こちらの記事も読まれています
出産祝いメッセージをメールで送ろう。ビジネス関係や友達あての文例など
相手との関係にあわせた文例を公開
出産の報告を受けたときは、男性も女性も「おめでとう」というお祝いの気持ちをメールで一言送りたいと考えるのではないでしょうか。今回の記事では、出産祝いメッセージの文章作りのポイント、会社の職場の同僚・先輩や取引先などビジネス関係や友達といった対象別のお祝いメールの返信文例、お祝いメール作成で意識したこと、LINEの場合やギフトとあわせた送り方などを体験談を交えて紹介します。
出産祝いメッセージをメールで送りたいとき
妊娠中だった方から出産報告をメールで受けたとき、お祝いの言葉を返信したいと考えるママやパパもいるようです。どのようなシーンで出産祝いメッセージを送りたいと感じたのかを経験者に聞いてみました。
20代ママ
30代パパ
会社でお世話になっている取引先の方から、出産報告のメールが届きました。長い間お世話になっていた方なので、お祝いのメールを返信しようと考えました。
友達や会社の取引先の方から出産報告があったとき、お祝いのメールを送りたいと感じたママやパパもいるようです。なかには、産休に入っていた同僚から出産報告を受けたときに、会社の仲間とお祝いメールを送ろうと考えたという声もありました。
出産祝いメッセージのメール文面作りのポイント
出産祝いメッセージの文章を作成するとき、どのようなポイントがあるのでしょうか。出産祝いメッセージの文章作りのポイントを聞いてみました。
気遣いやねぎらいの言葉を入れる
20代ママ
出産を終えた友達の体を気遣う文章を入れました。出産までの期間、さまざまな思いを感じていたことを知っていたので、体だけでなく気持ちの面でもいたわる内容にしたいと思いました。
メッセージのなかに、出産後の相手に対して気遣いやねぎらいの言葉を入れたママがいるようです。メールを受け取った相手も、自分のことを思いやってくれる内容が入っていると嬉しいと感じてくれるかもしれませんね。
赤ちゃんの誕生をお祝いする文章にする
30代ママ
メールを打つときは、赤ちゃんの誕生をお祝いする文章を考えました。縁起のよい言葉を選び、丁寧な文章にまとめるとお祝いらしい文章になったと思います。
赤ちゃんの誕生を祝い、健やかな成長を願う文章に整えるのもよいかもしれません。妊娠期間中の相手がどのような気持ちで赤ちゃんの誕生を待ち望んでいたのかを想像し、相手の気持ちに寄り添った内容にすると喜ばれたという声もありました。
相手との関係性にあわせる
40代パパ
メールの文章を作るとき、相手との関係性を重視しました。相手がビジネス関係の場合は、丁寧な文章を心がけながらも固くなりすぎない文章がよいと思います。
相手との関係にあわせるのもポイントのひとつのようです。友達とビジネス関係の方では、親密度が違うことから、あまりくだけた内容にしないよう意識するとよいかもしれませんね。
【対象別】出産祝いメッセージのメール文例
相手との関係によって、出産祝いメッセージの文章は変わってくるようです。ママたちに聞いた、ビジネス関係や友達、親戚、先輩など対象別の出産祝いメッセージの文例を紹介します。
ビジネス関係
「◯◯株式会社 ◯◯部
◯◯様
お世話になっております。◯◯商事の◯◯でございます。
平素より格別のご愛顧を賜り、御礼申し上げます。
この度は、ご子息様のご誕生、おめでとうございます。
母子ともにご健康とお伺いし、重ねてお喜び申し上げます。
ご子息様の健やかなる成長を、心よりお祈り申し上げます。」
「◯◯さん
ご出産おめでとうございます。
お忙しいと思いますが、くれぐれもお体ご自愛ください。
またいっしょに仕事できる日を楽しみにしています。」
会社の取引先相手の方と同僚に宛てたメールの文例です。ビジネス関係の方へ出産のお祝いメールを送る場合、普段の相手とのやりとりにあわせて丁寧な言葉遣いの文章にまとめるとよいようです。
友達
「◯◯へ
出産おめでとう!
