出産を控えた人へのメッセージ。例文や書くときのポイント
関係性別の例文やあわせて贈りたいプレゼント
出産を控えた人へのメッセージをどうするか考えているママやパパもいるかもしれません。実際に、寄せ書きを渡したいとき、デザインやメッセージの内容はどのようなものがよいのでしょうか。今回の記事では、実際にママやパパが寄せ書きをするのに使ったものの他、メッセージを書くときの例文や意識したことについて、体験談を交えて紹介します。
出産を控えた人へのメッセージを送りたいとき
出産を控えた友人や職場の人にメッセージを送るため、寄せ書きを渡したいと考えているママやパパもいるのではないでしょうか。そこで、メッセージを送るときに気になることや知りたいことを聞いてみました。
職場で産休に入る人へ寄せ書きを贈りたいと、メッセージカードを渡されました。女性の同僚や部下へメッセージを書くときは、どのような内容がよいのかわかりません。
出産を控えた人に寄せ書きを渡したいとき、何を使って作るかや寄せ書きのデザインの他にも、男性が女性に対して配慮あるようどのように書いたらよいかと悩んでいるママやパパがいるようです。
実際にママやパパたちが寄せ書きをするときに使ったものや、どのようなメッセージを書いたのか聞いてみました。
メッセージを送るツール
メッセージを送りたいと考えるとき、ママやパパたちはどのようなものに書いたのでしょうか。実際に使ったものを聞いてみました。
色紙
社内の人が産休に入るとき、私たちの会社では色紙に寄せ書きを渡すようにしています。チームメンバーに色紙を回して、寄せ書きを集めました。
会社の同じチームメンバーが産休に入るときに、色紙に寄せ書きしました。人数が多い部署で色紙を回すのが大変だったため、温かみのある色味の小さいメッセージカードにそれぞれ書いてもらい、記入済みのメッセージカードを色紙に貼り付けて渡しました。
寄せ書きをする人が近くにいるため、色紙を回して全員に書いてもらった方がいました。人数が多い部署の場合、2つ折りの色紙を使ったり、色や柄がついたデザインの色紙を使うというアイディアもあるようです。
アルバムや寄せ書き帳
出産を控えた友人に寄せ書きを贈るとき、私は何かを書いたり作ったりとデザインを自分で決めることが好きなので、アルバムに写真やメッセージを入れてアルバムを作りました。メッセージは遠方にいる友人にも書いてもらえるよう、メッセージカードを郵送して書いてもらいました。
もうすぐ産休に入る仲の良い同僚に、好きだと言っていたベビー服ブランドのバインダーを使って寄せ書き帳を作りました。写真やメッセージカードを入れたり、赤ちゃんや子どものイラストのシールで装飾しました。
出産を控えた人といっしょに撮った写真などを入れて、相手の人が赤ちゃんが誕生したあとも妊婦の頃を思い出せるようなアルバムにしたママもいるようです。遠方でなかなか会えない友人にもメッセージをもらえると、嬉しい気持ちになりそうですね。
寄せ書き用人形
ぬいぐるみが好きな人柄にあわせて、寄せ書き用の真っ白なウサギの人形を購入して、友だちみんなで寄せ書きをしました。大学時代の友人と寄せ書きをするために集まり、近況報告をしながら寄せ書きをしました。
出産をするママが好きなキャラクターの寄せ書き用人形を使って、メッセージを書いたという声もありました。このように相手の人柄を考えたものでメッセージを送るとより気持ちが伝わるかもしれません。また、寄せ書きをするために、友人と久しぶりに会えたのでよい機会になったと感じたママもいるようです。
オンラインの寄せ書きサービス
出産を控えた高校のときの友人に寄せ書きを渡したかったのですが、メッセージをもらう友だちがみんな忙しく集まることができなかったため、オンラインで寄せ書きを作れるサービスを利用しました。女の子を出産予定とのことだったので、かわいい色味のデザインを選びました。
オンラインで寄せ書きが作れるサービスを使ったという声もありました。顔写真を入れたり色を選択できたりと、デザインを選べた点がよかったと感じたママもいるようです。
【関係性別】出産に寄せたメッセージの例文
友人や職場の人などといった関係性別に、出産に寄せたメッセージの例文を紹介します。
友人へ向けて
「はじめて妊娠の話を聞いたときは、自分のことのように嬉しかったよ。残り少ない妊婦生活、体調に気をつけながら楽しんでね。赤ちゃんが生まれたらお祝いしに行かせてね。」
妊娠が自分のことのように嬉しいというメッセージは、温かみがあってよいですね。友人など気兼ねのない親しい間柄の人には、妊婦生活を楽しんでほしいという気持ちや、赤ちゃんの誕生をお祝いをしたいという気持ち、子どもの誕生を自分のことのように楽しみにしていることを伝えると、もらった人も嬉しく感じられるかもしれません。
会社の同僚へ向けて
「妊娠中もお仕事お疲れさまでした。無理をしないように、まずは出産まで体調に気をつけてね。またいっしょに仕事ができる日を楽しみにしています。」
「この度はご懐妊おめでとうございます。いつも助けて頂きありがとうございます。〇〇さんが戻ってくるまで、私もひと回り成長できるように頑張ります！今は仕事のことは忘れて、ご家族とゆっくり過ごしてくださいね。」
会社の同僚へ向けては、これまでの頑張りを労う言葉や職場復帰後のことを考えたメッセージにするとよいでしょう。育休後に職場に戻れるか不安を感じる人もいるかもしれないため、またいっしょに仕事がしたいと感じられるメッセージは喜んでもらえそうですね。
