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出生届提出後マイナンバーはいつわかる?赤ちゃんのマイナンバーカードの申請方法
出生届を提出すると、赤ちゃんのマイナンバーはいつ知ることができるのか気になるママもいるかもしれません。今回の記事では、マイナンバーとは何か、赤ちゃんのマイナンバーが必要な場面とマイナンバーの便利な使い方、赤ちゃんのマイナンバーはいつわかるのか、マイナンバーカードの取得方法についてご紹介します。
マイナンバーとは
デジタル庁のホームページによると、マイナンバーとは、日本に住民票があるすべての人が発行の対象となります。マイナンバーは12桁の番号のことで、社会保障制度、税制、災害対策など、法令又は条例で定められた事務手続きにおいて使用されます。マイナンバーを使用することで、行政手続きの必要書類が少なくなったり、事務処理もスムーズになるといわれています。これにより、行政の効率化、国民の利便性の向上、さらに公平・公正な社会を実現を図ることを目的とした制度をマイナンバー制度というようです。
マイナンバー制度は2016年1月1日より導入された制度です。マイナンバー制度では、デジタル化の手続きが順次進められ、今後もさまざまな手続きがオンラインで可能になるといわれています。
赤ちゃんにマイナンバーは必要?
赤ちゃんにも割り振られるマイナンバーですが、赤ちゃんにもマイナンバーが必要なときはあるのか気になるママもいるかもしれません。実際に、赤ちゃんのマイナンバーが必要なときやマイナンバーの便利な使い方をご紹介します。
赤ちゃんのマイナンバーが必要なとき
デジタル庁の資料によると、児童手当の申請や預貯金口座を開設するときなどに、市町村や銀行、郵便局などに赤ちゃんのマイナンバーを伝えるとされています。出産後のさまざまな手続きをする前には、赤ちゃんのマイナンバーを確認できるとよいかもしれません。
その後も、子どもの成長に伴って、就職するときや税金の手続き、年金給付の手続きなど、生活のさまざまな場面でマイナンバーが必要となるようです。
マイナンバーの便利な使い方
デジタル庁の資料によると、マイナンバー制度ができたことにより、各種手続きの際に添付書類の準備や提出を省略できるといった便利な面があるようです。また、マイナンバーカードを申請して作ることで、公的な身分証明書として使えたり、コンビニで住民票の写しなどの証明書が取得できたりする市町村もあるとされています。
赤ちゃんのマイナンバーはいつわかる?
出生届を出した後のさまざまな手続きをする上で、マイナンバーが必要になる場面があるようですが、実際に赤ちゃんのマイナンバーはいつわかるのでしょうか。赤ちゃんのマイナンバーが決まるタイミングや、通知がくる前にマイナンバーを知る方法をご紹介します。
マイナンバーが決まるとき
デジタル庁のホームページによると、赤ちゃんのマイナンバーは出生届を提出し、住民票が登録されるときに番号が割り振られるとされています。赤ちゃんのマイナンバーを決めるために、出生届以外に何か特別な申請をする必要はないようです。
なお、出生届は出生日を含む14日以内に出生の届出をすることが義務付けられているようです。
マイナンバーを知りたいときは?