◯◯の体調はどうですか?無理をせず大事にしてください。
落ち着いた頃に会いに行きたいです。
ママになった◯◯と赤ちゃんに会える日を楽しみにしています。」
出産を終えた友達を気遣う内容を入れ、次に会える機会を楽しみにしていることを書くのもよいかもしれません。友達ならではの親しみをこめた内容にすると、メールを受け取った相手も喜んでくれたという声もありました。
親戚
「◯◯ちゃん、ご出産おめでとうございます。
小さな頃から知っている◯◯ちゃんがママになったと聞き、嬉しい気持ちでいっぱいです。
赤ちゃんがすくすく元気に成長していくことを願っています。」
親戚の場合、子ども時代のエピソードを交えた内容にするのもよさそうです。親戚の集まりなどで次に会う機会が決まっている場合は「◯月に会えるのを楽しみにしています」と書き加えるのもよいかもしれません。
職場の先輩・上司
「〇先輩
この度は、ご出産おめでとうございます。
母子ともにご健康と伺い、安心しました。
仕事のことは気にせず、ゆっくり静養ください。
お子様の健やかな成長と、ご家族のご健康を心よりお祈りしております。」
先輩や上司など目上の方へは、敬語を使ったフォーマルな言い回しにするとよいでしょう。
産休中の仕事は問題ない、また会う日を楽しみにしているなど、育児に専念しやすい文言を入れるとより好印象です。
出産祝いメッセージ作成で意識したこと
出産祝いメッセージを作成するとき、どのようなことを意識して作るとよいのか知りたいママもいるかもしれません。出産祝いメッセージ作成で意識したことを聞いてみました。
短めの文章にまとめる
20代ママ
出産後は体も疲れていると思ったので、メールの文章が長くならないように意識しました。慣れない赤ちゃんとの生活の空き時間にサッと読んでもらえるように、伝えたいことを短めにまとめて送りました。
20代ママ
出産祝いメッセージを送る際、相手の状況を考えて一言だけ添えることにしました。「おめでとう!」という短いメッセージでも、気持ちは十分に伝わると思いました。特に男性の場合、簡潔な言葉でお祝いの気持ちを伝えるのがよいかもしれません。
お祝いの気持ちを一言などの短文にまとめてメールで送信した方がいるようです。1日に何度も授乳やオムツ替えをする新生児との暮らしは、まとまった休憩時間をとりにくいこともあるようなので長文にならないよう意識するのもよいかもしれません。
送るタイミングを考える
30代ママ
友達が出産後すぐにメールで知らせてくれました。報告してくれたタイミングが夜だったので、これからメールを送ると食事や入浴などで忙しい時間帯かもしれないと考え、翌日の午前中に送信しました。
30代ママ
出産祝いメッセージを送るタイミングは、相手の生活リズムを考慮しました。赤ちゃんのお世話で忙しい時間帯を避け、午前中や午後の比較的落ち着いた時間に送るようにしています。また、子育て経験者として、産後の大変さを理解しているので、返信を急かさないよう一言添えるのも大切だと感じました。
入院中の相手に配慮し、メールを送るタイミングを考えたママもいるようです。ビジネス関係の方から出産報告をいただいたときは、自分の昼休みや退勤後のタイミングにお祝いのメールを返信したという男性の声もありました。
子育て経験者ならではの言葉を添える
30代ママ
自分も子育て中なので、出産祝いメッセージには経験者ならではの温かい言葉を添えるようにしています。「大変な時期もあるけど、赤ちゃんの成長が何よりの喜びになるよ」というようなメッセージを送ると、相手も心強く感じてくれるようです。
40代パパ
子育て経験者として、出産祝いメッセージには実践的なアドバイスも添えています。たとえば後輩男性に対しては「夜中の授乳は協力して奥様をサポートするのが大事だよ」といった具体的な一言を盛り込むと、より役立つメッセージになると思います。
子育て経験者ならではの言葉を添えることで、お祝いのメールがより温かみのある内容になります。実体験に基づいたアドバイスや励ましのメッセージは、新米ママやパパにとって心強い支えとなるでしょう。ただし、押し付けがましくならないよう、相手の状況や関係性に応じて適切な表現を選ぶことが大切です。
オンライン寄せ書きを利用した
20代ママ
職場の同僚が出産したとき、オンラインの寄せ書きツールを使ってみんなでお祝いのメッセージを作りました。各自が好きな色味で手作りメッセージを書き込み、最後にまとめて送ったところ、とても喜んでもらえました。
30代パパ
友人夫婦の出産祝いに、LINEのグループ機能を使って寄せ書き風のメッセージを作成しました。みんなで赤ちゃんの誕生を祝う言葉を書き込み、最後にギフトカタログのURLも添えて送りました。オンラインでも心のこもったメッセージを送れてよかったです。
出産のお祝いを「LINE」で送ってもよい?