上司または部下に向けて
「ご懐妊おめでとうございます。産休前までの仕事お疲れさまでした。 お仕事のことは心配なさらず、残りの妊婦生活、お身体を大事にすごしてくださいね。」
上司や部下には、仕事への労いの言葉や心配はいらないということを伝えると、安心して出産に臨めるかもしれませんね。他にも、男性がメッセージを送る場合や、出産をする人とあまり親交がない場合は、体調を気づかう言葉を添えたという声がありました。
取引先の方に向けて
「この度は、誠におめでとうございます。お身体が大変な時期にも関わらず、丁寧なご連絡をいただきありがとうございます。産休中は引継ぎをしていただいた〇〇様とやり取りをさせて頂きますので、どうぞご安心くださいませ。母子ともに安らかな出産になることをお祈りしています。」
仕事で関わりのある方から産休の報告があった場合は、今後の業務について、引継ぎの方の名前を出して伝えておくと、お休みの間も安心できるかもしれません。ていねいな言葉遣いを基本に、出産に向けて温かみのある言葉を付け加えると、心のこもったメッセージになるのではないでしょうか。
メッセージを書く上で意識したいこと
メッセージを送ったとき相手に喜んでもらうためには、どのようなことを意識するとよいのでしょう。ママやパパにメッセージを書く上でのポイントを聞いてみました。
ポジティブな言葉を使う
「あなたなら元気な赤ちゃんが生まれますよ」や「出産がんばってください」といった言葉は、プレッシャーを与えるような気がしたので使わないようにしました。「祈っています」や「妊婦生活を楽しんで」という言葉に替えました。
職場の人にメッセージを書くとき「これまでお疲れさま」というような言葉を使ってもよいかと相談したら、産休取得歴があり子育て経験者の妻にそれは「もう戻ってこなくてよい」と受け取るのではないかと言われ、妊娠中の体調を気づかう言葉などに選びなおしました。
メッセージを書くとき、言葉選びに気を付けたという声がありました。期待やプレッシャーを与えるような言葉は避ける傾向にあるようです。男性から妊婦の女性へのメッセージ内容に迷ったときは、気兼ねのない身近な人に相手の受け取り方がどうかなど相談してみるとよいかもしれませんね。
読みやすいように工夫して書く
余白を作らないように文字のサイズに気をつけました。絵が描いてあるデザインの色紙を選び、1人あたりの書くスペースを決めてから、空いている部分には、赤ちゃんやお祝いらしいシールを貼りました。
読みやすくなるよう、色紙など書くもののデザインを選ぶ以外にも、余白を作らないようにしたり、文字のサイズに気をつけたりしたママもいるようです。余白があるときは、温かみのあるシールやその人の人柄に合わせた絵を描くなどして、気にならないよう工夫してみるとよいかもしれません。
出産を控えた人に喜ばれるプレゼント
メッセージといっしょにプレゼントを渡したいという方もいるのではないでしょうか。どのようなプレゼントが喜ばれるのか、ママたちに聞いてみました。
タオルセットを贈りました。タオルは、入院中の必須グッズのひとつですし、受け取るほうも気兼ねや好き嫌いがなく、無難な贈り物だと思います。
セルフケアを欠かさない友人へハンドクリームとボディクリームを選びました。妊娠線予防のため、ボディオイルやボディクリームを塗りたいと聞いていたので、あまりにも香りが強いものは好き嫌いが分かれると思い、オーガニック系で、香りの少ないものを贈りました。
私が退職するときに贈り物をくれた会社の同僚だった人が産休に入るということで、お返しとしてプレゼントを用意したいと思いました。私自身、子育て経験者ではなく、なにがよいか分からなかったので、サブスクギフトカードを贈ることにしました。
出産を控えた人に喜ばれるように、妊娠中はもちろん赤ちゃんが誕生したあとも使えるようなプレセントを贈っている方が多いようです。好き嫌いがないものや、ギフトカードなど使うタイミングを選ばないものは、どんな人にも喜ばれるプレゼントかもしれません。
もらって嬉しいメッセージを送ろう
今回の記事では、出産を控えた人へのメッセージについて、使ったものや書くときに意識したことなどを体験談を交えて紹介しました。
出産を控えた人にメッセージを送るとき、関係性やメッセージの集めやすさを考えて、色紙やアルバムを作ったママたちもいるようです。
友人の場合は、子どもの誕生をいっしょに楽しみにする気持ちや、赤ちゃんの誕生をお祝いする気持ちを伝えるママやパパが多いようです。職場の同僚の場合、体調に気づかったり、またいっしょに仕事をしたいことを伝えると良いようです。上司の場合は、仕事への労いの言葉や心配いらない旨の気持ちを伝えると、安心して出産に臨めるかもしれません。
今回ご紹介したメッセージの例文などを参考に、ポジティブなメッセージなど関係性にあった言葉選びや、デザイン・文字の大きさなど読みやすい工夫をして、お祝いの気持ちが伝わり、相手に喜ばれるメッセージを送れるとよいですね。
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友人が2カ月後に出産を控えているので、友だち5人で寄せ書きを渡したいと考えています。出産を応援するような内容にしたいのですが、何に書いたらよいかやどのようなデザインのものを選んだか知りたいです。