デジタルのホームページによると、日本に住民票があるすべての人がマイナンバー発行の対象となるため、赤ちゃんのマイナンバーは出生届を提出して住民票登録が終わった後に送られてくる、マイナンバー通知書を確認することで知ることができるようです。
マイナンバー通知書は、新生児の場合、住民票が登録されてから3週間ほどで簡易書留で届くとされています。自治体によっても異なるかもしれないので、いつ頃届くか知りたい場合は確認してみるのもよいかもしれません。
マイナンバーは、マイナンバー通知書のほか、マイナンバー入りの住民票を自治体で発行してもらうことで知ることもできるようです。
※マイナンバーを通知するために送付されていた「通知カード」は令和2年5月25日に廃止されました。
マイナンバーカードの取得方法
マイナンバー総合サイトによると、マイナンバーが記載された顔写真つきのマイナンバーカードを取得すると、マイナンバーカード1枚で本人確認ができたり、コンビニで住民票などの公的な証明書を取得できたり、自治体サービスなどのさまざまなサービスにも使えるとされています。赤ちゃんが生まれたら、マイナンバーカードを申請しようと考えるママもいるのではないでしょうか。ここでは、マイナンバーカードの取得方法についてご紹介します。
申請方法
マイナンバーカード総合サイトによると、15歳未満のマイナンバーカードの申請の際には、法定代理人による申請が必要なようです。赤ちゃんのマイナンバーカードを申請するときには、パパやママが手続きを行うとよさそうです。
マイナンバーカードを申請するときは、「オンライン申請」「郵便による申請」「まちなかの証明写真機による申請」の3つの届出方法があるとされています。
「オンライン申請」はパソコン、スマートフォンのいずれかで届出をすることができます。「郵便による申請」は申請書類を郵送する方法で届出をします。郵送の場合の申請書類の裏面に申請書類の書き方が記載されています。書き方に自信がないという方も裏面を見ながら、記入することができるでしょう。「まちなかの証明写真機からの申請」は、まちなかに設置されている証明写真機で撮影した写真を用いて、マイナンバー申請をする方法です。
マイナンバーカードの交付申請書を記入して郵送したり、交付申請用のWEBサイトにアクセスし、必要事項を入力して申請したりと、それぞれの申請方法によってやり方が変わるようです。申請のしやすさなど、自分に合った申請方法を選ぶとよいかもしれません。
赤ちゃんの申請写真の撮影方法
マイナンバーカードの申請には顔写真が必要なようです。1人で椅子に座ってじっとすることができない赤ちゃんの場合は、どのようにして写真を撮影すればよいのでしょうか。
マイナンバーカード総合サイトによると、赤ちゃんを布団などの上に寝かせて撮影する方法と、誰かが赤ちゃんを抱いて撮影する方法の2つがあるとされています。背景に柄があったり、顔が横向きだったりすると申請写真として受理されないこともあるようです。
真っ白なシーツの上に寝かせて真正面から撮影したり、赤ちゃんを抱っこする人が白い布を被ったりするという方法もあるとされています。
受け取り方法
マイナンバーカード総合サイトによると、マイナンバーカードの交付準備が整うと自宅にマイナンバーの交付通知書というハガキが自宅あてに届くようです。
マイナンバーカードは、原則として本人が受け取るとされているようですが、赤ちゃんなど、15歳未満の子どもは、法定代理人であるママやパパが同行するとされています。マイナンバーカード受け取りの際には。赤ちゃんと保護者について以下のものが必要書類とされているようです。
【赤ちゃんに関する書類】
- 交付通知書
- 本人確認書類
- (持っている場合)個人番号通知カード
- (持っている場合)住民基本台帳カード
【保護者に関する書類】
- 本人確認書類
- 法定代理人であることがわかる戸籍謄本などの書類 (ただし、本籍地が市区町村の区域内である場合は不要)
- (持っている場合)個人番号通知カード
- (持っている場合)住民基本台帳カード
上記の書類を提出したあと、マイナンバーカードの暗証番号の設定も必要となります。赤ちゃんに関連する手続きをする際に必要となりますので、暗証番号を忘れないよう気をつけましょう。
出生届を出したらマイナンバーを確認しよう
今回の記事では、マイナンバーとは何か、赤ちゃんのマイナンバーが必要な場面とマイナンバーの便利な使い方、赤ちゃんのマイナンバーはいつわかるのか、マイナンバーカードの取得方法についてご紹介しました。
赤ちゃんの出生届を提出するとマイナンバーが割り振られ、児童手当を申請するときなど、赤ちゃんでもマイナンバーが必要な場面があるようです。赤ちゃんのマイナンバーカードを作りたいときは、ママやパパが申請や受け取りをするとよいかもしれません。出生届提出後には、マイナンバー通知書や住民票でマイナンバーを確認できるとよいですね。
※記事内で使用している参照内容は、2024年9月9日時点で作成した記事になります。