普段からLINEで連絡を取り合っているなど、相手との関係性によってはメールではなくLINEで出産祝いのメッセージを送った方が都合がよい場合もあるでしょう。
30代ママ
親しい友達の出産祝いは、LINEで送りました。スタンプや絵文字を使って華やかな雰囲気を出しつつ、赤ちゃんの写真を見せてもらえるのを楽しみにしていると伝えました。LINEなら気軽にやりとりができて、相手も返信しやすいと思います。
40代ママ
会社の同僚の出産祝いをLINEで送る際は、気を付けて文面を考えました。ビジネスライクになりすぎず、かといって砕けすぎない言葉選びを心がけました。最後に「赤ちゃんとの新しい生活、心からおめでとうございます」と締めくくり、温かみのあるメッセージになるよう工夫しました。
LINEでは、メッセージと一緒にお祝い用のギフトなどを贈ることもでき便利です。お祝いや相手へのねぎらいの言葉を忘れずに入れ、相手の負担にならないよう短文にした、スタンプや絵文字を使って華やかにお祝いしたという声もありました。
出産祝いギフトとあわせて送る場合
出産祝いのメッセージにギフトを添えることで、より心のこもったお祝いになります。ギフト選びの際は、新しい家族の生活に役立つものや思い出に残るアイテムを考えると喜ばれるでしょう。メールやLINEでのメッセージと合わせてギフトを贈る際の体験談をご紹介します。
30代ママ
友達の出産祝いに、オンラインショップで選んだベビー服と一緒にお祝いのメッセージカードを送りました。メールでも別途お祝いの言葉を送り、ギフトが届くことを伝えました。後日、赤ちゃんがその服を着た写真付きのお礼メールが届き、とても嬉しかったです。
30代パパ
同僚男性の出産祝いに、オフィス全体でギフトを選びました。赤ちゃん用の淡い色味の食器セットを贈ることにし、みんなで寄せ書きしたメッセージカードも一緒に送りました。メールでもお祝いの言葉を送り、ギフトの使い心地などを後日教えてもらえるのを楽しみにしていると伝えました。
30代ママ
遠方に住む従姉妹の出産祝いに、手作りメッセージカードと一緒にベビーアルバムを贈りました。カードには赤ちゃんの誕生を祝う温かい言葉と、アルバムに家族の思い出をたくさん残してほしいという気持ちを込めました。LINEでも簡単なお祝いのメッセージを送り、ギフトが無事に届いたか確認しました。
出産祝いのギフトを贈る際は、メールやLINEでのメッセージと組み合わせて、より心のこもったお祝いになると考える方が多いようです。ギフト選びでは、実用的なものや思い出に残るアイテムが喜ばれそうですね。また、手作りメッセージカードを添えることで、贈り主の温かい気持ちがより伝わりやすくなるかもしれません。
オンラインショップを利用すれば、遠方の友人や親戚にも簡単にギフトを送ることができます。その際、別途メールやLINEでお祝いの言葉を送り、ギフトが届くことを伝えるのがマナーです。職場の同僚への出産祝いでは、みんなでギフトを選び、寄せ書きのメッセージカードを添えるなど、協力して心のこもったお祝いを準備するのもよいでしょう。
ギフトの内容よりも、赤ちゃんの誕生を心から祝福する気持ちを伝えることが大切かもしれません。ギフトとともに送るメッセージには、新しい家族の幸せを願う温かい言葉を添えましょう。
