つまり片づけのメリットや大切さが、腑に落ちていないのです。

――意識のズレをなくすことは可能なのでしょうか。

親と同じ情熱で「片づけなくちゃ!」と思ってもらえるかは別として(笑)、「どうして片づけて欲しいのか」をわかるように伝えれば、もっとスムーズに協力してもらえますよ。

本来、家族の心地よい環境を整えるために片づけることは、主婦(夫)の「家族への思いやり」でもありますよね。

それなのに、苦労して整えた部屋をあっという間に散らかされたり、自分が使った物も片づけてもらえないと、自分の家族への思いやりが伝わっていない、踏みにじられたと感じることがあります。その結果、片づけている側は悲しくなったりストレスが溜まったり、最終的には怒りの感情として爆発したりします。

私も過去に何度も爆発したことがありますが(笑)、本来は「怒り」として伝えるよりも、「みんな笑顔で気持ちよく暮らしたいんだよ」という気持ちを伝えた方が、家族も素直に受け入れやすいんですよね。

また、大人も子どももそもそも正しい片づけを知らないことも多いですから、主婦(夫)が正しい片付けを学んで家の仕組みを整えてから、家族を上手に巻き込むことがおすすめです。

母親と一緒に片づけをする子ども
※写真はイメージ(iStock.com/RRice1981)

片づけは「生きる力」を育むプロジェクト

――思いやりの他にも、片づけで育まれる力はありますか?

片づけというと「部屋がスッキリしたかどうか」だけに注目しがちですが、実は片づけというのは、生きる力を少しずつ育てていく壮大なプロジェクトなのです。

物の整理を通して、思考の整理、感情の整理、時間の整理といった、人生を通してさまざまな場面で大事になる「整理する力」が身につくのです。だからこそお子さんが小さな頃は、片づけという普段の家事の中で生きる力を身に付ける練習をしている、と考えていただきたいですね。

「今日できるように」「一年以内に完璧に…!」という必要は全くなくて、毎日の片づけで少しずつ着実に、整理する力は身についていきます。

――片づけには、何を残して何を捨てるかという取捨選択も含まれると思いますが、これは案外子どもにとって難しいのではないかと感じます。

大人にも苦手な方がたくさんいますが、「自分が大事なものを選ぶ」力は片づけの中でも特に大事です。そして、この力は、選ぶ練習を重ねなければいつまでも身に付きません。

特にお子さんが小さなうちは「こっちの方がいいんじゃない?」と、親が誘導して決めがちですが、ぜひ子ども自身に選ばせる練習をさせてあげてほしいと思います。成功すれば自信になりますし、たとえ失敗しても「次はどうするか」を考えさせ、自分に合った解決法を見つける声かけをすれば大丈夫です。

おもちゃを選ぶ親子
※写真はイメージ(iStock.com/ampatra)

お片づけサービスでは「うちの子、全然捨ててくれないんです」とよく言われるのですが、直接お子さんに聞くと、判断が早くて捨てられる物もたくさんでたりします。

親と子どもでは、捨てたい/とっておきたい が、真逆になりがちです。

例えば、親が買った知育玩具は、親は遊んで欲しいから取っておきたいのに子どもはあまり興味がない。逆に、子どもが夢中なおもちゃは親にとっては「そんなのをまだとっておくの?」なおもちゃだったり、と言った感じです。

――なぜ橋口さんが尋ねると子どもは判断しやすくなったのでしょうか。

お子様に判断を任せるからです。その時は親御さんには「お母さん(お父さん)の意見は後で聞きますので、一度お口をチャックでお願いします(笑)。お子さんがどんな考え方や価値観で要る/要らないをジャッジしているのかを、まずは一緒に聞いていただけますか」とお伝えします。

たとえば先日の作業では、お子さんが要らないと判断した絵本に対して、お母さんは「それはいつも読んでいる大事な本じゃない?」と言ったんですね。お子さんに要らない理由を聞くと「この絵本は〇〇にあっていつでも読めるから要らない」と言う。聞けばその子なりの論理的な言い分がちゃんとあるんですよね。

本を選ぶ子ども
※写真はイメージ(iStock.com/ridvan_celik)

もちろん、常に100%お子さんの判断通りにしてくださいという意味ではなく、疑問に思ったら我が子に質問し、その子の意図を理解してから相談しましょう、ということです。お子さんがどんな理由で要る/要らないを判断しているかを知ることは、子どもをより深く理解するきっかけになるんですよね。ですから、親に忖度せずに自分の判断を伝えられる雰囲気を作ってあげて欲しいですね。

最初に取り組むべきは「片づけの仕組みづくり」

――子どもに片づけを促す時、どのようなことを意識すればよいでしょう。

まずは親が正しい片づけを学ぶことと、適切な声かけを学ぶこと、その両方が必要です。

順番としては、お子さんのスペースをお子さんにとって片づけやすい仕組みにしてあげることが大人の最初の役目です。

片づけには「わかるようにする」ことと、「見た目をキレイにする」ことの2つの目的があるのですが、「わかるようにする」が最優先、「見た目をキレイにする」は後なのです。

ですが、片づけが苦手な人は「とりあえずしまう」とか、「箱をそろえて適当に入れる」など、「見た目をキレイにする」ための応急処置的な片づけを頑張りがちです。

そのやり方では、しまった場所を思い出せずにあちこちをさがす羽目になるため、あっという間にリバウンドしてしまうんです。

お片付けの全体像
 

仕組みづくりが大体できた後は、子どもが納得できるよう片づけてほしい理由と共に感じのよい声かけをすることが大事です。こちらに余裕がないと「また散らかしてー!今すぐ片づけてー!」と、どうしても言い方が尖ってしまいますから、ちょっと気を付けましょう。

片づけ=親に怒られてやること、というマイナスのイメージを持たせない方が、いずれ親もラクになりますよ。

片づけたらお母さんやお父さんが喜んでくれる、早く片づけたらその時間で一緒に絵本が読める、キレイなお部屋にしたら遊びやすくて楽しかったなど、「自分にとってのメリット」に気づける体験が増えると、片づけもやる気スイッチが入ります。

――親が片づけてしまった方が早いと感じることもありますが、何歳くらいから片づけを教えることができるものなのでしょうか。

小さな子どもでも「ここに入れて」を意味する言葉が伝わるようになれば、片づけは始められます。

時々そういうご家庭があるのですが、小さなころから親が全て片づけてしまうことで、お子様に「片づけは主婦(夫)の仕事」と勘違いさせてしまうことは、避けなければなりません。

かといって、小さい頃から「あなたが出したのだから全部あなたが片づけなさい」と突き放しすぎたり、「そのやり方は違う」とダメ出しをしすぎることもおすすめしません。

子どもが一人でできないうちは、一緒に片づけをして「スッキリ!を一緒に喜ぶ」を繰り返しましょう。そのうちやり方を覚えますので、「片づけてね」の声がけで一人でやってくれる時があります。

その時こそ「一人でスッキリ片づけられたの!ありがとう!」など、心から感謝したり褒めたりしましょう。片付けが子どもにとっても、「いい気分になれる作業」に変わります。

――保育園や幼稚園、習い事に通い始めると、おもちゃ以外の子どもの物が増えていきます。片づけのポイントを教えてください。

通園や習い事といった定期的な外出は、「段取り力」を身に着ける絶好のチャンス! やる事や持ち物が決まっていますから、最初にそれらが収まる置き場所を決めるのがお勧めです。

たとえば登園カバンの中身をそろえる場所に、入れる物が全てまとまっていると便利ですよね。お弁当グッズは親が台所でつくるのでキッチンに収納するでしょうが、ハンカチやティッシュ・着替えなどは、子どもが自分でそろえられます。毎日洗濯しているなら、2~3枚ずつで十分です。同じ場所に収納できるよう、各アイテムの「数」を厳選します。

それでも場所が足りない場合は、多すぎる在庫は少し離れた場所に収納するとか、帽子は玄関でかぶるから玄関に吊るすなど、支度の手順や動線を考えた時に「他の場所でもいい物」を分散収納しましょう。

更に写真や文字などで「もっていく物リスト」を作ってあげると、それを見ながら子どもが一人でそろえやすくなります。

子どもは「自分でできた!」が大好き。子どもにもわかる仕組みを作れば、自分で準備や片づけができて忘れ物も少なくなる。それはその子の自信につながります。

母親と一緒にリュックに荷物を入れる子ども
※写真はイメージ(iStock.com/recep-bg)

――これは保護者側の片づけに関わるのかもしれませんが、園に通い始めると日々創作物を持ち帰って来て管理に迷います。

そうですよね。昔、娘の園のお迎え時に、数日置きの頻度で「等身大ロボットの工作」をニコニコと抱えていた男の子がいて、「うわー、ママさんお疲れ様…」と思った記憶があります(笑)。

子どもの工作というのは永遠の課題ですが、どんどん増えるので全部取っておくのは無理です。とはいえ、作ったその日に要る/要らないを振り分けるのは子どもが納得しません。

ですから小学生一杯までは、「子どもの工作の収納スペース」を、ある程度確保していただきたいと思います。あまり工作しない子なら小さめのスペースで大丈夫、工作大好きな子なら広めのスペースを確保してください。

立体的な物であれば箱や袋を、紙であればファイルなどを用意。スペースがいっぱいになったら子どもと相談して定期的に整理するとよいでしょう。

――工作に限らず、細々としたおもちゃなど分類が難しい物が多々あるのですが、これはどのように収納するとよいでしょう。

子どものおもちゃは「どう分類したらいいの!?」といった物が山ほどあります(笑)。その時は例えば「小さいおもちゃ」「中ぐらいのおもちゃ」など、サイズで引き出しの深さを変えると探しやすくなりますね。

また、子ども自身に聞くと「これはおままごとの物!」など、本人がわかるキーワードが出てくることもあります。本人に聞きながら一緒に考えるといいですね。

分類には正解はありませんから「ちゃんと分類しなくては、整理しなくては……」とストレスを溜めなくていいのです。ルールが難しいと片づけは続きません。

そして分類が終わったら「ラベルシール」をお忘れなく。お片づけ作業では「ぬいぐるみ・人形」というシールをかごに貼ってあげただけで、「子ども達が自分から戻してくれるようになりました!」のご報告をたくさんいただきます。