出産祝いで使用してはいけない言葉
出産祝いのメッセージを送る際、喜びと祝福の気持ちを込めることが大切ですが、意図せず相手を不快にさせたり、不安にさせてしまう言葉があるので注意しましょう。
ほかにも縁起が悪いことを連想させるため、慶事には避けるべきとされている「忌み言葉」と呼ばれる表現にも注意が必要です。以下で見ていきましょう。
苦労や大変さを強調する
育児の難しさや体の変化に触れすぎるのは控えましょう。「これからが大変だね」「夜泣きで睡眠不足になるよ」などの言葉は、新米ママやパパを不安にさせる可能性があります。代わりに、喜びや楽しみを強調する表現を選びましょう。
子どもの外見に関する決めつけ
「きっと可愛い赤ちゃんでしょうね」「お母さん似で美人かな?」といった外見に対する言及は、ルッキズムを助長させるため好ましくないでしょう。外見ではなく、健康や幸せを願う言葉を選ぶのが無難です。
プレッシャーを与える表現
「早く次の子も!」「男の子?女の子?」といった、将来の出産や性別に関する内容は控えめにしましょう。家族計画は個人的な問題であり、プレッシャーを感じさせてしまう可能性があります。代わりに、現在の喜びに焦点を当てたメッセージにできるとよいでしょう。
忌み言葉に注意
日本の文化では、出産や子育てに関連して避けるべき「忌み言葉」があります。一例としては「苦しい」「痛い」「泣く」「病気」などのネガティブな言葉や、「最後」「終わり」を連想させる表現がこれにあたります。
また「切れる」「流れる」「破れる」「絶える」といった言葉も、使用を避けてほかの表現に置き換えるのがふさわしいようです。
できるだけポジティブで前向きな言葉や、「すくすく」「元気」「健やか」など、幸せや健康を連想させる言葉を使うのが良いでしょう。
出産祝いに心のこもったメッセージを送ろう
出産報告を受けたとき「おめでとう」というお祝いの気持ちをメールやLINEで伝えたい方もいるようです。出産祝いメッセージの文章作りのポイントは、相手への気遣いやねぎらいの言葉を入れたり相手との関係性にあわせたりするとよいかもしれません。
会社や取引先などビジネス関係や先輩の方へメールを送る場合、丁寧な言葉遣いを意識するとよさそうです。親しい友達や親戚の場合、次に会える機会を楽しみにしているという内容を書いた方もいました。
また、子育て経験者ならではの温かいアドバイスを添えたり、オンライン寄せ書きを活用して複数人のメッセージをまとめたりするのも効果的です。LINEを使う場合は、スタンプや絵文字で華やかな色味を出すのもよいでしょう。ギフトと組み合わせる際は、手作りメッセージカードを添えるなど、一層心のこもった贈り物になるよう工夫してみてください。
どのような形式で送るにせよ、赤ちゃんの健やかな成長と新しい家族の幸せを心から願う気持ちを込めることが最も大切です。今回の記事の文例や体験談を参考に、温かみのある言葉で祝福のメッセージを送りましょう。
出産後の疲れた状態の相手が読むことを想像し、短めの文章にまとめるなどして相手を思いやったお祝いメールを作成できるとよいですね。
友達が出産したとき、一番に報告のメールをくれたことが嬉しかったです。出産後の友達にお疲れ様という気持ちや赤ちゃんの誕生をお祝いする気持ちを伝えたいと思いました。