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親の余裕を作ることが習慣化への近道

――片づけを習慣化するためには、ルールを作らない方がよいということでしょうか。

いいえ、そうではありません。定位置=片づける場所を決めたり、分類を決めてラベルシールを貼るなど、片づけにルールはとても大切です。ただし、子どもにとってわかりやすく、続けやすいルールを、最低限にしてあげて欲しいです。

たとえば「片づけるタイミング」のルールですが、昔の我が家では「日中はリビングがおもちゃだらけになってもOK。でも夕食はスッキリ片づけた状態で食べたい」という私の希望で「夕食の前にはリセットする」というルールにしました。

最初は毎日の夕食前に「もうすぐご飯だからリビングを片づけてー」と声をかけていましたが、そのうち「そろそろご飯だよー」と言うだけで子どもたちが「あっ、片づけなきゃ」と動き出すようになりました。

習慣化するまではアラームをかけるなどの工夫が必要ですが、繰り返すうちに歯磨きと同じで忘れなくなります。考えなくても思い出せるようになれば、習慣化した証です。

特にお子さんが小さなうちは、親も規則的な生活スケジュールを心がけるでしょうから、スケジュールにあった片づけのタイミングも決めやすいと思いますよ。

片づけをする子ども
※写真はイメージ(iStock.com/Evgeniia Siiankovskaia)

――習慣化するまで根気強く伝え続けることが大事なのですね。

そうですね。子どもにいい伝え方をするためには、親自身に気持ちの余裕があることも大事です。

そして気持ちの余裕は、「気持ちよく過ごせる我が家」から生まれますから、日々忙しい私達大人こそ、我が家を支える片づけの仕組みが大切なんですよね。

たとえば、動きやすく片づいたキッチンなら、夕食づくりが早く終わります。そうすれば今までと同じ時間で他の家事も終わり、子どもと一緒にサッと片づけた後に「今日はどうだった?」なんておしゃべりを楽しめる時間まで作れるかもしれません。

ですが、動きづらいキッチンにイライラしながら必死で料理を作っている時に、お部屋が散らかっているのを目にしたら、つい言い方もキツくなってしまいますよね。

子どもも怒られるとイヤイヤ・ダラダラな片づけになって、お互いにイライラしたままの夕食タイムになってしまうかもしれません。

片づけは毎日のことだからこそ、大人の皆さまも最初に仕組みづくりを頑張ることで、今後ずっと続く片づけをもっとラクにこなして欲しいなと思います。

親が笑顔だと子ども達も安心しますので、家族のコミュニケーションも良くなりますよ。

料理を作る様子
※写真はイメージ(iStock.com/PeopleImages)

丁寧な暮らしよりも「その家族らしい暮らし」ができる環境を作る

――片づいている家庭は家族の風通しがよいということでしょうか。

どのくらいの状態を片づいている/片づいていないとするかは人それぞれですが、散らかりによる不便や不満が多いと、家族関係もギスギスしがちです。ギスギスしない我が家に変わるのですから、たかが片づけ、されど片づけです。

片づけ作業のお客様も、部屋だけでなくご家族の関係まで変わったりすることがあります。奥が深いですよ。

モデルルームのようにスッキリさせる必要はありませんが、生活が不便ではない程度に片づいていることはやはり大事です。片づけは、家の中の家事や遊びを含む全ての行動がスムーズになり、家族がご機嫌に過ごせる「快適な暮らしの基盤づくり」なんです。

食卓を囲み団らんを楽しむ家族
※写真はイメージ(iStock.com/maroke)

――SNSや雑誌に載っているような空間に憧れてしまいますが、その家族に合った心地のよい環境を目指すことがよいのですね。

まさにその通りです。「丁寧な暮らし」という言葉がありますが、そんな言葉に憧れつつ実際には「そんな暇あるか!」と言いたくなるご家庭の方が、昨今では多いのではないでしょうか。

「どこを丁寧にしたいか・すべきか」は、ご家族によって違います。SNSに溢れる他人の素敵な投稿はいったん閉じて、「暮らしの中で自分達がこだわりたいところと手を抜いてもいいところ」を考えてみてくださいね。

我が家でいうと、夫は多趣味で読書家の物持ちですから、家の中の本や趣味の物は増える一方です。片づけのプロの家族としては少々ややこしいのですが(笑)、その人の物の持ち方はその人の魅力の背景であることもまた真実なんですよね。互いの価値観の違いを受け入れ楽しむのが、夫婦円満のコツではないかと感じます。

片づけは暮らしや人生を大きく変えてくれる大切なスキルですが、「とにかく物を減らしてキレイに!」といった片付け至上主義は、家族の暮らしにはお勧めしません。

それぞれのおうちの中で、みんなが納得でき無理なく続けられる「ちょうどいい」やり方を、家族で相談しながら見つけてくださいね。

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